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●漫画・・ 「少年ジュピター」

Photo_79  ○ 少年ジュピター (完全版)
 
またまた往年の少年ヒーロー漫画の雄、桑田次郎先生の、古い少年SF漫画の1本であります。題名は「少年ジュピター」。ジュピターと聞くと、80年代の日本のSF映画「さよならジュピター」を思い出すが、日本SF作家の重鎮、小松左京氏が中心となって、鳴り物入りという感じで大々的に制作をして行ったが、起用監督が突然亡くなられたり、制作費が掛かり過ぎ、予算が大幅にオーバーしたりと、何かとうまく行かず、興行的にはコケた日本のスケールのでかい映画ですが、あの「さよならジュピター」のジュピターとは、太陽系惑星の一つ、木星のことであり、本来、Jupiterとは木星のことでありますが、この1965年の漫画作品、「少年ジュピター」のジュピターとは木星を指さず、大型の人工衛星の宇宙ステーションのことです。どちらも元々の意味するところは、古代ローマ神話の天を支配する最高の神、Jupiterの名前から取ったものである、というのは同じです。Jupiterは、大神ゼウス、といった方が解りやすいですね。84年公開の映画「さよならジュピター」はその制作の為、原作者小松左京氏がワザワザ会社まで起こして、東宝と共同制作という形で本格的SF映画を作ったのですが、結果的には興行は失敗、小松左京氏はこれで借金を背負ってしまったということでした。ストーリーは、太陽系に迫って来た小ブラックホール天体が、地球ごと太陽を飲み込んでしまうという絶大な危機に、太陽系を守る為(人類を守る為)、巨大惑星木星をブラックホールにぶつけて、ブラックホールを弾き飛ばして危機を脱しようという、スケールの大きなお話でした。最初の導入部は、未来の宇宙開発のために、木星を第二の太陽にしようとする計画からでした。ブラックホール天体というのは、太陽よりも超デカイ天体の末路です。木星はあの大きさで、恒星にすることなんて理論上でも出来るのかしら?木星にぎゅうっと圧縮を掛けて、内部で核融合反応を起こさせようってことなのかな?よく解らん。何か大量の放射線を当てて、木星内部で爆発を起こさせ、やはり核反応を起動させる‥とかかな?解りません。しかし、こんなスケールの大きな天体SFを、CG技術も無いあの時代に、日本映画の予算で作ろうということそのものが、無理があったのかも知れません。

Photo_80  「少年ジュピター」の話でした。しかし、「さよならジュピター」は84年公開当時、僕は埼玉は大宮の映画館で見たんだが、確か、館内はがらんとしていたと記憶している。70年代末に「未知との遭遇」「スターウォーズ」というアメリカ映画のSF大作が、2本続けて来て大ヒットし、日本サブカルチャーは俄かにSFブームになった。SF小説も流行り、若手SF作家が続々登場し、日本映画界も本格的なSF映画を作ってみたりしていた。東映の「宇宙からのメッセージ」も東宝の「惑星大戦争」も、スピルバーグやルーカスの真似っぽかったんだけどね。いや、済みません、「少年ジュピター」です。「Kenの漫画読み日記。」は漫画作品がメインテーマの趣味ブログです。タイトル「少年ジュピター」のジュピターとは、日本の天才科学者の博士が中心となって作った、世界初の宇宙ステーションの名前で、また、その博士自身にも功績を称えて、ジュピターと栄誉称号を与えた、となってます。死後、博士は宇宙ステーション内部の巨大コンピューターに、人格と意識を保存されました。博士は宇宙ステーションの頭脳となって生き続けていたのです。世界初の宇宙ステーション、ジュピターにもいろいろな危機が迫る。宇宙ステーションを守る為、13歳で宇宙大学を卒業した天才少年、光一は、電子頭脳となった父、ジュピター博士より、宇宙ステーションを守りぬけ、という使命を受ける。武器の、特殊能力を秘めたヘルメットと剣と宇宙飛行艇を授かり、光一少年は少年ジュピターとなって、宇宙ステーションを狙う悪者と戦う。というお話です。

