昨年のことですが、退職代行サービスというのが巷で話題になり、
いろいろな業者が参入していることはご存知かと思います。
これについて、我が弁護士業界では
・非弁行為だ
・弁護士に頼めばもっと確実に対処する
・残業代請求等のフルサポートで対応できる
等々の批判が大半でした。
まぁ、この批判自体はいずれもその通りであり、特に異論はありません。
ただ、最近「弁護士が提供できるものって何だろう」と考えることが多くなったためか、
上記批判は正論ではあるものの、依頼者ニーズに沿ったものではないないんだろうな、
と考えるようになりました。
結局のところ、ユーザーは何が非弁行為に該当するのかわかりませんし、
弁護士が、退職したいというピンポイントの相談の受け皿になるということも
思いつかないのが実情なんだと思います。
そして、残業代等のフルサポート…と言ったところで、ユーザーはこれ以上会社に
かかわりたくないのに、退職後も関与する羽目になるという点では「余計なお世話」
と思っているのではないでしょうか。
なかなかユーザー視点なって物事を見ることは難しいのですが、退職代行サービスについては
弁護士サービスという観点からは色々と勉強になるように思います。
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・非弁行為だ
・弁護士に頼めばもっと確実に対処する
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等々の批判が大半でした。
まぁ、この批判自体はいずれもその通りであり、特に異論はありません。
ただ、最近「弁護士が提供できるものって何だろう」と考えることが多くなったためか、
上記批判は正論ではあるものの、依頼者ニーズに沿ったものではないないんだろうな、
と考えるようになりました。
結局のところ、ユーザーは何が非弁行為に該当するのかわかりませんし、
弁護士が、退職したいというピンポイントの相談の受け皿になるということも
思いつかないのが実情なんだと思います。
そして、残業代等のフルサポート…と言ったところで、ユーザーはこれ以上会社に
かかわりたくないのに、退職後も関与する羽目になるという点では「余計なお世話」
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