弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

期日延期

2010年09月29日 | その他
明日予定されていた某裁判所での弁論準備手続きについて、裁判所より期日延期の連絡が入りました。

何でも「担当裁判官が緊急入院した」とのこと。

当然、次回期日は追って指定なのですが、担当裁判官は大丈夫なのかなぁ…。

なるべく期日延期による手続き遅延を起こさないように、おそらく期日が開催されていれば指示を受けたであろう、反論書面の準備でも予めしておこうかな。




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<追記>【ウソorホント】結局、武富士は会社更生手続きの申立を行うの?

2010年09月28日 | 法律情報
武富士は、昨日の段階では、会社更生手続の申請を行う方針を決定していないとプレスリリースしていましたが、今日になって、やはり適用申請しましたね。

まぁ、報道する側も上場会社の記事配信なので、相当な裏付けをもって報道していたんだと思いますが、どこからこんな情報漏れるんですかね。。。
(憶測で考えるのであれば、やはり武富士内で適用推進派と反対派があり、推進派がマスコミにリークすることで、外堀を埋めてしまうということが思いつきますが、さて真実は如何。)



ところで、武富士の破綻による影響で、過払い案件に比重を置きすぎた法律事務所・司法書士事務所が連鎖○○ってことはないですよね!?
実はそっちの方が気になっていたりしまして…。




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【ウソorホント】結局、武富士は会社更生手続きの申立を行うの?

2010年09月27日 | 法律情報
今朝から大騒ぎになっていた、武富士の会社更生手続申立報道ですが、武富士のホームページ上のリリースでは、

「そんな決定はしていない!」

と明確に否定しています。


武富士のプレスリリース



上場会社に関する報道なので、新聞等も相当な裏付けを取って報道していると思うのですが、さて、今後どうなるんでしょう。。。
(そう言えば、昔、某新聞社に所属事務所の顧問先(上場会社)が破産申請する旨の報道がなされ、担当していた弁護士が火消しに躍起になっていたことを思い出しました。
この時は報道の影響でますます資金繰りに窮したようで、結局破産してしまい、報道の怖さを知った案件となりました)




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外国人の離婚相談を通じて…

2010年09月23日 | 経験談・感じたこと
顧問先の仕事をしていると、従業員の福利厚生の一環として(?)、だいたい1回目は無料で従業員の法律相談をお受けするという場面が出てきます。

自己破産や離婚・相続などがメインのため大抵は対処できることが多いのですが(ただ、偶に近隣問題や建築瑕疵など、私の知識ではかなり怪しい場合もあります…)、少し前にあった外国人(配偶者が日本人)の離婚に関する相談は、冷や汗の連続でした。


事前に「外国人の離婚相談については取扱い経験がないので、はっきり言って自信がないがそれでもよいか」と相談者に伝えた上で、それでも相談に乗って欲しいとのことだったので、よほど困っているのだろうと思い、できる限りの事前準備は行おうと思っていました。

が、恥ずかしながら、国際私法についてはほとんど勉強したことがありませんし、何処かで聞いたことがある裁判管轄や準拠法などの知識も曖昧なものばかりです。
この曖昧な知識を頼りに事前リサーチを行ったのですが、聞いたことがない言葉と概念の理解に手間取ってしまい、かなりの時間を取ってしまいました。
(経営的には全く売上にならない時間と言うことになりますね。。。
まぁ、自分の知識の仕入れができた以上、金銭面では図れない利益は得ていると思いますが、弁護士間競争が激しい今の時代では、こんな悠長な考え方はできないのもかしれません)

それにしても、国(フィリピンなど)によってはそもそも離婚制度が存在しないとは…。新たな発見ばかりでした。



企業法務を扱う以上、外国人労働者の受入れに関する問題は比較的相談を受けるのですが、外国人の離婚問題など扱ったことが無い分野は穴だらけです。
(というか、こんな状況下で対応しようとするのが間違いなんでしょうね)


来月で弁護士活動10年目に突入しますが、知っている分野と知らない分野の棚卸しを行って、自分として対処可能な分野をある程度固めていった方がよいだろうなぁと思った次第です。
(これだけ複雑化した世の中では、私自身は、ゼネラリストとしての法律家を目指すべきではないと考えています。
この意味で、法律事務所に比較的多い「総合法律事務所」という名称は私が運営する事務所では用いることはできないなぁ…と思っています)





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検察不祥事への便乗商法?

2010年09月22日 | 経験談・感じたこと
昨日は大阪地検特捜部の現役検事が逮捕されるという、ビックリするようなことが発生しましたね。

逮捕を受け、我が大阪弁護士会の刑事弁護委員会は、早速動いているのかもしれません(まだ未確認ですが)。


さて、とあるところから情報を頂戴しました。

何と…今回の事件を受け、依頼さえあれば、検察庁に対してコンプライアンス研修を行っても良いと仰っている行政書士さんがいるとのこと。

そのブログについては「ここをクリック」



私には恐れ多くて、そんなこと言えません。
よほどコンプライアンス研修に自信がおありなんでしょうね。





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日経ビジネス(9.13号)

2010年09月18日 | 経験談・感じたこと
私が比較的多く取り扱っている分野の1つとして、インターネットを用いたビジネス(ネット通販など)があるのですが、最近、SNSを利用したマーケティングに関する法律相談が増えつつあります。

