拙稿「人権――その起源と目標」は、第4部第12章「人権の理論と新しい人間観」の連載を終え、マイサイトに掲示しました。既に掲載してある第11章の後に追加しました。通してお読みになりたい方は、下記へどうぞ。
http://khosokawa.sakura.ne.jp/opinion03i-4.htm
拙稿「人権――その起源と目標」は、これを以って全体の連載を完結しました。4年6か月にわたり、ご愛読ありがとうございました。目次を、下記に掲載しました。
http://khosokawa.sakura.ne.jp/opinion03i.htm
4部構成、約92万6千字の大作です。全体の要旨を記すとーー人権の起源は、近代西欧における普遍的・生得的な権利という観念にあるが、人権の実態は歴史的・社会的・文化的に発達してきた権利である。生まれながらに誰もが持つ「人間の権利」ではなく、主に国民の権利として発達する「人間的な権利」である。「発達する人間的な権利」としての人権の目標とすべきものは、個人の自由と選好の無制約な追求ではない。個人においては人格的な自己実現であり、国家においては共同体の調和的発展、人類においては物心調和の文明、共存共栄の世界の実現である。こうした目標を追求するには、新しい人間観として心霊論的人間観の確立が必要であるーーと主張するものです。
本稿が、従来の人権に関する多くの主張の誤りや人権を掲げた左翼的な運動の偏りを正し、日本の再建と人類の調和的発展に、少しでも寄与できるならば幸いです。
※お知らせ
ほそかわ・かずひこの<オピニオン・サイト>は、下記に移転しました。
http://khosokawa.sakura.ne.jp
リンクの登録更新をお願いいたします。
従来のアドレスのサイトは、平成29年4月に閉鎖予定です。
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4部構成、約92万6千字の大作です。全体の要旨を記すとーー人権の起源は、近代西欧における普遍的・生得的な権利という観念にあるが、人権の実態は歴史的・社会的・文化的に発達してきた権利である。生まれながらに誰もが持つ「人間の権利」ではなく、主に国民の権利として発達する「人間的な権利」である。「発達する人間的な権利」としての人権の目標とすべきものは、個人の自由と選好の無制約な追求ではない。個人においては人格的な自己実現であり、国家においては共同体の調和的発展、人類においては物心調和の文明、共存共栄の世界の実現である。こうした目標を追求するには、新しい人間観として心霊論的人間観の確立が必要であるーーと主張するものです。
本稿が、従来の人権に関する多くの主張の誤りや人権を掲げた左翼的な運動の偏りを正し、日本の再建と人類の調和的発展に、少しでも寄与できるならば幸いです。
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