リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

ひさしぶり四方山話

2016-02-06 11:34:26 | その他
 こんにちは。冬真っ只中の東京地方。あとちょっとで(また)雪が降って、それが融ければ春が来る予定。
 さて、まずはクイズ。
 ビタミンCやB群が豊富に含まれ、体内のナトリウム(塩分)量を調節し高血圧を予防したり、利尿作用によりむくみを改善するカリウムや、整腸作用、便秘の改善効果がある食物繊維や、貧血の予防になる鉄分も多く、まさに栄養の宝庫と言えるものは何?
 答えはジャガイモ(J-medicalサイトより)。
 というわけで、昼食にはサラダは高いのでコンビニのコロッケパンをまずいけどよく買っていたのですが、暇つぶしに袋に貼ってある成分表を見ると、あれれ、どこにも「ジャガイモ」の文字がない。ひき肉の期待はゼロだけどジャガイモごときは入っていてもいいだろうと思ってよく見てもない。「加工デンプン」というのがあるので、これはもしかしてジャガイモ粉のことであろうか、と、ネットで調べました。
 ら、あにはからんや、片栗粉で作ったわけでさえなく中身はすっかり小麦粉のもよう。
 へえええ、、、びっくり。甘すぎた隈。コンビニ食料の悪口を書いた本は何冊も読んだのにねえ。 
 まあ昼の「野菜」に何を期待するわけでもないのですが、それにしても呆れた。読めば書いてあるからって、こういうのは信義則違反じゃないのかねえ。
 とするとセブレのサラダサンドにはさんである白くてゴロッとしたものは、あれは小麦粉だんごか? ローソンの姿さえないサラダサンドは、考えるだけ空しそうだ。

 本日はニュースいろいろ。前言ったクローズアップ現代、木曜夜は既にマイナーな話題となったアスベスト。
 『国が対策を講じるとし、解決したかに思われました。ところが、その後も業者の違法行為などによって、通常より高い濃度のアスベストの飛散が相次いでいます。』
 だそうで、私はひまがないので見なかったけれど、見た人から好評な意見がネットにあがってます。 
 さて、この、どマイナーな「アスベスト」なんてゆう問題を、どのスポンサー民放が取り上げられますか? いいや、絶対に取り上げない。朝日放送でもやらない。だいたい、庶民を装う私ですら、見てない(5秒見た)。
 国谷女史は凛々しかったそうですが、残念なことです。

 おつぎ。『認知症で家を出て徘徊(はいかい)中に列車にはねられて死亡した愛知県大府市の男性(当時91)の遺族に対し、JR東海が約720万円の損害賠償を求めた訴訟』で、最高裁の意見聴取。ご存じないかもしれませんが、一審でも二審でも「家族が見張ってないせいだ、賠償しろ」というわけです。信じらんねえ。なにやってんだ、名古屋地裁。誰が悪いって?
 お前だよ、裁判官。お前が犯罪者なんだよ。何十万人の認知症患者とその家族を地獄に落とす犯罪者だよ。縄で縛ってつないでおけ、ってか。
 もっとも高裁のやつらは救われねえ(バカではない上昇志向だけの)クズだから、いわない。時間のムダ。地裁裁判官は若いから救われると思ってお話してやったまで。この忠告を聞かないで無間地獄に落ちようが、もう知らない。まあ、こちらも準匿名なのであまりきつく発言してはいけませんが。

 まだいきます。「同一労働同一賃金」、安倍も賛成とのこと。趣旨は、ここでも何度か言った正社員追い落とし路線。
 手近に、冷泉彰彦というアメリカかぶれも、『その会社の正社員という「タコツボ」に閉じこもる発想が、企業全体、日本経済全体のガラパゴス化を生むと同時に、その「正社員を育成して管理職にする」という制度が「膨大なコスト負担」になっているのです。こうした「正社員制度」の弊害を見直す機会として「同一労働・同一賃金」の問題を提起するのは意味のあることだと思います。』といっています。昔、竹中平蔵もいってましたね。
 いまだに社民党にもそんなことをいうやつがいるような。資本主義社会にそんな要求はありえない。
 だいたい、「同一労働」で仕事の中身を整理すること自体間違っている。エリート諸君はアルバイトなんかしたことないからわかんねえよな。(そこで進行する仕事意思決定者と雇われ員の分解について)単純労働無責任で日がな一日暮らすなんて面白いわけないじゃん。大体1日じゃないし。1年中だぜ。 (ブラック企業の他称アルバイトさんはまた意味が別ですが) 他方、正社員がときどき行う単純労働は息抜きにもなります。忙しいときはバカバカしいけどね。バカバカしいから他人がやれって、あんた、どうよ。これはそもそもが、賃金量の問題ではない。人間が行う労働というのは、あれもあればこれもある。それがトータルな人間と仕事ですよ。せめて社民党の諸君はよく認識されたい。
 
 もっとも私は結果として資本主義の腐朽期というものは安倍のいうようになるものさ、とは思いますけどね。
 以下は、隈著、『歴史としての支配』 参照。2月10日発売予定。例によって宣伝です。amazonにも出ました、と思ったら、このブログも表に出てしまってる。
 あとで、目次を上げておきます。
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