 という訳で、「少年ジュピター」と「さよならジュピター」は違うという話でした。もう一つ、ジュピターというと、シンガー平原綾香さんのデビュー曲、「Jupiter」に思いが行き当たります。2003年12月発表の大ヒット曲で、これで平原綾香さんは第55回NHK紅白歌合戦に出場を果たしました。今の日本の芸能歌手にとって、紅白出場歌手、というのはすごいステイタスでもないのかな。歌手は今でも、紅白出たらギャラは大幅アップしてるんだろうか?まあ、いいんですけど。J-Popソング、平原綾香さんの「Jupiter」は、元々はクラシックのイギリスの作曲家、ホルストの組曲『惑星』の第4番「Jupiter」からですね。良い歌なんですけど、僕は曲は好きですけど、詩があんまり好きじゃありません。詩の内容が。勿論、新潟県中越地震の時に大勢の被災者達を勇気付けた、という名曲でもあります。「少年ジュピター」でしたね。「少年ジュピター」は、65年の少年画報社の週刊少年キングに1号から13号まで短期連載されました。物語の大半の悪者は、4次元転換装置に入って3次元世界に戻れなくなってしまった男です。まあ、透明人間ですね。たくさんの人間型ロボットを操って、宇宙ステーション、ジュピターを襲って来ます。僕の子供の頃の少年漫画誌では、SFヒーロー漫画は雑誌の看板漫画でした。桑田次郎さんは50年代後半、60年代を通して大活躍された、SFや探偵もののヒーロー漫画を量産していた、超売れっ子漫画家です。60年代のSF漫画の人気アイテムに、『4次元』があります。『4次元』とはこの世界、3次元を構成する立体に時間軸をプラスしたものと、昔から雑誌等で解説されて来ていたのですが、結局、僕はさっぱり解りません。でも、4次元って理論上のもので、そういう世界があるというのはSF物語の中のことですもんね。昔は、初代の「ウルトラマン」のTV放送で、4次元怪獣プルトンとか、手塚治虫の「ふしぎな少年」の主人公サブタンが、4次元空間を出入りして、時間を操作出来る力を身に着けたりとか、あの当時のSF好きの子供達をワクワクさせる、アイテムの一つだったものです。スーパーマン映画の一種、84年の「スーパーガール」で主人公が惑星クリプトンの学校で勉強していたのが、6次元幾何学だったのを記憶していますが、4次元というのも幾何学関係の言葉でしょうね。

 

 

Photo_77  ○ ヒミツの花園 ‥最終回 
 フジ系のドラマ「ヒミツの花園」が終わりました。全11回終了。ここんとこでは、僕は初めて全回、毎週見たドラマです。「結婚できない男」も初めの2回くらいは見てなかったし。「ヒミツの花園」は面白いドラマでした。良かった、ハッピーエンドで。僕はハッピーエンドが好きなのです。終わりくらい幸福で終わらなきゃ。最終回でついに『花園ゆり子』は解散になる。超売れっ子少女漫画家『花園ゆり子』を構成していた4兄弟は、それぞれの道を歩むことになる。『花園ゆり子』を作るきっかけとなり、育てて来た雑誌編集者、田中一郎が4男ヒナタ君に語る、「何でも物事にはみんな終わりが来る。なるようになったんですよ」というような言葉。そうなのだ。何事も始まりがあって終わりがあるのだ。この最終回を見ていて、僕が思い出して、つい口ずさんだ歌は、昔のオニャンコクラブの「じゃあね」という曲。♪春はお別れの季節です‥みんな旅立って行くんです~♪じゃあね、じゃあね‥駄目よ泣いたりしちゃ…~なのです。本当にこの歌の歌詞のように、春の3月中旬に、ドラマの登場人物たちは新たなる人生の出発を始めた。4男の英国留学、2男はかねてから願っていた少年漫画執筆の道を。3男はもっと専門的にマネジメントの仕事をやるらしい。長男は心の中でずっと思い描いていた、洋画家への道を進む決意をする。田中一郎君とヨリが戻った、僕と誕生日が同じの、コメディエンヌとして出色だった真矢みきさん扮する川村亮子は、何か新雑誌の中年男性ファッションの企画を始めて一生懸命だし。やっぱりこのドラマは基本ラブコメでした。主人公漫画雑誌編集者、月山夏世はついに、両方とも心の中では思い合っていた長男と、とってもイイ関係になるし。ラブラブハッピーエンドで良かった。

Photo_78  小さな頃から漫画大好きで生きて来た僕に取っては、僕が不得手の少女漫画とはいえど、漫画出版の業界が舞台だし(業界が舞台という程、出版業界内情を描いているという訳ではないけど)、興味が持てて面白く続けて見ることが出来ました。連続ドラマ「ヒミツの花園」、良かった、面白くて。良いですね、春の旅立ち。誰もみんな出会いがあって別離があって、始まりがあって終わりがある。一つの道が終わったら、また新たなる道が始まる。そうやって人の人生は続く。やがていつか死ぬ日まで。多分、宿命というものもあるんだろうが、運命もあり、選択もある。どの道を選びどう磨くかは人それぞれ、その人次第なんだろうな。勝つ人も居れば負ける人も居る。成功があれば、失敗も勿論ある。逆襲もあるだろう。逆転もある。執着もあれば、アキラメもある。達成感を味あう日もあるだろう。勝利にガッツポーズする日もある。騙され裏切られる日もあるんだろうな。ヤケクソになる日もあるだろう。誰しも泣く日もある。負ける日も負けることもある。仕方ないさ。そうしていつかは終わる。終わってしまう日は来る。「ヒミツの花園」最終回の登場人物の一人が言ってたな。辛かろうが悩んでいようが、取りあえず前進するしか仕方が無い、というようなことを。この先も生きて行かなきゃならないんだから、取りあえず頭を上げて前を見ないと仕様がない、とかいうような意味合いのことを。まあ、そうなんでしょうね。生きているんだから、生きて行かなきゃならないんだから、強い人も弱い人も仕様がないと。仕方ない。

