弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

毎月第2週は「離婚相談強化週間」なんだそうです

2015年10月30日 | 経験談・感じたこと
弁護士業界内では、色々と先駆的(?)なことをやってくれる我が大阪弁護士会ですが、今度は


 ◆毎月第2週は「離婚相談強化週間」


と銘打って、11月(このブログ作成日を基準にすれば明後日)より広報活動を行うんだそうです。




弁護士会の活動にほとんど興味を示していない私にとっては、非常に唐突感があるのですが、それはともかくマーケティングとして上手くいくのでしょうか?

(私はほとんど離婚案件を取り扱いませんが、業界的には競争が激しくなってきているレッドオーシャンである…とよく耳にするのですが)





なぜ離婚相談に絞ったのか、なぜ第2週に設定したのか、なぜ今のタイミングなのか等々戦略的に分からないところもあり、


いったいどれくらいのお金を使うのか?


等々気がかりなところがあります。

(といいますか、弁護士会が行うマーケティングは、残念ながらことごとく失敗しているような気がします。そういえば、トリベンってどこに飛んでいったのでしょうか…)








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弁護士は「自由業」とは言えなくなりつつある?

2015年10月26日 | 経験談・感じたこと
お金の出所を握られてしまうと、なかなか言いたいことが言えないし、受け入れざるを得ない(抵抗できない)というのは、


どの業界でも当てはまるところか思うのですが、弁護士業界も近い将来は「法テラス=官僚」と「損害保険会社=巨大民間会社」に牛耳られてしまうのかなぁ…


と下記記事を読んで思ったのは、私だけでしょうかね。





もちろん、弁護士を利用するユーザー側にとって利便性が高まること自体は喜ばしいことなのですが、法テラスの弁護士報酬は著しく低額であるという不満は絶えず耳にしますし、


交通事故の弁護士費用担保特約については、最近、保険会社による弁護士報酬値切りが酷いという話も聞きます。


色々と思うところがあります。。。






 ◆弁護士費用、保険で備え 販売件数5年で3倍













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弁護士が仕事を奪還しました!!

2015年10月21日 | 法律情報
弁護士業界内では、司法書士や行政書士といった法律資格の方々に仕事を奪われた!という被害者的な立場(?)で語られることが多いのですが、


弁護士が仕事を奪い取ったという話を耳にしました。



 ◆久保利弁護士のコメント




私は全く認識できていませんでしたが、法の光が隅々にまで行き渡りつつあると考えればよいのですかね(棒)。






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ダメなPDCA(異訳)

2015年10月19日 | その他
PDCAサイクルという言葉があります。




私の場合、例えば情報セキュリティ対策、最近であればマイナンバーの安全管理対策の話題になったときに良く持ち出す言葉なのですが、


最近、本来の意味よりも次に記載するような状況を示す言葉ではないかと思うようになってきました。。。



・P=プラプラ

・D=ダラダラ

・C=チャラチャラ

・A=アワワ…




自分の仕事の進め方に対する自戒を込めつつ、、、さて、仕事に戻ろう。。。









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今週はネタになる冊子が多い

2015年10月16日 | その他
今週は週明け早々に「月刊弁護士ドットコム」という冊子でいろいろ話題になりましたが、今週後半になって、もう1つ強烈なネタ(?)になりそうな冊子が送付されてきました。



それは、「弁護士のための メンタルヘルス ガイダンスブック」という冊子です。



毎月送付されてくる業界誌である「自由と正義」という冊子に同封されていたのですが、この中に「弁護士が自身のメンタルヘルス問題に気付くために」というチェック項目があります。



もう既に、ツイッター等では話題になっているのですが、


・弁護士会の会合に出られない。

・弁護士会務の負担が重いと感じられる。


というチェック項目があり、これに該当する場合は要注意のようなことが書いてあります。




私個人としては、弁護士会の会合や会務に出席しても一銭のお金にもならないという経済的な理由や、諸先輩からのありがたいお言葉を聞いても時間がもったいない等の、

メンタルとは関係のない理由が思い浮かぶのですが、果たしてこういったチェック項目は妥当性があるのでしょうか…。





むしろ、どうせ設けるのであれば


・弁護士会の会合等へ参加することに激しい抵抗感がある
(弁護士会の偏ったと言わざるを得ない政治的意見表明は今も昔も変わらないのですが、従前まではスルー対応ができていたにもかかわらず、最近では気にせずにはいられないとなると、色々な事情で精神的余裕を失っている兆候というべきでは!?)

