弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

山口県光市の母子殺害事件、最高裁判所が無期懲役を破棄差戻しの判決

2006年06月20日 | その他
当時少年だった被告人に対する罪責(量刑)が無期懲役が相当か否かが最大の争点になっている、いわゆる山口県光市で発生した母子殺害事件について、最高裁判所は、一審及び二審の無期懲役の判決を破棄し、事件を広島高裁に差し戻す判決を行ったようです。

ここ最近、かなり話題になっていた事件ですので、世間の注目を浴びていたのですが、結果的には、結論先延ばし…ということになったようです。

広島高裁で改めて審理されることとなりますので、まだまだ最終結論が出るまで時間がかかりそうですが、仮に広島高裁で死刑判決が出たとしても、弁護人側としては当然に最高裁に上告することとなりますので、最低でも1年以上はかかりそうですね。

刑事裁判の「長さ」が痛感される事件です。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060620-00000011-yom-soci

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