弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

バリスター(法廷弁護士)とバリスタ(コーヒー職人)

2014年09月30日 | その他
日本の話ではありませんが、英国では初任給を比較したとき、


・バリスタ(コーヒー職人) > バリスター(法廷弁護士)


となることもあるんだそうです。



◆法廷弁護士の給料がバリスタより安い-英バリスター悲哀物語




いずれ日本でも、近いうちにそうなるのではないでしょうか…。




従来型の「弁護士の枠」からどうやって脱却するのか、私の暗中模索は続きそうです。








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完全成功報酬型で受任してほしいと言われても…

2014年09月28日 | 経験談・感じたこと
あっという間に9月が終わり、今週から10月に突入します。

10月ということは、あと3ヶ月で今年も終わりです。

正直焦ります…。




さて、偶々なのかもしれませんが、9月は、完全成功報酬型で受任してほしいという問い合わせが2件ありました。
(完全成功報酬型での問い合わせが無かったのに、今月は2件です)


1つはインターネット上の削除申請に絡むもの、もう1つは退職金請求に絡むものなのですが、どちらもお断りしました。

将来的には言ってられないかもしれませんが、結果に至るまでのプロセスにいくら汗をかいても一切の評価がされないのは、弁護士業務を否定されたような感覚を受けるからです。
(上記2件については、結果がどのようになるか見通しがつかず、そこまでリスクを背負って業務遂行するのは避けたいという意識も正直あります)



ところで、最近は、交通事故案件を中心に完全成功報酬型をセールストークにしている法律事務所もたくさん見かけるようになりました。

たしかに、交通事故案件で相手方に損保がついている案件については、ある程度の結果が読めるしリスクヘッジもできるので完全成功報酬型で受任することも可能だとは思います。
また、顧問先など継続的な取引先であれば、完全成功報酬型による処理も検討に値すると思います(実際に顧問先に対しては、一部案件で対応しています)

しかし、全く面識もない方からの依頼で、しかも結果の見通しが立たないものは、正直やりたくないですね…。




右肩下がりの弁護士業界において、どこまでリスクヘッジができるのか分かりませんが、今しばらくは完全成功報酬型は避けようと思います。







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iphone6が話題になっている中で…

2014年09月25日 | その他
あまのじゃく(?)な私は、先日、あえて「surface pro3」を購入しました。


いや、、、本当のことを言えば、前々から購入しようと思っていたのですが、iphone6が発売になったら少しは安くなるかな…と期待していたので、今まで待っていたというのが実情です。




しかし、目論見は見事に外れてしまい、ネット通販、街の家電ショップのどこにいっても定価販売でした。。。
(マイクロソフトは強気だなぁ…)


仕方がないので、某ヤ○ダ電機で粘り(粘り腰の交渉は弁護士だから得意!?)、10%のポイント還元を何とか勝ち取って、タイプカバーは実質無料で購入しました。




購入後、開封の儀を経て初期設定を行いましたが、噂どおり、windows8(正確には8.1)は使いづらいです。

windows7までとは根本的なコンセプトが違うからとはいえ、慣れるまでは相当時間がかかるだろうなぁ。。。



ただ、今まで利用していたノートPC(レッツノート)と比べれば、断然薄いですし、幾分かは重量減となりましたので、持ち運びは楽になります。

これで外出中のちょっとした空き時間でも業務ができるので、少しは業務の効率化を図れることができるかな…。
(使い方に慣れるまでは、かえって時間がかかるかもしれないけど)








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弁護士は目立ってなんぼ?

2014年09月22日 | 経験談・感じたこと
某巨大掲示板や弁護士(が投稿していると思われる)ツイッター等からの情報入手です。



とりあえず、次の配信記事の最後まで読めば、表題の意味を理解して頂けるかと…。


 ◆LINEクリエイターズスタンプの審査が通らないので、LINE本社へ行って直接聞いてみた




この配信記事に出てくる弁護士の方は、「弁護士はどうやって営業するのか」を検討した方であれば、必ず知っているくらい有名な方です。


色々とインパクトがあり、宣伝効果は抜群だとは思いますが、恥ずかしがり屋や私としては、この域には未だ達することができません…。




でも、弁護士としてご飯を食べていくためには、「恥ずかしい」なんて言ってられないですよね。

どうしたものか。。。








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転んでも、ただでは起きない

2014年09月20日 | その他
弁護士業務のなかでも、特に訴訟代理に業務をやっていると、

「う~ん、、、やっぱりこれは無理筋だよなぁ…」

と思うことは多々あります。



本日も、一応考えられる主張ではあるものの、証拠その他の問題で主張を維持するのは難しいかな…と正直思っている訴訟案件の反論書面を作成するべく、色々と文献を読んだし、裁判例の検索を行ったりしていたのですが、一発逆転を狙えるような材料を見つけることはできませんでした(苦笑)。


こう書くと、ただの徒労で終わってしまうのですが、幸いにして、文献や裁判検索を行っていると、ターゲットとしている訴訟では直接役には立たないものの、別件で使えそうな構成を見つけたり、新たな発見があったりして、新鮮かつ刺激を受けます。


今日も、こういった理論構成があるのかという発見がありました。


早速使えないか検討してみようと思います。
(もちろん、依頼者には十分に説明し、メリットとデメリットを理解してもらった上でですが)






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ネット時代と民間捜査能力の向上(?)

