リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

面白いことなし

2020-12-19 16:07:12 | 断片
 こんにちは。窓の外の茶色い木の葉も半分くらいは落ちて青空が透ける今日この頃、世間では雪がひどそうで。
 おとといは朝のニュースで会津鶴ヶ城の雪景色が出ていまして、あ、こりゃ、鶴だ、と感心しました。ふつうは黒瓦と白壁で鶴、というのでしょうが、ちがうね。雪の景色だよ。ま、東京民がいってもしょうがないけど。
 九州、くじゅうも雪積りだって。そんなとこに降るんだねえ、1700メートル。まあ丹沢でも降るときは降るけど。
 
 関越も雪で車がひどい目にあってたけど、あれって、天気予報で記録上最高に降るっていってたのにねえ、道路会社は商売だから通るなと言えないにしても、国土交通省は警告とかしないのかねえ。GOTOのキャンセルバックでそれどこんじゃないか。ともかくそんな目には会いたくないものです。
 
 さてさて、世の中いいことなんかありゃあしない、悪いことばかり。と思うのは、悪いことしか記憶に残らないからでしょうか。といってそれはウツのせいではなく、悪いことは次の行為に響くので頭を占領するのでしょう。
 
 この辺で役に立つ記事を言っておきましょう。
 オーブンがなくとも「お手軽シシケバブ」。
 牛肉とかラム肉とかなんて、分厚いのがあったらステーキが一番美味しい。とはいっても100g200円の牛肉では筋ばかり。100g150円の牛こまで、なんとかならないだろうか。
 そこで丸めて串でシシケバブ。しかし、これはひき肉団子以上に始末が悪い。どろどろに崩れて魚焼きグリルまで持っていけない。
 というわけで、フライパン。オッケーでした。ただし、弱火で気を長くしてね。火を通さないと細切れは牛肉でもバイ菌が多いからね。注意は串の長さ。フライパンに入らなければアウト。
 漬け汁は細肉なので玉ねぎは不要。ヨーグルト? そのようなものを買うことはない。牛乳にお酢を入れてかき混ぜればオッケー。クミンはあるといいな。カレー粉と一味をかければ塩はほとんど要らない。あればコリアンダー。私はニンニクは嫌い。食えるけど。
 それらしくなりました。
  
 今週の関心的感心は、桐野夏生の朝日新聞記事。
 「若い世代の取材に「なぜ許せぬ」桐野夏生さんが疑う正義」
「正義と悪、右と左… 人間は単純ではない。
『夜の谷を行く』という連合赤軍事件に関わった女性のその後を描いた作品についての、雑誌取材での出来事である。インタビューに来た若い女性が、「なぜ、彼らは罪を犯したんですか? 何で法律を犯した人を書くのかわからない」と言う。
 その答えは、私にもわからない。わからないことだらけで、闇の中を進むのも、また小説を書くことなのである、、、」
 要するに、そういう問いをする若人がわからない、とのこと。
 「わからない」という感性にほっとしたわけで。
 桐野夏生って知ってる? 塩野七生じゃないよ。桐生操でもない。って私には、どこが違うのか分からなかったので、あれ、これ誰だっけ?と思ったのでした。これからも分からないと思います。
 で、この2,3週間の私の仕事は、そういう若人世代の思考と行動様式と社会への影響の説明。がくっときません? 小説だよ、それじゃ。勉強意欲が萎えて。でも、社会学レベルって、そういうもんなんだよね。そんなことの解明に何の意味があるのか。社会学者に教えてもらいたい。
 いや、全部構築されると女性解放が観念上できるんだけどね、解放ったって、どうせ口舌の徒だし。面白いことがない。
 
 図書館にいったらリサイクル本で「世界」がおいてありました。といっても知らないでしょうが、往年の月間評論雑誌。賃金値下げとアフリカ特集だったので、拾ってきました。「世界」なんか30年ぶりくらいですが、まあ2,3の知らない記事が載ってはいましたが、さて、この月刊雑誌は誰が読むものかしら。とうてい、世界が違う。いや他人の趣味はどうでもいいが、これじゃあ一般人の気持ちなど分かろうはずもない。もちろん、そんなもの分かんなくたっていいが。

 初めに「青空」って書いたら、(その後下書きを放置してたので)階下の子供の声によると雪が降ったってさ。川崎市、初雪。レジャーに専念できればいい年末なのにね。

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