リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

イデオロギーの根拠と総体としての人民の行動

2022-08-13 11:30:38 | 歴史への視角
 トップページ変更も兼ねまして、こんにちは。怒った次の日が定例更新日、なかなか学習能力が高い。
 東京地方、今日は突然湧いた台風、まだ雷が通っただけですが、夕方にはひどいって。
 せっかくのお盆なのにね。田舎帰りくらいしかできないね。
 
 皆様におかれましてはふるさとなどお帰りですか?
 ふるさと、いいなあ。わたしも故郷にいきたいなあ、ないけど。
 古里って、山でウサギを追うんだよね。川で小鮒を釣ったり。いいなあ。
 わたしの実家があったとこは目黒区でアスファルトしかないし。
 母方の幸手に行っても、ウサギなんかいないし。川はあるけど秘密の葦原が今ではまあ(間投詞)きれいな観光地。
 ちなみに「こういうとこが故郷では?」と思った旅行先は八王子東浅川の川沿い、狸くらいはいそうだし。

 知らないけど、当然、自分のふるさとにはそれぞれの良さがあるんだろうね、「よさ」というよりもっと強い、昔の言葉でいえば「根拠地」っていうかね。畑のくにもあるし、田んぼのくににもある、そんなことどうせ目黒区の人間にはわからないけどね。
 先日テレビつけてたら「子供にふるさとを作ってあげたくて(この田舎に)移住してきた」なんてひとがいたよ。生活能力が高いね。
 わたしも作ってもらいたいものだけれど、俗人的都会人としては、電気にプラスして、水道や(プロパン)ガスも欲しいとは思うんだよね。

 さてなんか面白いネット記事を探すと、MSNニュースで
 「指の形であなたの性格が丸裸!あなたの指はどの種類でしょうか?」Tips and Tricks
 「性格の秘密は薬指と人差し指に隠されています。あなたが本当はどんな男なのかを知る事ができます。そう、これは指の長さと男性のテストステロンレベルの関連性を研究した物なので、このテストは男性にのみ適用されます。このテストではA、B、Cの指の種類が紹介されています。
 A:薬指が人差し指よりも長い
おめでとうございます、Aの指を持つ男性はハンサムな男性です。チャーミングで誰とでも仲良くなれます。一方でちょっと攻撃的な面があり、素早くリスクを取る傾向にあるでしょう。また、仕事においても薬指が短い人よりも早く出世できるでしょう。」

 だってさ。こんなものは褒めて書けば当人納得してくれる、、、しかし正しいかも。って。
 
 関係ないようだけど、今週、小林清志さんという次元大介の声だった人が亡くなった、というのでテレビニュースを見てました。去年最後の次元をやったというが、おい、うそだろ、って。同じく円楽が病気だというニュースが出てて、新しい円楽って誰だっけか、と思って顔を見ても声を聴いても分からない。知らないはずがないのでウィキペディアを引いて、ようやく、ああ楽太郎かと納得。何を言いたいって、年齢がすべてを変える、、、
 人の振り見て我が振り直せ。
 どうやらわたしも昔の知り合いには顔を見せないほうが良いようです。
 
 以下、政治的な話。
 ところで、ねえ、見た? ペロシとかいうのが中共の反対にもめげず台湾に行って、そこまではいいけど、それで中共が怒り狂ったか予定の行動か、台湾封鎖的軍事行動に出て。いいよ、そこまでは。しかし、さぞアメリカが介入的海上行動に出るか、と思ったら、バイデンが言うには、中共との緊張は避ける、なんて。耳を疑ったよ。なにそれ。ほったらかしかよ。軍事包囲された台湾はどうなるのさ。
 というところで、これはウクライナとおんなじ構図。
 であればこれは同じアメリカの意図である、と思うのが、どんな人間も一緒。アメリカにとってはいざこざがあったほうがいい。北方領土に対する日本支配階級の認識のようなものだ。
 この意図で学生が思いつくのは、
 1 よっぽど軍事産業の排出物が余ってて消費されなけばアメリカは立ち行かない。
 2 他にあるか、ったら、「体制としての西東」をもう一度、作ろう、ということでは?
 それはお互いさまで、ロシア、中共、アメリカと、自分のテリトリーが不安定すぎる。西は西、東は東で確立していたほうが、トップの権力者は安楽していられる。作りすぎの武器を好きな時に捌(は)けるし
 アメリカとしては、ウクライナと一緒で、台湾はいらないんだよね、ありゃあそれに越したことはないけど。同様に、日本もいらない。ありゃあそれに越したことはないけど。どっちにしたって、大陸間弾道ミサイルを途中で迎撃するなんて無理と知れてるから。
 裏で中ロと手打ちがされてんじゃないか?
 
 アジア人は正直すぎる。毛唐が他人のことを考えた歴史があるか。
 帝国主義者や他称覇権主義者を信じたほうがバカ。これも世界認識です。昨日の名残で下品ですが、若人には御自分の上品な単語能力に合わせて、理論にセットすることをお薦めします。
 なお、これは隈理論ではありません。わたしが理論を作るなら、そっからとっかかる、と思うだけ。
 
 では次の政治を標題にします。
 社会状況確認でK派のサイトを見てみたら、相変わらずの威勢だけのデマゴーグに交じって「北井信弘」とかいう人の悪口が書いてありました。知らない人ですが、なんか分派した人のもよう。興味が湧いてそっちのサイトをみてみたら、「松代秀樹」という別名が。これは昔見た名前だ、(昔は)ふつうにまともだった片桐悠という人間とペアじゃん。なになに、現主流派のウクライナへの主張は第二インターナショナルと一緒だって? そうだろ。誰がみたってそうだろ。よしよし。今のK派のサイトは若きKのことをわかってないよな、とうれしくなりましたよ。他人たちのことではありますが。K派は嫌いだけど。嫌いなりにKの「プロレタリア的人間の論理」は打倒対象的愛読書だからよく知ってるんだ。
 
 とはいえ、こんな分派を作るところが悪しき福本イズム。良い福本主義なんてないけど。
 頭があれば考えてごらんな。すべてのイデオロギーはそれを正しいとしたい人間の存在理由でできている。これはマルクスの唯一の社会科学への貢献だから、マルキストなら知っているだろう。
 革命はそんな利害の集積と交錯の中から生まれるんだぞ。考えが違うから一緒にやらない、あるいはケンカする、あるいは殺しあうで、雑多な利害の塊である革命を集合できるものか。初めの集積がなければ、そこから頭一つ抜け出すこともできないんだぞ。
 もちろん、統一戦線を組む必要はない、しかし、歩みは同じでなければ絶対に革命なんか起こらない。
 こういうのは公安のほうがご存じだね。
 ケンカしてる間は人民の多様な利害が集約されることはなく、集約されなければ取捨選択されることもない。政府ご安泰だからね。
 
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