弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

人としてどう思いますか!!

2014年07月30日 | 経験談・感じたこと
先日、市役所の法律相談の割り当てがあり、某市役所の法律相談員として従事してきました。


普段は企業からの依頼に基づく案件ばかりやっているところ、市役所の法律相談は市民相談=個人からのご相談ばかりですので、やはり勝手が違います。

ただ、離婚、相続、金銭といった問題は、企業経営者や従業員からの個人的な相談で対応する必要が出てくる場合がありますので、弁護士であれば知っておいて然るべきという知識になります。

したがって、さすがに全く知識が無く対応不可ということは無いのですが、市役所相談の場合、ときどき感情むき出しで来られる方がいて、こういった対応は四苦八苦します。
(日常業務であれば、冷静に話ができない方からのご依頼はお断りすればよいだけなのですが、市役所の法律相談の場合、お断りすることができません)

そして、こういった方からのご相談内容に限って、法律的には如何ともしがたいというパターンになることが多く、さらに頭を悩ませることになります。




先日の相談でも、一方的に大声でまくしたてる方がいらっしゃったので、何となくいやな気がしていたのですが、案の定、法律的には不利な結論しか出ないといったものがありました。

弁護士として嘘をつくわけには行きませんので、心苦しいですが、「法的には…」という説明をしたところ、ますますご相談者はヒートアップしてしまい、

「先生!人としてどう思いますか!!」

と何度も怒鳴られました。




怒鳴なれようが、何をしようが、結論を変更するわけには行きませんし、そもそも論として私は弁護士であり、法的な知識は持ち合わせてはいるものの、それ以外については回答のしようが無い立場です。

したがって、「人として…と言われましても、私にはいかんとも回答ができない」という他ありません。




結局は、大声で「分かりました。もう結構!!!」といって部屋から出ていきましたが、まぁ、何とも後味が悪いですね。。。




まぁ、こういうときもあるさ…と考えて、気にしないようにします。






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顧客を呼び込むためには、常に連絡が取れる弁護士になる必要性あり…

2014年07月28日 | 経験談・感じたこと
先月末くらいから、慣れない営業を行っています(アンケートDMの送付、回答先へのアポ取り、現地訪問)。


ちなみに、まだまだ営業の効果が出たとは言えません。

が、直接お会いし、今後は連絡頻度を増やすことで、何か成果が出ればいいなぁ…と長期戦を念頭に置いていますので、今のところは訪問したという事実だけで満足しています(笑)。




さて、偶々ですが、先週ご訪問した会計事務所より、本日朝一番で「急ぎで相談に乗ってほしいお客さんがいる」という電話連絡があったようです。

直ぐに担当事務よりメールをもらったのですが、残念ながら、私が電車移動中であり、直ぐには折り返すことができませんでした。

駅に到着し、少し人通りが少ない場所を見つけて折り返し連絡してみたところ、残念ながら他の弁護士に既に依頼したとのことでした。。。



残念ですが、まぁ、急ぎのお客さんであれば仕方がないかなと思います。



でも、このやり取りで改めで学んだのが、やはり、「顧客満足を上げるためには、直ぐに連絡を取れる体制にしておくこと」です。


事務所の連絡体制を含めて、お盆休み期間中に考えてみようと思います。







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老いを感じる…(苦笑)

2014年07月25日 | 経験談・感じたこと
今週は一泊二日で東京・横浜に出張していました。


夕方に東京到着、そのまま打合せ等を行い、安ホテルで一泊、朝はラッシュアワーの中で横浜に向かい、打合せ等を行い、打合せ終了後そのまま大阪に帰るというスケジュールだったのですが、大阪に到着してから体が重いです。。。


新幹線の中では、ひたすらPCと睨めっこして仕事をしていましたので、ある意味、普段よりもハードワークだったとは思うのですが、こんなに体が重いのは初めてです。


20代のころは、朝10時の東京地裁の裁判出廷のために、始発に近い新幹線に乗り、裁判終了後、大阪にとんぼ返りし、14時頃には大阪に戻る…ということもやっていましたし、上記のようなスケジュールは昨年末もやっているのですが、別に平気でした。



アラフォーになっているので、そろそろ体にガタがきているのでしょうか。。。

昨年の健康診断ではガンの疑いありで再検査になったり(結局は問題はなかった)、色々と健康面で気を付けなければならないことは分かっているのですが、仕事があると「早く対処しなきゃ!」と思ってしまい、どうしても無理をしがちになるようです。



自分の年齢に合わせた業務遂行方法を検討しなければならないのかもしれません…。






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代行サービス

2014年07月21日 | 経験談・感じたこと
先ほど休憩がてらにヤフーを見ていたところ、「注目のキーワード」で宿題代行サービスが1位になっていました。
(ちなみに、今日は休日出勤して、先週までにやり残したことの対応と、明日からスムーズに業務遂行できるための準備を行っています)


宿題代行サービス自体は数年前より存在しており、改めてネタになるようなことではないかと思うのですが、おそらくテレビなどに取り上げられて注目度が上がっているのだと思います。

ちなみに、ネット上では宿題代行サー椅子については批判的な意見が多いみたいです。




私の場合、古典的な発想にはなるのですが、「宿題を自分で片付けられないような奴は、後で苦労するだけ」だと思っていますので、その意味では批判的です。

ただ、ふと思ったのですが、代行サービスというカテゴリーで考えた場合、私がっている弁護士業、特に訴訟や交渉代理なんて、「代行サービス」の最たるものではないでしょうか。。。


