弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

政治が介入して変わるのか?

2018年11月30日 | 経験談・感じたこと
ゴーン氏逮捕の問題に関連して、フランスの大統領が安倍首相に協議要請を行ったという


ニュースが配信されていますが、なんだか話がどんどん大きくなってきていますね。


ところで、仮に国のトップ同士の面会協議が実現した場合、何か劇的な変化が起こるのでしょうか?


いや、逆に変化が起こったらそれはそれでおかしなことだと思うのですが…。


あくまでも国内メディアによる配信ベースの事情しか把握できていませんが、なんだかフランス側が


すごく焦っているように感じます。


水面下で一体何が起こっているのでしょうか…






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弁護士が介入すれば万事うまくいく?

2018年11月27日 | 経験談・感じたこと
案件内容によりけり…としか回答しようがないかと思いますが、


私が取扱うことが多いBtoB取引の場合、果たして弁護士を介入させることは


かえって逆効果ではと思うときが結構あったりします。



ガチガチの紛争になっていて、おたがい裁判の一歩手前というところまで行きついて


しまっているのであれば介入しても特に支障は感じません。


しかし、表面的には穏当に取引が継続しており、今後も取引継続を望んでいるといった


事例の場合、少なくとも日本企業同士では弁護士が交渉に介入してくると間違いなく


困惑しますい、場合によっては悪意を感じてこれまでの信頼関係が一気に崩れる


といった場面も生じたりします。



このため、私の場合、何でもかんでも弁護士が介入するというスタンスは取りませんし、


メリットとデメリットを検討したうえで、最終的にはクライアントに判断してもらうという


ことにしています。


が、人間都合の悪いことは忘れがちで、弁護士が介入したことで、(予想していた通り)


かえって状態が悪化した場合、クライアントから愚痴を言われたりすることがあります。


私からすれば、「だから、事前にあんだけ説明したのに…」、「あとで文句言うのは勘弁してよ…」


と正直思うときもあるのですが、さりとて放り投げるわけにはもいかず。。。




こういった場面に出くわすと、やはりストレスを感じますね。






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進級の条件は寄付金の支払い?

2018年11月22日 | 法律情報
あくまでも配信ニュースの記載にとどまりますが、この配信ニュースの内容を前提とする限り、


タイトルような言い方をしても間違っていないような気がします。


 ◆「娘落第…寄付金3000万円返して」父が岩手医大を提訴 大学側は争う姿勢



ところで、医学部に入ると金がかかるとよく言われていますが、今回のニュースのような


数千万円単位の寄付金が要求されるのは業界常識なのでしょうか。




仮に上記のような多額の寄付金は当たり前の業界であるとした場合、進級条件として寄付金の


支払いというルールがあるのだとすれば、それは大学=教育機関という側面で見た場合、


色々と問題がありそうが気がするのですが、そのあたりはどうなんでしょうか!?


ちょっと違和感があります。



<追記>

元ネタの配信記事について訂正記事が上がっていました。


誤報レベルですね…


 ◆お詫びして訂正します(河北新報)




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やっぱり発生したか

2018年11月20日 | 経験談・感じたこと
昨日からの日産のゴーン氏の逮捕報道については、車業界に縁もゆかりもない私にとっても衝撃的でした。


著名人であるがゆえに、SNS等で色々な情報が飛び交うんだろうな…、特に競合する企業等が、


情報を受領する側の考え方を予測せずに不適切なツイート等を行うだろな…と思っていたら


案の定ありました。


 ◆ゴーン会長逮捕、ホンダ販売店が「やったぜ日産」とツイート、謝罪



おそらくツイートした本人は、「うまい!!(座布団1枚!)」くらいのノリでやったのだと思いますが、


通常時のあからさまな比較広告でさえ嫌悪感を抱くことが多い日本人特有の(?)の国民性からすると


この種の競合他社を誹謗中傷するもの、特に世間的関心度の高い報道にかこつけて揶揄するものは


ご法度というのは、SNSをうまく利用する人の間ではもはや常識のはずなのですですが。。。




本田技研とは別法人で、単なる販社の一担当者がツイートしたに過ぎないとのことですが、


こういったときこそ事前にグループに対して、SNSで発信する内容について注意喚起を


行っておくべきだったのではないでしょうか。




そういえば、数年前に社会問題となった”バイトテロ”のときは、SNSの利用等について


弁護士視点での講演や社内研修等をよく行っていたのですが、最近まったくお声がかからなく


なりました。


弁護士にSNS教育を依頼するかどうかはともかく、年末年始は不適切な情報発信が多くなる傾向がある


ように思いますので(あくまでも私個人の主観です)、事業者の皆様におかれましては、再度従業員向けの


SNS教育を行ってみてはいかがでしょうか。






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え? 弁護士会が政治的に中立だと思っていたの!?

2018年11月16日 | 経験談・感じたこと
個々の弁護士の政治信条はさておき、弁護士「会」が行う活動は


誰がどう見てもレフトだと思うのですが、まさかこういうコメントが出るとは…


 ◆京都府、憲法の集いの共催降りる 「政治的な中立を担保できない」



ちなみに、「憲法の集い」なる集会は京都弁護士会が開催するんだそうです。


まぁ結論は見えている集会なので、行政もあまりに一方に寄ってしまうことを嫌がったのかな…





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そろそろ今年の決算が気になる…

2018年11月12日 | その他
12月末決算をとっている事業者であれば、今週くらいから、


”今年もほぼ残り1ヶ月”


という感覚になってきているのではないでしょうか。



私も今週で11月も半分が経過することに今更ながら気が付き、


気が付いた途端、なんだかそわそわし始めました(笑)。




今年は去年と比較すると、売上げ減少する(去年は大きなスポット案件があった)、


経費は増加する(イソ弁が加入したため)ので、減収減益になることは最初から


分かっていました。


何パーセント減に留まるのかが、年末に向けての関心事となります。




とはいえ、あまり無茶なことはしたくないので、これから無理に案件を受任するとか、


相談事をほじくり返すといったことは、もちろん行いません。






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7歳児の作品が大賞ですかー(棒)

2018年11月08日 | 経験談・感じたこと
弁護士会って、よくわからないイベントをいつの間にかやっていることが多いのですが、


「憲法を詩(うた)おうコンテスト」


なるものを開催していたみたいです。



で、その応募作品の中から大賞に選ばれたのが7歳児が作ったもので、


次のようなものだそうです。



「へいわをまもるけんぽう いのちをつなぐけんぽう わたしがおおきくなっても このままのけんぽうであること それがわたしのねがい」




結論ありきのイベントだったんでしょうね。


それとも一昔前に流行した”忖度”ってやつですかね。


まぁ、日弁連が行うものなので、こんなもんでしょう…と思っておきます。





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やっぱり疑われるものなのね

2018年11月05日 | 経験談・感じたこと
昨日の下町ロケットをみて思ったのですが、何かの雑誌で弁護士同士の対談記事が掲載された場合、


やっぱり依頼者は、相手方の弁護士と通じているのでは!? と疑われてしまうんですね。

(昨日のドラマ展開では、依頼者の知らないところで相通じていましたので、その疑いは

結論として正しいわけですが…)



交渉案件でも裁判案件でも、どうしても知っている弁護士が相手方につくということはありうることですし、


回避しようがない時もあるのですが、こういった場合どう説明すればよいのか悩みますね。




ちなみに、昨日のドラマで出てきた雑誌の対談記事はどういった内容だったんでしょうか。


あと、雑誌の体裁・外観からすると、現在も発行中にビジネス法務という雑誌を真似たのかな


と思ったり、余計なことが気になりました(笑)。






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