弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

また東京に負けますね。。。

2015年08月31日 | その他
現在、日本一高いビルとして売出し中のあべのハルカスですが、そのコピーもあと10年くらいしか使えないようです。


 ◆東京駅前390mの日本一ビル、27年度完成へ



私個人としては、東京と張り合っても仕方がないと思うのですが、地元関西の方々の気持ちは如何に…。






ちなみに、弁護士業界、特に企業法務を取り扱う弁護士については、東京と大阪とでは「差異」があると昔から言われています。


それは、東京の企業法務弁護士は裁判をほとんど経験しないのに対し、大阪の企業法務弁護士は日常的に裁判を取り扱っているという点です。


私が修習生のころは、「だから東京よりも大阪の弁護士の方が…」という話をよく耳にしましたが、仕事の取り合い状態になっている今では果たして…。


といいますか、大阪だ、東京だ、と言っていても仕方がないですよね。。。








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本当はこんな回答ダメなんだけど…(苦笑)

2015年08月27日 | 法律情報
クライアントからの、マイナンバーに関する相談が増加してきました。



弁護士である私が関与する業務は、社内規程の整備や従業員向け説明会用のQA集を作るといったことが中心となります。



ただ、やってて思うのですが、


「こんな体制整備なんてできっこないよなぁ。。。」

「マイナンバーが導入されても、赤信号みんなで渡れば…の状況になってしまうんだろうなぁ。。。」


と心のどこかに思ってしまうのが実情です。





ちなみに、QA集の検討の中で、「マイナンバーを導入することで従業員にはどういったメリットがあるのか」という質問項目があったのですが、


「どう考えたってメリット無いよね」


という点で担当者と意気投合してしまい、想定の質問を削除するということになってしまいました(笑)。




なお、もし質問が出たとしても、


「現時点では、従業員だからという点でのメリットは無いかもしれません。でも法律で定められた以上、仕方がありませんので従業員の皆様はぜひともご協力をお願いします」


という口頭回答をしようという話になっています(オイオイ)。




それにしても、マイナンバー法についてはどのように向き合っていけばよいのでしょうか。。。


無理難題を押し付けられいる!いう怨念の声ばかり聴く状況です。








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必死過ぎるものよくない

2015年08月24日 | 経験談・感じたこと
自己満足に過ぎませんが、私は、自らが受任した案件については、少なくとも「自分で自分のことを恥ずかしい」と思うことは無い状態で仕事をするように心がけています。



ただ、私の性格上、何かスイッチが入ったらトコトンやりたい性格らしく、真夜中だろうが、土日だろうが、必死で資料を検討したり、考えを巡らせたり、書類を作成したりします。



そして、自分ではここまでやっている!と思うがために、後でハシゴを外されるような裏切り行為(突然の方針転換など)にあうと、怒り・悲しみなど非常にマイナスの感情が表情や声に出てしまうようです。



最近でこそ、ある程度の鈍感力といいますか、「あ~そうでっかぁ~」とスルーする能力も身に着けてきつつはありますが、反作用が大きい場合は、その分の感情爆発ということはあります。



感情が爆発した後に、弁護士として、そして人間として未熟だなぁと自己嫌悪に陥ることもあるのですが、まぁ、反省しながら進んでいくしかないですよね。。。







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何だか殺伐としてきている…

2015年08月21日 | 経験談・感じたこと
弁護士の中でも、ある条件を充足した弁護士のみが参加できるクローズドなメーリングリストがあるのですが、ここ最近、非常にトゲトゲシイ状態になってきています。



原因は「若手弁護士の貧困」に関する投稿について、若干の炎上状態になってしまうからです。

(若手弁護士の貧困問題については世間一般では浸透していませんよね…。弁護士業界にいる人でも「都市伝説だ」という人もいますので)




いわゆる司法改革の日弁連内に大激論に関与した私より上の世代と、


司法改革による弁護士大増員時代に弁護士になった私より下の世代との


認識の齟齬が大きいことはよく分かるのですが、


ちょっと前までのメーリングリストの雰囲気とは異なってきているため、非常にとまどいがあります。




ただ、弁護士業界内部において、徐々に若手の不満が貯まりだし、いつ爆発してもおかしくないなという状況に陥っていることはだけは確かなようです。


(ちなみに、私は、日弁連で司法改革の大激論が行われた時代は弁護士ではなく、またロースクール世代でもないため、ある種の谷間世代になってしまうようです)











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お盆休み返上で前倒ししたはずなのに…

2015年08月18日 | その他
お盆休みは、平常時のように早朝から事務所に来るというところまではしなかたものの、ほぼ仕事をしていました。



ただ、仕事をしていたとはいえ、やはり気が緩んでおり、17日からバリバリ仕事をこなすことは難しいだろうと踏んでいたので、お盆休みはできる限り前倒しで仕事をこなし、17日からは少し気持ちに余裕を持たせて…のはずでした。



しかし、新規のご相談が予想以上に集中し(しかも読み込まなければならない資料が膨大)、お盆休み明け2日目にして、断末魔の叫びをあげている状態です。



気持ちが焦ると仕事のクオリティが下がるので、対処する順番を決めなければならないのですが、それだけしたら帰ろうかな。。。

(先送りしても事態は改善しないのは百も承知ですが)