訴訟代理や交渉代理について、さすがに主要論調が批判的ということは無いとは思うのですが(ただし、個別案件で相手方より「弁護士を入れるのは不誠実だ」「弁護士とは話をしない」等々の批判をうけることはあります…)、何が批判の対象となるのかは、非常に主観的な問題であり、相対的な違いに過ぎないのではと思うところがあります。



もしかしたら、宿題代行サービスもあと数年で市民権を得てしまって、当然のように受け入れられてしまうのかもしれません。
(弁護士もそのうち法学部生向けに、レポート代行サービスなんてやりだす世の中になってしまうのかな…。)







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商売の原理を見せつけられる

2014年07月16日 | 経験談・感じたこと
私が執筆した「情報管理に強くなる法務戦略」が、突然アマゾンで売り切れてしまった件ですが、その後、アマゾンでは、定価の倍近くで中古品が出品されています。
(このブログを書いた時点では中古品が5冊出ています)



ちなみに、突然売れ出した理由ですが、グーグル先生に色々と聞いたところ、どうやら日曜日の日経新聞朝刊に上記書籍が紹介されていたようです。
(グーグル上では「書評」という表現されていましたが、書評ではないような…)

このため、日経新聞を読んだ方々が購入したのだと思われます。
(恐るべし、日経新聞の影響力!)




それはともかく、普通に大きめの本屋に行けば、定価で売られているはずの上記書籍について、アマゾン上では倍近くの値段設定で売られていることには違和感を持っています。

ニーズがあれば高く売れるので、商売の原理原則論からすれば、当然の行動なのは頭では理解はできますが。。。
(なお、よからぬことを考えた場合、私は執筆者割引で出版元から購入できます。なので、アマゾンで中古品を定価にて出品することもでき、一儲けできるかもしれません。が、さすがにそんなことしたら、出版元から怒られそうです。)











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突然1位に…

2014年07月13日 | その他
2月末より、私が単独執筆した「情報管理に強くなる法務戦略」が本屋等で販売され始めました。


販売が開始され約4カ月が経過したので、そろそろ何冊くらい売れたのかな…というのが気にはなっていたのですが、さっきアマゾンを覗いたところ、な…なんと

◆ビジネス法入門1位

◆法律入門5位

にランクインされていました!!



しかもアマゾンでは売り切れになってしまい、入荷待ち状態になっています。



こんなに時間が経過してからのランクインに少し驚きです。。。
(何が起こったんでしょうか)




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建前と本音

2014年07月09日 | その他
顧問先が50周年記念パーティーを行うとのことで、私も参加させていただけることになりました。


大変喜ばしいことですので、当然「お祝い」ということになるのですが、顧問先からの案内状には「ご祝儀は遠慮します」とはっきり明記されています。


ただ、文字通り受け取ってしまった良いのかは正直分かりません。。。


一般的なマナーとしては、「そうは言っても…」というところがあるからです。




事務に指示して、こういった場合のマナーはどうするべきかということを調べてもらいましたが、今一つ腑に落ちていません。


あえて、ご祝儀を持参するべきか、祝電を先に打っておくべきか、会場にお花でも贈るべきか…、悩ましいです。







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月5万円の法律事務所

2014年07月05日 | 経験談・感じたこと
大阪弁護士会が会員(弁護士)向けに発行している月刊誌があるのですが、6月号で


◆「月5万円の法律事務所」をはじめてみませんか


という特集記事を今後掲載していく予定であることが記載されていました。



要は、徹底的に固定費を削減して法律事務所を立ち上げることが可能かを検証する記事のようです。
(ただ、この企画に参加する若手弁護士を募集していることからして、当該若手弁護士を人柱にしながらの記事になるのではという気もしないではないですが…)



こういった企画記事を書くこと自体は、別に反対はしません。


が、どうせ書くなら、固定費の中でも一番対価の内容が見えてこない「弁護士会費」について、削減可能かの検証記事を出してほしいと思うのは、私だけでしょうか…

(特に当地大阪は、毎月の弁護士会費のみならず、国選弁護報酬、破産管財報酬、市役所の法律相談担当時の報酬、LAC使用による保険会社から支払われる弁護士報酬など、少し油断をすると、思わぬところから「天引き」されて手取りが減ってしまう、全国的にも珍しい独特の会費徴収システムを採用しています。
業務改革も大事ですが、弁護士会改革の方が大事なのでは…とどうしても毒づいてしまいます(苦笑))







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賞味期限

2014年07月02日 | その他
昨日、お客様よりシュークリームをもらったのですが、生モノであるため、賞味期限(消費期限?)が昨日までとなっていました(つまり当日中ということです)。



私は、小さい頃より、親から「賞味期限や消費期限を切れた物は食べない方がよい」と言われ続けてきたため、期限きれのものは食べないことが多いのですが、如何せん、シュークリームの量が多すぎて、昨日中には食べきることができませんでした。


そのまま冷蔵庫に保存はしてあったのですが、どう処理するのか事務員さんたちに聞いたところ、「え!?私達が食べますよ!」とのこと。


事務員さんたちは期限が1日過ぎたくらいは気にしないそうです…。


私が神経質なだけかもしれませんが、「恐るべし、我が事務所の事務員」と思ってしまったのでした。。。







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