 Photo_75 ○ 井上真央ちゃん
 
何となくTBSドラマの「花より男子2」の最終回の、終わり頃を見てしまいました。見てしまいました、って別に何か悪い訳では毛頭無いのですが、アイドル女優、井上真央ちゃんを初めて長時間見ました。長時間て2、30分くらいか。僕はアイドル、井上真央ちゃんは名前だけは何故か知っていましたが、姿形はよく知りませんでした。カゴメの野菜生活シリーズの新発売の(新発売してからけっこう経つけど)黄色い野菜はすごく美味しくて、CM見てそのオレンジがかった黄色さがとても美味しそうで、買って飲んでみたのですが、そのTVのCMやってる女の娘が可愛くて、何か見たことある娘だなあ?けっこう売れて来てるアイドルか?とか思っちゃってたんですけど、カゴメのサイト見たら、井上真央ちゃんだと解りまして、ああ、これが今人気抜群アイドル、井上真央かと、知った次第でして。ドラマで見るのも良かったけれど、僕はカゴメ野菜生活のCMの真央ちゃんの方が好きです。井上真央ちゃんは可愛いですね。何か何処かのサイトの掲示板でだったけか、井上真央は態度が横柄である、みたいなことが書き込まれていましたが、確か、フジ系「笑っていいとも」の出演時、態度が横着に見えて印象悪かった、みたいなことが書いてあったような、淡い記憶があるのですが、あんましはっきりとは憶えてません。まあ、別に井上真央という人が態度が悪かろうが横着だろうが、僕には全然関係ないし。この先、社会生活で会うことも関わることも一生ないだろうし、確かに、まだハイティーンであろう(と思う)井上真央ちゃんは可愛いんですけど、どういう人かキャラまで知りたい程の興味もありません。この歳になると、別に、可愛いアイドルと南の楽園のような無人島に二人っきりで行きたいとか、夢想することもないし。

Photo_76  井上真央ちゃん熱演の「花より男子2」最終回のクライマックスシーンを見ていると、ああ、恋愛って良いなあ~、と思いました。お互いを尊重して大切に思い信頼し合う恋愛。良いですねえ。ホント、良い。かと思えば、また虐待で子供が重症というニュースを聞きました。何処でだったか地域は忘れましたが、母親は新しい男と同居していて、以前から子供の虐待があり、一度は公的機関が子供を保護したこともあるそうですが、今回は自宅で子供は4時間の長い間、虐待を受け、重症だといってました。ひょっとしたら幼い尊い命が消えるのかも知れません。またですよ。母親が新しい恋をして、男に対する女になりきってしまい、育児放棄する。女になると母親を忘れ去る。子供は新たな恋の邪魔。全く、恋とは何と醜いのでしょう。幼い子供が死ぬ。無抵抗な幼い子供がさんざん虐められた挙句、殺されるんです。この事件、幼い命は助かったのかも知れない。しかし、この子は一生ひどいトラウマを背負って生きなければならないし、厳しい社会での戦いに、この重いトラウマのハンデを抱えて臨まなければならない。本当に恋とは何て醜いんでしょうか。「花より男子2」のシーンで見た、あんな素晴らしい恋愛というものが、一方では醜さをさらけ出している。ホントにね、もう、虐待するくらいなら簡単に子供なんか作るなよ、と思うんだけど、柳沢厚労相を代表とする政府は機械のように産めよ増やせよ、と無責任に言っているし。だから、こういうふうに恋愛の浮かれた気分にフワフワ乗っちゃって、自分たちのことだけを最優先エゴで考えて、気持ち良いだの楽しいだのだけにしか思いが向いてなくて、自分だけとにかく傷つきたくなくて、後は全部無思考、無思慮、白痴状態になっちゃってて、実は恋愛の裏に存在する現実の重さ厳しさには、まるで目を向けず考えもせず予想も全くせず、無責任に何も考えず、単純に子供を作り、すぐに別離て、すぐに新たな恋をして、すぐに新しい相手と同棲生活を始めて、育児放棄する両親がいっぱい居るし、虐待を受ける無残に悲しい子供達が居るんだよ。責任取れよ、政府!本当にね、国はもう少し責任とって、施設を充実させてもらいたい。前回も書き込んだけど。子供は国の宝、というんなら国で育てればいい、と思う。もっと乳母も保母も保父も増やして、施設をうんと充実させる。産めよ増やせよ、と国が言うんなら言った責任で、このくらいの政策をしないと。前回も語ったけど、僕は、子供の養育、教育に関しては社会主義です。