2014年09月17日 | その他
SNSの炎上騒ぎなどの影響があるためか、最近、従業員向けのソーシャルメディアポリシーの整備や注意喚起を促す文書などの依頼が多くなっているのですが、その中で、私が必ず指摘する事項として、


「ネット上に匿名はない。ネット上の書き込みにるよる不利益は必ず自分に跳ね返る。」


ということがあります。
(社内セミナーを行う場合であれば、この指摘の後に、話題になった事件のその後の顛末として、検索結果を表示して、プライベート情報があっちこっちに拡散していることを示し、取り返しがつかないことを意識してもらうようにしています)



このようにネット上で話題になった事例については、「何故か個人情報が特定されてしまうこと」について、最近メディアでも取り上げられるようになっており、次のような配信記事を見つけました。

◆コンビニ土下座強要 犯人を震え上がらせたネット民



このような状況が良いのかはさておき、現状として、名も無い個人がリスクにさらされていることは、やはり頭の中に入れておくべきではないかと思います。






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自己満足に過ぎないけど…

2014年09月13日 | 経験談・感じたこと
夏期休暇以降、あまり休みが取れないないため、若干体が悲鳴を上げるようになってきました。


本当は、1日グ~タラした方がよいのではとアタマでは分かってはいるものの、結局は、仕事のことが気になってしまうので、今日も休日出勤しています(苦笑)。



ここまで来ると「私の性格」の問題になるかもしれないのですが、

◆とにかく、自分なりにやった!

という達成感が得られない限り、業務完了という気分にはなれないようです。
(もちろん、主観的に達成感が得られたとしても、客観的には及第点にも届かないかもしれませんが…)



今日やっている業務も、なんとなく回り道だと思うのですが(事務方にすべて任せてしまってもよい)、自分でやらなきゃ気が済まないので、あともうひと踏ん張りしてみます。








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某新聞社からの取材依頼

2014年09月11日 | その他
某新聞社の社会部の記者の方から、取材のご依頼がありました。


とあるテーマについての記事を作成するに際しての、弁護士としての処理対応や現場での動きを教えてほしいということのようです。


「とあるテーマ」について、何故、私にお声がかかったのかよく分からないところもあるのですが、まぁ、知っている範囲であれば…ということで受けることにしました。
(ただ、記者の方から電話があったとき、実は及び腰でした。そんな様子を見た事務員より「もっと仕事しろ!」的なことを言われて、電話応答したというのが正直なところです(苦笑))



電話で簡単に話が済むのかなと思っていたのですが、会って話をしたいとのことで、急遽、明日お会いすることになりました。

さて、どうなることやら。。。







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情報管理の理想と現実

2014年09月09日 | 法律情報
私が出版した書籍が御縁となって、とある上場企業の法務部の方と情報管理に関する話をする機会を設けていただきました。


私が普段お付き合いのある中小企業の場合、市販本などに書いてある情報管理・情報セキュリティ対策については、遵守することが厳しいので、まずは遵守できるレベルまで落とした上で、徐々にレベルを引き上げていくという手法をとることをご提案しています。


一方、上場企業の場合、当然のことながら法務部が存在したり、情報セキュリティ部門があるので、中小企業とは異なり、ある程度のレベルを維持した形で管理しているんだろうな…と勝手に思っていたのですが、お話をお伺いしている限り、そうでもないようでした。


やはり、「笛吹けど踊らず」とでもいえばよいのでしょうか、いくら立派な社内規程を定め、法務部が声掛けしたとしても、実際に運用できる担当者がいないので、現場レベルになると社内規定の順守ができていないことが、大きな悩みになっているという話を聞くことができました。




経済産業省が毎年のように公表する「営業秘密管理指針」や、営業秘密に関する市販本に記載されている内容は、「おっしゃる通り」だとは思うものの、現場レベルにまで落とし込むことは実際のところ難しいと感じているのは、中小企業であっても、大企業(上場企業)であっても変わりはないようです。


ただ、一切、情報管理を行わないという選択をするわけにはいきませんので、少しずつ、できるところから始めていくしかないのかな…と改めて思うところです。







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ミスに気が付く…

2014年09月06日 | 経験談・感じたこと
夏期休暇(お盆休み)明け以降、何だかバタバタしています。


そしてこういったときに限って、顧問先が裁判に巻き込まれたり、あるいは逆に顧問先から先手で手続きを申し立てる必要があるといった案件が立て続けに発生したりします。

若干パニックです…。
(しかし、今週は、事務員さんが来年に寿退職を行うという「おめでたい話」もありましたので、まだましかもしれません。
まぁ、事務員さんが抜けることは、それはそれで痛手なのですが、こればかりは仕方がありません)



こういったパニック状態になるときは、どうしても「抜け」や「漏れ」が発生しがちなので、今日は滞った案件を処理しつつ、案件の整理と見直しを行いました。
(結局は休日出勤になるのですが…。そういえば、先月25日から毎日出勤しているなぁ…)


そうしたところ、やっぱり「抜け」「漏れ」が見つかりました。。。
(私自身は提出済みと思っていた裁判所資料が未作成・未提出でした)


本日中に作成しましたので、大事には至らないかと思います。




しかし、人間焦ると、やっぱり色々と不備が出てきますね。


やはりフォローしてもらう弁護士を雇うべきかなぁ。。。







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