・弁護士会費の負担が重いと感じる
(経済的な苦しさは、精神的に堪えてくるはずでは!?)


といった項目を並べてみてはいかが…なんて思います。





弁護士に限らずメンタルヘルス問題へ適切に対応しなければならないという点は全く異論がないのですが、チェック項目の選出といい、

弁護士会がやっていることは何かずれているなぁ…と思うのは、私だけなんでしょうか。。。








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月刊弁護士ドットコム

2015年10月13日 | その他
連休明けのポストを見て、びっくりした!という声が某掲示板やつぶやき内で話題になっていますが、当事務所にも、「月刊弁護士ドットコム」なる冊子が届きました。



表紙があまりにもインパクトがあるためか、内容的な面よりも表紙の方で話題が盛り上げっている感もありますが、この冊子でどういった方向性の冊子になるんですかね…。



約20頁の内容で1500円という値段設定など色々と思うところはあるのですが、さて、どの程度普及するのでしょうか。



ちなみに、私は…しばらく様子見ですね(笑)。







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めぐり巡って、こんなところで再会するとは。。。

2015年10月09日 | 経験談・感じたこと
契約書をチェックしてほしいとのご依頼を受け、対象となる契約書を見せてもらいました。



最初から一条ずつ読んでいったのですが、何と言いますか、非常に親和性のある文体などで、「なんだろう、この感覚は…」


と思っていたのですが、途中の特徴ある表現でピン!ときました。




◆これ、俺が作った契約書を少し変えただけじゃないのか…





契約書を作成し提出した先、今回ご相談に訪れた方、ご相談者が持参した契約書に記名されていた取引先はすべて異なります。


といいますか、ご相談者と記名先とは、面識もありません。





契約書を作成し提出した先のご担当者様とは仲がいいので、記名先のことを聞いてみたところ、どうやら作成・提出先の元従業員のようでした。




さすがに契約書の文言で著作権が…なんて言えないでしょうし(私が作った条項ごときでは、創作性があるとは到底言えません)、


仮に元従業員が契約書のひな形を持ち出していたとしても、何らかの違反を問えるかというと微妙なところがあります。




とはいえ、自分が作った契約書を思わぬところで巡り合ったのは、何か嬉しいような、気持ち悪いような、複雑な気分です。








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業務提携のハナシ

2015年10月05日 | 経験談・感じたこと
先月くらいから、やたらと


・お客さん(定型話を持ち掛けてきた会社の会員らしい)を紹介するので、企業側で労務問題に対処してほしい。


・税理士のための集客サイトを運営しているが、付随サービスとして法律相談サービスを展開したいので、是非受けて欲しい。


・法律に関する記事を執筆してほしい。



といった勧誘(?)が来るようになりました。





中には既に他の弁護士も参加している…といった話も出てくるようなのですが(メールにその旨明記されている)、私はどうしても、


「非弁提携になるんじゃないの!?」

「どうせ参加する弁護士から金をとるんでしょ!?」


と勘ぐってしまい、全く話を聞いたことがありません。




ただ、非弁提携の話はある程度は浸透してきているようですので、もしかするとアーリーステージの段階から関与していると、莫大な利益をもたらしてくれる可能性もあります。



経営一般論でいう「リスクをどこまで取るのか」という話につながるかと思うのですが、なかなか大胆な決断ができないのが正直なところです。









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色々なやり方があるんだなぁ。

2015年10月01日 | 経験談・感じたこと
相手方に弁護士が付き、通知書が届いたので相談に乗って欲しいというご依頼がありました。




「弁護士からの通知書」ということなので、私はてっきり、


◆依頼者の言い分や言いたいことだけを記載し、結論として一方的な要求が書いてあるもの


と勝手に予想していたのですが、大きく予想を外していました。





詳細は当然言えないのですが、端的に言えば、


「当方はこのように処理したいと考えていますが、ご意見いかが」


という質問状と回答書がセットになった文書でした。





弁護士が介入する前における当事者間の対立の度合いにもよりますが、案件内容によっては利用価値が高いし、むしろ手続き的にはスムーズにいくかなぁ、と正直思いました。




今後、私自身が案件処理するに際して、参照させてもらおうと考えています。










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