「国際線機内インターネットサービス JAL SKY Wi-Fi」を見ていて、「なんで電波を発する機器なのに、利用可能なのか?」と疑問がわきました。
ハワイからの帰国便(往路のフライトでは寝ることが重要)で、機内でインターネットが使えたら便利だと思っています。
ただ、『なんで航空機のWiFiサービスは「電波を使った電子機器」の対象から外れるの?』という疑問があります。
JALのお手荷物についてでは、以下の規定があります。
「携帯電話、PHS、トランシーバー、無線操縦玩具、ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホン、ワイヤレスマイク、電池内蔵ICタグ、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、電子ゲーム機、ワイヤレスのPC周辺機器、無線通信機能付歩数計、無線通信機能付心拍測定計、無線通信機能付腕時計、無線式キー」で「作動時に電波を発信しない状態にあるもの」なのです。
「パーソナルコンピュータ」は、電波を発しない状態にあるものと規定されていますので、利用はできないはずです。
しかし、ある資料ではこのように書かれていました。
JAL SKY WiFiの取り組みについて~機内インターネット接続サービス~
(抜粋)
航空会社は機内では、お客さまに離着陸時は全ての電子機器の御利用を制限させていただき、また電子を発する電子機器は常時の使用を制限させていただいております。これは電子機器が発する電波が航空機の運航に影響を与える恐れがあり、安全運航を徹底するために制限させていただいております。このような状況で「なぜ無線LANは使用できるのか」について疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんので御説明させていただきます。技術的な観点から申し上げると、航空機へ無線LANの機器を搭載するために、実際の航空機にて試験用の無線LAN電波を発信し、その無線LANの電波が航空機の機器、計器に影響がないことを検証、確認しております。またその結果について、米国連邦航空局(FAA)と国交省航空局(JCAB)か
ら承認を受けているため、機内での無線LANの電波の使用が可能となります。
(抜粋)
航空会社は機内では、お客さまに離着陸時は全ての電子機器の御利用を制限させていただき、また電子を発する電子機器は常時の使用を制限させていただいております。これは電子機器が発する電波が航空機の運航に影響を与える恐れがあり、安全運航を徹底するために制限させていただいております。このような状況で「なぜ無線LANは使用できるのか」について疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんので御説明させていただきます。技術的な観点から申し上げると、航空機へ無線LANの機器を搭載するために、実際の航空機にて試験用の無線LAN電波を発信し、その無線LANの電波が航空機の機器、計器に影響がないことを検証、確認しております。またその結果について、米国連邦航空局(FAA)と国交省航空局(JCAB)か
ら承認を受けているため、機内での無線LANの電波の使用が可能となります。
ということは、そもそも、「パーソナルコンピュータ」から発する電波は対象に入っていないということになります。
WiFiのために設置した機器しか確認しておらず、お客さんが持っている「パーソナルコンピュータ」は考慮されていません。
ガード文言で、「※パーソナルコンピューター・携帯情報端末・電子ゲーム機は、機内無線LANサービスを提供している航空機のシステムに接続する場合、飛行中でもご利用いただけます。」とありました。
ますます意味が不明です。
「機内無線LANサービスを提供している航空機のシステムに接続する場合」なら、影響がないということです。
航空機に特別な対応をしているようにとれますが、資料はそのような記載はありません。
よくわからなくなりましたが、早くホノルル便にも導入してもらいたいと思います。