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●漫画・・ 「AMMO 弾 -アモウ- 」..(2)

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 神奈川県警羽羅磯署の若き女刑事、天羽弾(アモウハズミ)はタフでハードボイルドで、拳銃バンバン撃ちまくり、型破り過ぎる捜査で常に上官に疎んぜられる、ナイスバディーなセクシー美女。肉弾戦でもエッチな面でも、身体を張って凶悪犯どもに立ち向かう、女ダーティーハリー。公園の公衆便所で情報屋の男に、脱いだばかりのパンティーを報酬に犯罪の情報を得ようとしたところを、逆に網を張っていた凶悪犯に情報屋ともども銃弾を撃ち込まれ、重症を負った女刑事・天羽弾。ハズミを撃って病院送りにした凶悪犯は、連続婦女銃殺魔で、女性ばかりを狙い銃撃しトドメは女性局部をショットガンで撃ち抜くという、銃撃版切り裂きジャック的変態シリアルキラー。手負いのハズミの反撃に逃走した殺人魔は、入院したハズミにトドメを刺すべく、医師に変装して病室のハズミを再び襲撃する。病室の中でピストルを撃ち合い、格闘し組み合った態勢のまま窓から落下、病院前で待機するパトカーの屋根に落ちる。重症のハズミを人質に取った凶悪犯は、自動車を奪って逃走、自分のアジトへ連れて行き、傷の深いハズミを全裸のまま、ベッドに寝かせ四方を鎖で繋ぐ。絶体絶命のハズミ。

 変態凶悪犯は、素っ裸で拘束された天羽弾の身体を愛撫し、銃創をいたぶり苦しめる。苦痛に悶えるハズミだったがどうすることも出来ずに、ついに強姦されてしまう。僕も、このアクション劇画「AMMO-弾-」を読むまでには、エロ系アクション劇画も数多読んで来ているのですが、主人公や主人公の恋人という美女ヒロインは敵の悪鬼に裸に剥かれるとこまでは行き、あわや陵辱の極めまで‥、というところで間一髪、助かり強姦されるのだけは何とか回避出来るエピソードが多いのですけど、この劇画では、主人公のナイスバディー美女ヒロイン、ハズミが、その、最後の挿入までされてしまうんですね。で、まあ、そこで、ヤルとこまでヤッて油断した変態魔の隙を突いて、拘束を逃れることに成功したハズミが反撃に出る。狭い地下室内での互いの銃撃戦の末、ハズミは敵の憎き局所、要するに凶悪なオチ×チンを銃弾で打ち抜き、反撃不能まで追い込んで勝利して、地下室を素っ裸でライフル抱えて脱出する‥。というのが第1巻第一話のお話です。

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 第二話からは麻薬等違法薬物を扱う組織が敵対相手で、ここでもエッチなシーン、ファックシーンなど過激エロ描写ふんだんで、また、主役のセクシー女刑事ハズミのナイスバディーや盛り上がるデカチチ(胸部)が、コスチューム着けてても、裸かと見紛うようなセクシーファッションで強調して描き込まれています。第二話以降も、犯罪組織や凶悪犯を相手に身体を張って肉弾戦で立ち向かい、時には性的媚薬系麻薬までも打ち込まれ自失し、ふらふらになりながらも拳銃バンバン撃ちまくって凶悪犯罪者どもを退治して行く、天羽弾は魅力的スーパーヒロインです。

 作者の山本貴嗣さんは、あの、小池一夫劇画村塾の第一期生なんですねえ。だから高橋留美子さんや狩撫麻礼氏などとは、村塾の同窓生になりますね。山本貴嗣さんというと、絵柄は全然違うんですが最初は僕は、よく、中央大学の漫研で仲間だったという山田貴敏さんと混同してました。この「AMMO-弾-」第1巻を購入したのは、多分、2000年頃ですが実は僕が、近所の本屋で山本貴嗣さんの作画の漫画単行本を探していたのは、雑誌の漫画批評のコラムか何かの雑文で、山本貴嗣氏の作品の評価として、中国拳法など古来の伝統的武術に造詣が深く、またその格闘シーン描写に長けている、ということだったので、当時はまだ僕が身体を悪くする前で、僕が武術・格闘技オタクだった時代だったから、そういうジャンルの興味で山本貴嗣作品を捜していたら、近所の本屋さん三件くらいを回って、「AMMO-弾-」だけしかなかった。それで第1巻を買って読んだんですね。まあ、本屋さんで注文して取り寄せて貰う手もあったんだけど、結局、山本貴嗣の武術・格闘漫画作品は読まないづくで終わりました。済みません。

 でも、山本貴嗣さんの絵柄は好きです。異論はあるかも知れませんが、何だか、80年代から90年代の細野不二彦さんや三山のぼるさんの絵柄と似ていて。この三作家とも、僕は絵柄が好きなんですね。特に三先生の描かれる美女や美少女ヒロインの絵柄。大好きです。園田健一さんとも似てるかな。そういえば、僕は、96年の「このミステリがすごい」と「週刊文春ミステリベスト」で共に第1位に輝き、第18回吉川英治文学新人賞を取った、馳星周氏の小説デビュー作「不夜城」の、山本貴嗣さん作画コミカライズのコミックス単行本を読んでたな。原作小説は買って来たのに、結局読まず終い。

※ (2012-09/16) 「AMMO 弾 -アモウ- 」 ..(1)

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