 ああ、またこういうことを、長々書き込んでしまった。何か本当に、幼い子供の虐待には、心底腹が立つ。虐待ってもう、ほとんど、離婚後の新たなる恋愛とのワンセットだもんね。女である前に絶対に母親であって欲しいし、自信がないなら簡単に子供なんか作るなよ、と大声で国中に叫びたい。柳沢厚労相を代表とする政府も、何の考えもないのに無責任に、機械の如く産めよ増やせよとか言うなよ。大臣ポストに着くような政治家は選民層であり、守るのはお友達や仲間の、富裕層と支配層だけでよくて、一般大衆の下層庶民たちの、荒廃した生活の仔細だとかには、興味も関心もないのかも知れないが。一応、国会議員であるのだから国民全部を対象として、漏れなく見てもらわなければ困るのだけれど。ああ、忘れていた、井上真央ちゃんの「花より男子2」の話だった。これの主題歌は宇多田ヒカルの最新ヒット曲「フレーバーオブライフ」らしい。この曲はけっこう良い曲だと思う。けっこう好きです、この歌。宇多田ヒカルさん、何だか孤独みたいですねえ。ちょっと可哀相な感じがする。僕は宇多田ヒカルさんも全曲好きだという訳ではなくて、一番好きなのは「This Is Love」、その次が「Keep Tryin’」で、それから「Can’t You Keep A Secret」とかかな。まあ、いいか別に、そんなことは。しかし、J-Popって何でこんなにタイトルが英語なのが多いんだろ?歌詞は7対3くらいで日本語歌詞なのに。サビ部が英語詞の歌って多いよね。宇多田ヒカルさんは今回の離婚ゴシップが手伝って、この新曲「フレーバーオブライフ -Flavor Of Life-」はオリコン3週連続1位の快挙らしい。やっぱりこういうのも、昔ながらの日本芸能界での『芸の肥やし』というんだろうか。今時のJ-Popシンガーでも、世を渡る中で傷つくことが芸を磨くみたいな‥。

 14日に肝細胞ガンで亡くなられた、往年の日本ロック歌手、俳優-タレントの鈴木ヒロミツさんなのだが、僕は特別、鈴木ヒロミツさんがボーカルをしていたザ・モップスというロックバンドのファンだった訳ではないけど、ヒットしたロック版の「たどりついたらいつも雨ふり」とか、鈴木さんがボーカルを取ってなかったが、ロック版の「月光仮面」だとかの曲は良くって、印象に残っている。話は別に鈴木ヒロミツさんの属していたバンド、ザ・モップスが演奏していた音楽のことではない。鈴木ヒロミツさんという人は本当に家族思いで、限られた余命を知った鈴木さんは病院で闘病をするよりも、残された時間を、家族と過ごすという、有意義な使い方をしたいということで、家で奥さんと息子さんと暮らしていたらしい。その時間の中で、鈴木ヒロミツさんは奥さんにいつでも『愛している』と話し掛け、何通も何通もラブレターを書いていたらしい。鈴木ヒロミツさんが亡くなられたということで、マスコミが生前の鈴木さんと親交の深かった芸能人たちにインタビューしていた中で、誰だったけか通夜の席でだったと思う、何十年も前に、鈴木さんと鈴木さんの奥さんの間を取り持ち、二人が付き合いが始まり結婚に至った、キューピッド役になった鈴木さんの先輩芸能人だったと思うが、その男性芸能人が話していたのだが、未亡人となった奥さんが涙ながら『最高の旦那だった』と言っていたという。僕はこの、家族愛、夫婦愛には感動しました。だから、男と女の愛情も捨てたもんじゃないなあ、と思いました。上記の文章群の中、男女の恋愛は醜く最低だ、というようなことも書き走りましたが、男と女の愛も捨てたものじゃあないと。でも、そうですよね。最近のTVのニュースで目立つけど、男と女の恋愛の醜さを露呈する事件の当事者達みたいのばかりではなく、大多数はきっとちゃんと夫婦愛を長く続けられるカップル達ですよね。長く長く続いて、添い遂げるような夫婦って良いですね。家族愛もとっても良いものです。つい、ニュースなんかで、平塚5遺体事件の実娘殺人容疑、岡本千鶴子被告だとかが目立っちゃうものだから‥。

 「花より男子2」の井上真央ちゃんの話を書いてるのだった。井上真央ちゃんは可愛いが、成人男性があれくらいの女の娘に憧れるのも、やはりロリコンと呼ぶのだろうか?まあ、ワシは真央ちゃんの写真集を買おうとかは先ず、思わないけど、ホント、カゴメ野菜生活のCMの、黄色い野菜の真央ちゃんは素敵だ。イイトシしてこんなこと書いてると、アホみたいだが。先程のTV番組で、今、ローティーンアイドルたちの人気が高くなっていて、写真集などがけっこう売れているという話題を取り上げていた。10歳でデビュー、12歳の今、際どい水着姿の写真集を出して、バカ売れて人気爆発、みたいなニュースに各文化人系タレントがコメントしていた。当然、どれもバッシングコメントだ。つまり、今の青年層からある程度の年齢の大人の男までの層に、十代前半の女の娘アイドルがウケていて、人気が高いというのだ。ロウティーンアイドルというが、勿論、児童である。この本当のロリアイドルの売出しには、実の親も積極的なものらしい。この間のワイドショー番組では、14歳の我が娘の、アイドル売り出しに熱心な母親が紹介され、先程の番組では12歳の実の娘の、際どい水着写真集の出版を積極的に進めた父親が出ていた。今は、事実、リアルロリアイドルたちはウケていて、需要が多くて商売になり、業界関係は儲かるのだ。儲かるとなれば、当然、売り出しに躍起になるのが、資本主義社会だ。無論、これは児童ポルノと隣り合わせだと思う。こういうものに対して性衝動的に興味を抱き、激しく憧れる青年や大人の男たちは多いのだろう。何か、ゾッとしますね。女子児童が被害者の性的事件は年々増えているのだという。それもここ2、3年は急激な増加傾向らしい。これは由々しき問題だと思う。いくら商売になり儲かるからといって、リアルロリアイドルの売り出しを、黙って放っていていいのか。児童を標的にした性犯罪の助長になりはしていないのか。過去には、もっと幼い女子児童が餌食にされた、変態鬼畜の憎むべき事件が幾つもあるし。女子幼児対象の性犯罪なんて、怒りが込み上げてきますね。