一応、私もmixiやgreeに登録だけはしているので、ある程度SNSのことは分かってはいるつもりなのですが(但し、おそらく2年以上は更新していないはずなので、最近の事情は全く分からない)、まぁやはり勉強はしておいた方が良いと思い、
「ソーシャルネット経済圏 人の絆が金を生む」
という特集記事を掲載している日経ビジネスを購入しました。


ざっと読み、分かったつもりになって、次の特集は何かな…と思ってページを開いたところ、何と毎度おなじみの「ビジネス弁護士ランキング2010」の特集記事が。。。

ランキングに出てくる名前は数年前より全く変わらない状況ですが、セグメントとして「労務管理部門」が増えているのが、唯一の変更点でしょうか。
労働問題に関する意識が高まってきていることの現れかもしれません。


そういえば、ビジネスとは対極にある消費者保護の観点からランキングを付けている「弁護士ランキング」(悪徳商法マニアックスさんが公表しています)については、2006年以降更新がありません。
早く最新版見てみたいなぁ…と思うのは私だけですかね。。。




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予定は未定…

2010年09月18日 | その他
まぁ、予定通りはことが進まないということで。。。


<金曜日に当初立てていた予定>

・尋問準備及び記録の読み返し




<実際の金曜日の執務状況>

・契約書チェック(文言上、偽装請負との関係が疑われるため修正を行う)
・スパムメール業者への対応策検討(特定電子メール規制法、個人情報保護法、不正アクセス禁止法等との関係を睨みつつ検討)
・ビジネススキームの検証(旅行業法上の登録の有無について調査。旅行業法に明るくないため、あわてて弁護士会で関係書籍を借りて読み漁る)
・ネット通販利用規約の見直し(価格誤表示問題に対応できるよう利用規約と自動返信メールの修正)
・ネット通販の画面遷移構造に問題がないかリーガルチェック
・法律相談(相手方が行方不明?のようでハードルが高そう)
・和解条項案の作成
・明日(土曜日)の法律相談の準備


全く尋問準備をできなかった。。。
あぁ、3連休が…




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なんば法律相談センター

2010年09月15日 | 経験談・感じたこと
今日は10時から13時まで、大阪弁護士会が運営している「なんば法律相談センター」で相談担当を行ってきました。

前々から相談件数は少ないなぁ…とは思っていたのですが、今日は10時に1件相談があったのみ。
そして、13時まで拘束時間でしたが、「相談者がいない」ということで12時過ぎに解放となりました。
(なお、10時30分からの民事当番利用による相談はドタキャン(?)になったらしい)


営業ベースでいえば、どう考えても運営維持できないはずですが、そこは会費で補っているということでしょうかね。


それにしても、PR不足なのか、他の原因があるのか分かりませんが、大阪弁護士会が主催する相談会は相談数が激減しているような気がします。

先週は西天満にある大阪弁護士会で一般法律相談を担当しましたが、3時間で3件であり、かなり時間を持て余していたのが実情です。

そういえば、大阪弁護士会が業務拡大のために数年前に設立した「千里法律相談センター」(千里中央駅にある)も今年度をもって廃止すると通知がありました。
(なんでも相談件数が少なすぎて、好転の見込みもないため廃止するとのこと)

どうも、ここ最近は「会」としての取り組みが、上手くいっていないような気がします。


弁護士会主催の相談会に来訪する人が減っている以上(なお、一方で弁護士が相談会への割当てられる機会は最近は減ってきているらしい)、昔ながらの
「相談会を通じて受任し売り上げを確保する」
というスタイルは通用しない状況なのかもしれません。

やはり個々の弁護士によるPR戦略が重要ということでしょうか。






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大阪弁護士会での研修

2010年09月13日 | その他
大阪弁護士会に所属する弁護士は、1年間に最低10単位(1単位=1時間)の研修を受講する義務があります。
(受講しなければ罰金を取られる上、どこかに掲示されるそうです)


色々な研修内容があるのですが、今年度、私は労働法分野の研修を集中的に受講しようと決めており、今日は「派遣・請負」に関する研修を受講してきました。
(ちなみに今日で8単位取得です。なかなか良いペースです)


結構有名な事件を担当されていた弁護士が講師であったため、私個人としては、偽装請負等の問題についてもっと突っ込んだ講義が行われるのではないかと密かに期待していました。
が、さすがに企業秘密(?)のためか、あまり触れられず、総論的な話に終始してしまい、少し期待外れのところがありましたが、改めて基本的なことを確認するのも知識の整理になり、無駄ではなかったと思います。


ところで、今日は予想外に研修受講者多く、立ち見も出ていました。
この問題は弁護士には、非常に関心の高い分野のようです。
(ただ仕事に結びつくのかは個人的には疑問なところがありますが…。)

派遣法の改正も控えていますし、しばらくの間は「アツイ」分野なのかもしれません。



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災害対策マニュアルby日弁連災害復興支援委員会

2010年09月11日 | 経験談・感じたこと
何故この時期にこんな本が…と思いながら、標題の本を思わず買ってしまいました。
(いわゆる衝動買いってやるです)

一応アマゾンのリンク。
災害対策マニュアル―災害からあなたを守る本 [単行本]


目次はざっと見ましたが、内容は全く読めていません。
電車通勤時の暇つぶしで読むことになるとは思いますが、この本が大活躍するような場面は発生して欲しくないなぁと思う今日この頃。





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