弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

もう国民は飽きた!?-ライブドア堀江氏の刑事裁判の傍聴が抽選なしで可能に…

2006年10月17日 | その他
つい最近まで、色々なメディアに取り上げられていた、ライブドアの元社長である堀江氏ですが、現在、証券取引法違反の罪で刑事裁判が進行していることは周知の事実だと思います。

そして、刑事裁判が始まったときは、どこのメディアも堀江氏の刑事裁判について特集番組を組む等して大きく報道し、傍聴を求めて長蛇の列が出きていたのですが、最近では滅多に話題として取り上げられなくなりました。
そして、メディアに取り上げられる機会が減るに比例するかのように、連日のように開かれている堀江氏の刑事裁判を傍聴する人も減少していき、ついには、抽選なしで傍聴できる状態(要は裁判所に行けば誰でも傍聴できる状態)にまでなったと報道されています。

まぁ、裁判関係の報道は、たとえ注目を浴びている事件であっても、最初は大きく報道されてその後はほとんど取り上げられず、判決が出てから少し報道されるというパターンがあるようです。
今回も同じパターンをたどっていると言うことでしょうかね。
(判決が出て、「ああそういえば、そんな事件もあったけ…」というのが大多数の国民の感想ではないでしょうか?。それだけ裁判に時間がかかっているという事実も示していることにもなりますが…)

ちなみに私自身は、ライブドア事件がどの様に進行していくか、検察官・弁護人の訴訟戦略はどうなのか等、個人的に興味がありますので、色々報道してもらった方がありがたいのですが、やはり国民一般が興味がないと報道もされず情報もほとんど入手できない状況です。

やはり熱しやすく冷めやすいのでしょうか・・・?


関連するニュースへのリンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000076-sph-soci
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