 やはり、女として扱うのは18歳からである。勿論、自由恋愛の世の中、初恋は小学校上級だったり中学生の頃だったりするんだろうが、一般的な少年少女の付き合いはともかくとして、少女たちの性の片鱗を商業的に扱っていいのは、18歳以上からという規制がいると、僕は思う。本来なら16歳以下の少女の水着写真など、とんでもないと言いたい。多分ね、今の世の中、幼女や女子児童の裸の写真はいっぱい出回っているんだと思う。これを欲する青年や大人の男が居る限り、金になる訳だから絶対誰かが用意して商売にするだろう。いや、多分、写真くらいなら、ネットなどでタダで手に入るのかも知れない。ワイドショー番組で誰か、文化人コメンテーターが、男はみんなロリコンなんだ、と言っていたが、だからこそ規制が必要だと思う。部屋で一人で、少女の写真を見ているだけならいいが、これが幼児対象の性犯罪につながる可能性は充分あると思えるし。親もいくら、自分の娘がスターへの足掛かりになるからといったって、積極的に10歳とか12歳とかからロリアイドルとして売り出したりしちゃいけないよ。無論、本人も危険だけど、こういうようなことが引き起こす危険は、自分達の娘だけでなく、社会的に、他のロウティーンの児童達にまで被害が及ぶ可能性は、大いにあるのだのだから。子役というのは仕様が無いけど、15歳以下の少女たちに、圧化粧をほどこしたり、水着写真などや、際どいポーズ満載のDVDなどの、性的なことを意識しているコンテンツの、ロリアイドル商売の行為には、絶対に規制が必要だと思っています。とにかく、僕はアンダー15のロリアイドルの商売は、絶対反対。男たちも、彼女や嫁さんにセーラー服やロリコンコスプレ着てもらえよ。女子も彼氏や旦那にそういう格好してやれよ。嫁や彼女の居ない男は、金溜めてラブドール買って、コスプレしろよ。人形は良いぞ、文句言わないし。

Photo_81  ○冤罪‥
 つんくプロデュースの最新ユニット、それこそロリアイドル、CuteというのがTV番組「うたばん」に出ていた。デビュー曲が売れているらしい。みんなロリロリしていて可愛いぞ。デビュー曲である、「桜チラリ」はオリコン初登場5位の快挙だ。すごいぞ、Cute。可愛い7人組アイドルユニットの構成は、何と中学生4人に小学生3人だぞ。もう、ロリロリで参っちゃうぞ。何だかんだと言ってたって、オジサンはやはりロリコンなのだ。それでいいのだ。可愛くていいのだ。やはり夏川ジュンは年齢詐称なのだ。同級生とかからのタレコミで、週刊誌なんぞが騒ぎ出したのは去年だったのだが、今年に入って一度は、歳を誤魔化したりなんかしていない、ときっぱり宣言していたのだが、ここに来て、やはり3歳サバよんでましたと、告白しちゃったのだ。だから現在26歳なのだ。僕は夏川ジュンが好きなのだ。年齢詐称していたって好きなのだ。確か、その週刊誌の記事に整形疑惑が載っていたように思うが‥。ネットの記事をいろいろ覗いてたら、釈由美子の整形疑惑も書かれていた。韓国ではプチ整形はすごい流行らしいし、別にそれで可愛くなったり綺麗になるんなら、本人が納得してたら良いさ。ただ、失敗も、その後に出て来るやも知れぬ後遺症みたいのは恐いね。でも、僕は夏川ジュンはキャラも好印象で好きだなあ。まあ、僕が芸能人の誰を好きだろうと、別にドーデモイイ話ですが。しかし、オニャンコクラブからモーニング娘から、今回のCuteのメンバーといい、十代のアイドルは可愛いなあ。ロウティーンアイドルも可愛いよ。アイドル、好きです。しかし、こんな事ばかり書き込んでいると、近所で何か事件が起こった時、連れて行かれて、冤罪掛けられるぞ。警察内に拘留され続けて、恐い刑事たちから毎日長時間恫喝されて、無理やり自白させられて、性犯罪者として牢屋に入れられるぞ。恐いもんなあ、冤罪。気をつけないと、いつ、僕も変態異常犯として、法廷に立たせられるか解らない。それでも僕はやってない、なんて通らないからなあ、国家権力には。最近のニュースで、警察の強行捜査による、冤罪関連の報道が二、三件、挙がっていたが、冤罪って、本当に恐ろしいよなあ‥。何処か機関的に、警察の犯罪捜査方が行き過ぎていないか、しっかりチェックする機能はないんだろうか。でないと、本当に恐ろしいと思う。

