女性社員に対して、コマネチを強要されたり、性的な噂を流されるなどのセクハラ行為を受けて退職せざるを得なくなったとして、会社に対して損害賠償請求を求める裁判が提起されたようです。
女性社員に“コマネチ”強要 人材派遣会社でセクハラ訴訟
配信された記事内容だけを見ると、
「とてもじゃないが、常識では考えられない!」
と思うのですが、事実は小説よりも奇なりと言ったところなのでしょうか。。。
報道文だけから判断すると、会社側は、「荒唐無稽な作り話である!」という争い方になるのだと思います(要は否認という答弁です)。
が、会社側は事実が無いという回答しか終始できず、それ以上の主張も立証もできないこととなり、元従業員側からの主張に対して防戦一方になってしまうことが予想されます。
そうなると、裁判官としても、「作り話であればもっと上手な嘘をつくだろう!」と段々と思ってしまうかもしれません。
一種の「言った言わない論争」になってしまうのですが、この手の訴訟の場合、結局はどちらがより具体的に供述しているかによって、裁判所も判断しているような気がします。
ある意味、本件では特徴的な具体的供述が出てきているように思うのですが、
「本当にこんな事があるのか?」
と俄に信じがたいと思うのも正直なところです。
(あったとすれば、相当酷い扱いと言わざるを得ません)
※よろしければこちらもご覧下さい。
インターネット・電子(IT)取引、労務・労使・労働問題、フランチャイズ、債権回収を中心業務にしている弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の法律情報ページ
女性社員に“コマネチ”強要 人材派遣会社でセクハラ訴訟
配信された記事内容だけを見ると、
「とてもじゃないが、常識では考えられない!」
と思うのですが、事実は小説よりも奇なりと言ったところなのでしょうか。。。
報道文だけから判断すると、会社側は、「荒唐無稽な作り話である!」という争い方になるのだと思います(要は否認という答弁です)。
が、会社側は事実が無いという回答しか終始できず、それ以上の主張も立証もできないこととなり、元従業員側からの主張に対して防戦一方になってしまうことが予想されます。
そうなると、裁判官としても、「作り話であればもっと上手な嘘をつくだろう!」と段々と思ってしまうかもしれません。
一種の「言った言わない論争」になってしまうのですが、この手の訴訟の場合、結局はどちらがより具体的に供述しているかによって、裁判所も判断しているような気がします。
ある意味、本件では特徴的な具体的供述が出てきているように思うのですが、
「本当にこんな事があるのか?」
と俄に信じがたいと思うのも正直なところです。
(あったとすれば、相当酷い扱いと言わざるを得ません)
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