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お金に絡む懲戒処分は多いが…

2015年08月15日 | 経験談・感じたこと
弁護士が依頼者のお金を横領したとか、預かったお金を返さない等々で懲戒処分にかかることは、残念ながら珍しいこととは言えなくなってきました。


さて、「自由と正義」という業界誌があるのですが、お盆休み中に今月号が届けられたようです。


私はお盆休みも関係なく仕事をしているのですが(悲)、ちょっと一息がてらに業界誌を読んでみました。
(といっても、読むのは弁護士懲戒処分の欄ですが)





上記のようなお金絡みの問題や依頼案件の放置といった「良く見かけるパターン」が多数掲載されていたのですが、何だか不思議な懲戒処分も掲載されていました。



一言でいえば、クライアントより5億円借りて返済しなかったことを理由とする懲戒処分です。



クライアントからお金を借りるということも俄かに信じがたいのですが(たしか弁護士職務規定で禁止されていたような…勘違いかもしれませんが)、私が引っかかったのは

「5億円借りた」

という点です。



登録番号からすれば、弁護士経験としては10年未満ではないかと思うのですが、法律事務所を経営していく上で5億円必要という場面はちょっと想像できません。


弁護士業以外の他の事業のためにお金が必要となったのか、あるいはプライベートで必要になったのか、その他5億円もの大金をどういった使途目的で借りたのかは分かりません。




それにしても、弁護士業界が目に見える形でどんどん崩壊しているように思えてなりません。


このまま、この業界に身を置いていた大丈夫なのかな…と色々と考えさせられます。







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いつからが「お盆休み」の始期なのか?

2015年08月12日 | その他
今週くらいからテレビでは毎年恒例の渋滞情報を出しています。

また、帰省ラッシュという言葉も見かけるようになりました。




たしかに、今週は日に日に朝の通勤ラッシュが緩和されているのが実感できますので、お盆休みに入っているんだなぁ…というのは、ある程度実感ができます。


ただ、私の取引先は、そもそもお盆休みが無いというところもありますし、あっても13日からというのが大多数のようです。


一応、当事務所でも明日から「お盆休み」という形を取っていますが、事務員からは「もっと早くから休みにするべきだ!」という声も上がっています。




果たして、いつからお盆休みの始期を設定すればよいのでしょうか…。


毎年悩むのですが、いつまでたっても答えが出ません。




ちなみに、私は休日出勤になりそうです…。

(電話は一切受け付けず、ひたすら書面作成等に集中します)







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根性が曲がっている(苦笑)

2015年08月08日 | その他
今晩、大阪では淀川花火大会という、たぶん大阪では一番盛り上がる花火大会が開催されます。


ところで、今日は私は朝から仕事をしています。

たぶん、夜まで仕事をやっています。




さて、今(16時45分頃)、大阪は雷雨です。




花火大会中止かな…。


一瞬心の中でガッツポーズをした自分に、何だか深い闇を感じるのでした。。。






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裁判所見学

2015年08月06日 | 経験談・感じたこと
諸般の事情により、小学生の子供に裁判所見学の案内をすることになりました。

(弁護士会等のイベントではなく、完全なプライベートです)




この時期なので、


・中高生の傍聴人が多い ⇒ でも夏期休廷のため法廷でやっている裁判の数は少ない ⇒ 傍聴席が混雑する


ということは予想していたのですが、案の定でした…。




しかも、たまたま入った公判廷が、起訴事実を読み上げるだけで5分以上を費やす複雑事案(?)であり、我慢しきれない子は、すでにコックリor白目を。。。

(弁護士である私が聞いていても、「こりゃ、小学生ではとてもじゃないけど理解できないわな」と傍聴するには失敗した!と思った刑事事件でしたので)





ところで、非常に無責任なことを言いますと(笑)、国民により身近な裁判所をアピールするのであれば、夏期休廷という制度を止めて、

むしろ夏休み期間中はガンガン裁判を開催したらどうでしょうか。



きっと身近になるはず!?













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法律事務所・弁護士によるインターネット広告

2015年08月03日 | 経験談・感じたこと
おそらく全ての弁護士向けだと思うのですが、弁護士ドットコムより、えらく立派なDMが送付されてきました。


要は、

・ネットってすごいんだぜ!
・ネットで集客する手段として弁護士ドットコムはすごいんだぜ!
・成功者だってこんなにいるんだぜ!

という内容であり、まぁ別に「ふ~ん」といった感じです。

(弁護士ドットコムからのFAXDMは不快ですが、郵送DMについては不快とまでは思いません。むしろ息抜きとしての読み物としては使えます。
あ、、、ちなみに私は今のところ弁護士ドットコムには登録していません。)





一方で、インターネット広告を弁護士が行うことが、必ずしも利用者にとっては喜ばしいことではないという論考も公表されています。


 ◆弁護士「検索」の落とし穴(元「法律新聞」編集長の弁護士観察日)






法律事務所・弁護士が広告を行うことについては色々考え方があるとは思うのですが、はっきり言えるのは、


「対外的に自分をアピールしないことには、仕事に繋がらない」


という危機感を、私のような中堅(?)及び若手は強く感じているということです。




今の世の中の流れからすると、結局は弁護士業界も「営業がうまい人が勝つ」ということになるのは明らかです。

裏を返せば、「理念」や「品位」といった抽象的キーワードだけでは個々の弁護士を統制することは難しいのではないかと思います。








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