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●漫画・・ 「エスパー3(スリー)」

Photo_66  ○エスパー3 完全版
 僕が超能力というものを知ったのは、小学生のときで、多分、当時の、石森章太郎さんと桑田次郎さんのSF漫画で知ったんだと思う。当時の超能力知識で、一番ポピュラーな3大能力は、観念動力=念力=意識するだけで物体を動かす力、それから、精神感応=テレパシー=相手の頭の中で考えていることを読める力、3つ目が、透視能力=どんなぶ厚い壁の向こう側でも見通せる力、という摩訶不思議な、子供に取ってはとても魅力的な、夢のような力だった。当時は半ば、きっとそういう力はあるに違いない、とか思っていた。いや、多分、あるのだ、と信じていたのだろう。よく、炬燵の台の上に鉛筆や硬貨を置いて、動け動けと念じた。母親の背中に向かって、自分は今小遣いが欲しいと声に出さずに、念だけ送ってみた。よく、柵や壁の向こう側を透視しようと試みていた。そういえば、僕の小学生時代のエピソードで、僕にはきっと何がしかの超能力があるに違いないと信じ、透視能力の発現の為に、強く目を閉じたまま、道路で自転車をこいだ。一度目は自転車は近所のパチンコ屋に飛び込んで、高価な一枚ガラスを割り、親父は高いガラス代金を弁償した。普段優しい父は、あんまり怒らなかった。二度目はあろう事か自転車は、警察交番に飛び込んだ。警察に被害は無くて、僕がおまわりさんに怒られて済んだ。かくして、僕は自分に超能力が無いことを知った。それからは、よく、夜に当時の平屋の家の屋根に登って、宇宙人が降りて来て、自分に超能力を授けてくれるのを待った。これは小六くらいまで続けていたが、とうとう宇宙人は来てくれなかった。瞬間移動=テレポーテーション、という超能力を知ったのは小学校高学年になってからだろう。当時の少年漫画誌のSF漫画では、石森先生、桑田先生以外の漫画家も、これらの超能力アイテムを使って、少年ヒーロー活劇を描いて、当時の子供達をワクワクさせて楽しませてくれていた。

39  観念動力、精神感応、透視能力の3つの超能力を使うヒーローが活躍する漫画を、桑田次郎さんが描いてくれて、当時、SF漫画が大好きで熱中していた僕はワクワクしながら読んでいた。1964年の週間少年キングの連載だ。1963年に創刊された第3の少年週刊誌、少年画報社の週間少年キングには、創刊間もなく連載された「キングロボ」からこっち、ヒーロー設定を変え、タイトルを変えて断続的に、桑田次郎先生のSF漫画作品が掲載され続けた。「キングロボ」が終了してすぐ後に、超能力ヒーロー漫画「エスパー3(スリー)」が始まった。盲目で、普段は屋敷で静かに椅子に座って過ごす、富豪の青年、ジョージ秋月は、実は世間には隠した特殊な能力を持っている。普段の生活では固く封印した3つの超能力を、正義の為に、悪人を制する時にのみ、仮面とマントのコスチュームヒーロー、エスパー3となって、使用する。その超能力は、観念動力とテレパシーと透視能力。対する敵は、観念動力のみがぐんと秀でた超能力者ベスターと、その悪の組織。強敵ベスターの観念動力は、ジョージ秋月の数倍の能力がある。だが、ベスターはその強大な念力のみで、他の特殊能力は持っていない。エスパー3は人々を救い、悪魔の手先、ベスターを倒す為に、3つの力を駆使して戦い続ける。ベスターは無限のようなパワーとスタミナを持つが、エスパー3の方は特に念力を使い過ぎるとすぐにダウンし、意識を失いそうになる。不利な条件下で悪の強敵に挑み続けるエスパー3。果たして、エスパー3に勝機はあるのか?ジャーン、乞御期待。という感じの、まあ、勧善懲悪SFヒーロー漫画ですね。当時の子供向けなので、ストーリーも単純です。ですが、僕は当時、こういう単純なお話の、SFヒーロー漫画に熱中してました。

Photo_71 Photo_72  週間少年キング掲載の桑田次郎先生の漫画作品ですが、「キングロボ」「エスパー3」と続いて、次が1965年の「少年ジュピター」、そして65年から「エリート」。「エリート」は桑田次郎オリジナルストーリーではなくて、原作付きです。当時から洗練されたSF活劇ストーリーを紡いでいた、気鋭のSF作家・平井和正の原作。「エリート」は長編連載となって65年・66年と続き、さらにエリート第2部として「魔王ダンガー」が67年に連載されます。「魔王ダンガー」の前に、アメリカTV実写ドラマの日本版コミカライズ「バットマン」を、66年から67年に掛けて連載してます。連載はそこまでかな。68年からは週間少年キングと月刊別冊少年キングに、時折、短編作品を一話読み切りで掲載していますね。だいたい同時期に、同じ少年画報社の「少年画報」と「別冊少年キング」に連載や短編を掲載しています。67年・68年から先は、講談社の「週間少年マガジン」や「ぼくら」等の連載が目立つようになってますね。桑田次郎先生は50年代後半からこっち、少年誌で大活躍された漫画家で、60年代末まではSFヒーロー漫画を多量に生産されていた、超売れっ子漫画作家です。50年代60年代は何誌もの連載を掛け持ちで、超多忙な漫画家だったでしょうね。勿論、70年代以降も活躍されているんですが、それまでとは作風が異なって来る。やはりSFが多く、ヒーローものも描いているんですが、話がかなり複雑になって来てます。SFがホラーやサスペンスタッチになって、暗かったり恐かったり、迷わせたり、ちょっと難し気なストーリーになってますね。そういう意味では60年代の勧善懲悪SFヒーローものよりも、よりSF作品となって行ったのでしょう。特に、60年代から70年に掛けての作品では、「エイトマン」「超犬リープ」「エリート」「デスハンター」等の、原作・平井和正氏と組んだ作品は、抜群の面白さを放ったSFドラマとなって、当時の少年誌では大人気でした。「エリート」などは、後の平井和正氏の代表作「幻魔大戦」のベースとなったであろう、設定やストーリー展開が窺えます。

Photo_70  「エスパー3」は初の単行本化をマンガショップさんが、完全版として2006年11月に刊行して、60年代当時大人気だったSFヒーロー漫画に熱中していた子供達が、読み捨ての漫画雑誌で読んで脳裏に焼き付けていた淡い記憶を、復刻版を読むことで本物として鮮やかにすることが出来ました。まあ、子供の頃、あんなに熱中したドラマが、実際は他愛も無いお話だったと思うのは、往年の懐かしのTVヒーロードラマも少年漫画も同じことですけど。昔、村上龍氏が何かのトーク番組で、子供の頃あんなに広大だと思って遊んでいた広場が、大人になって再び行ってみると狭くてびっくりする、というようなことを話してましたけど、同じことなんでしょうね。子供の時の思い出ってのは、当時は何でもとにかくすごいことだったんでしょうね。で、まあ、お話は子供向けで、シンプルな勧善懲悪ドラマなんですけど、エスパー3の使う超能力にこだわると、名前のエスパー=ESPERですが、ESPとは英語の超感覚の略語で、超能力でいえば、テレパシーや透視能力、予知能力、サイコメトリーというものなんですね。主人公のジョージ秋月ことエスパー3は、この内、テレパシーと透視能力を持つ。PK・ディックの原作でスピルバーグ監督のSF映画、「マイノリティレポート」では政府の警察機構が管理して眠らされ四六時中、夢を見させられていた幼い子供の超能力者たちが、劇中で「プレコグ」と呼ばれていましたが、専門用語でも予知能力そのもの、のことをプレコグと呼ぶんですね。ESPの他方、エスパー3のもう一つの力で、敵役ベスターの強大な力、観念動力、よくサイコキネシスとかテレキネシスとかいわれる特殊能力、これはPKと呼ぶんですね。超能力でも、ESPとPKは区別されるみたいです。PKは念力であり、意識するだけで物体を動かせる観念動力の他に、宮部みゆきの原作で映画化もされた「クロスファイア」の主人公の女性が使う、パイロキネシス=発火能力なんかがあるようですね。石森章太郎と平井和正の共作、67年のSF漫画「幻魔大戦」の主人公、東丈が物語終盤で使うPK能力が、劇中でノヴァと呼ばれる超高温発熱発火能力(パイロキネシス?)と、絶対零度と呼ばれる極超低温氷結能力だけど、こういう、自分の周囲を低温化させる能力もあるらしい。「クロスファイア」の中に、昔々のフランスで魔女狩りされた一女性がパイロキネシスを使っていた、という解説のくだりがありました。PK能力者はよく、サイキックと呼ばれてますよね。90年代後半にマガジン誌上で人気を得た、少年SF漫画に「サイコメトラーEIJI」というのがありましたよねえ。僕は読んだこと無いんですけど‥。

Photo_74  「エスパー3」で、ジョージ秋月が超能力者になるきっかけは、アメリカの地で富豪の息子だったジョージは、まだ赤ん坊の頃、ギャングに誘拐され、逃走した誘拐犯は自動車でアメリカの砂漠地域へ入り込んだ。その地は、今正に新型X爆弾の実験が行われようとしていた。爆発が起き、傍に居た誘拐犯の自動車は吹き飛ばされた。誘拐犯は全員死に、赤ん坊のジョージのみ奇跡的に助かった。X爆弾の実験は失敗だったらしい。大人になったジョージ秋月が再び彼の地を訪れ、実験の跡に出来た溜め池に落ちて溺れて水を飲むと、その後、超能力が発現した。そういう経過なんですねえ。新型X爆弾の実験とは、つまり、アメリカの地下核実験のことでしょう。赤ん坊のジョージは死の灰を浴び、大人になって落ちた池の水は汚染されていた。多分、そういうことでしょう。同じ、桑田次郎さんオリジナルの超能力ものSF漫画で、69年に月刊誌「ぼくら」に連載した「シンゴ」では、シンゴ青年が、大量の放射能に包まれた彗星に一度飲み込まれ、放り出されて、体内に放射能を宿したことから超能力が発現する、という設定です。昨年映画化されて大ヒットしたアメリカSFヒーロー映画「ファンタスティックフォー」も、超能力発現は同じような設定ですよね。60年代の石森章太郎氏の代表作の一つ、「ミュータントサブ」も初めの設定は、確か、母親が広島で原爆に合い、主人公サブは被爆2世です。60年代の少年向けSF漫画の一方のヒーロー、超能力者はこの、放射能禍が引き起こしたという設定が実に多いですね。だから馬鹿な子供だった僕なんか当時、真面目に放射能を浴びてみたい、とか思っていました。60年代の漫画の話なんて、ホントいい加減なもんだったと思いますが、これは50年代60年代のアメリカSF小説から来た設定でしょうからね。超能力者って、突然変異説が多かったんですけど、多分、放射能(放射線)が遺伝子レベルで作用して突然変異種を生む、って考え方で、本当は放射能禍は致命的に悪い方に作用するのに、普通の人間がヒーロー化するという良い方の解釈に使用したんでしょう。確か、「スパイダーマン」も初めの設定は、放射線下に居たクモに咬まれた主人公が、超人ヒーローになるんですよね。
 レントゲンやCT等の医療用に使われてはいますが、現実には放射線による被曝は害だけしかありません。大量に浴びれば待っているのは死です。60年代はこんな設定でも、ヒーロー漫画は当時の子供達をワクワク熱狂させてました。何かの本で、水爆実験下で巨大化したゴジラは、全身被爆してあれだけ生命活動が盛んだということは、全身ガン化して生きている珍しい生物だ、と書いてました。進化=突然変異説、というのがありますけど、アメリカSFの超能力者設定には、この説を使用したものも多いですね。

 

 ○宇多田ヒカルの離婚…
 宇多田ヒカルさんが離婚したらしい。ああ、やっぱりな、という気がした。相手の元御主人は紀里谷和明さんという映像作家。宇多田ヒカルはもう24歳にもなるのか。相手の男は今、38歳らしい。確か紀里谷氏って、御曹司とまで行くのかどうか、けっこうなお坊ちゃんでカメラマン、後にCMとかの映像作家で宇多田の、いわゆるプロモーションビデオを専門に撮っていたんだよね。はっきり憶えてないけど、お金持ち出身のボンボンだったよーな。道楽で、子供の頃見たアニメを自分ノスタルジーで、大金掛けて実写映画化して自己満足してた坊ちゃん。という印象しか僕には無い。宇多田ヒカルさんは数年前に、大掛かりな子宮の手術をしていたよねえ。詳しくは知らないけど。お金持ちの坊ちゃんでカメラマン、道楽でSFヒーロー映画を作った、とかって話だと、これはもう絶対、結婚後も浮気しまくり女遊びする、って決定的な感じで思う。そう確信してしまう。なるようになって別離た、という気がしてしまいます。宇多田ヒカルも世界に活動する、超有名人の、若いが大物売れっ子シンガーだし。彼女は大金持ちで、実のオヤジがいつでもピッタリくっついてるし。宇多田ヒカルはコロンビア大学はどうなってるんだろうか?それよりも何よりも、今回の離婚で、僕が真っ先に思ったのは、子供が居なくて良かったなあ、なのだ。幼い子供にとって、両親の離婚は嫌なものだ。今の時代、若くして離婚すれば、必ず次の恋をする。絶対に間違いなく、すぐに恋をする。母親が子供を引き取ったとして、子供の母親は、あまり時間を置かずに、新たな恋人が出来て、同棲か再婚をする。子供にとって新たなる、血縁の無い父親、もしくはそれに類する大人の男は嫌なものだろう。

 新たなる恋が子供の虐待を促進する。今騒がれている、埼玉の、26歳の女が我が息子と自分の両親を、焼き殺した事件もそうだ。夜毎、遊び歩いていた女には、男の影がチラホラしていたらしい。育児放棄していた女には、子供が邪魔だったんだろう。昨年の秋田の畠山鈴香などの、2件の我が子の殺人だってそうだ。あの母親たちは自分の子供が邪魔になった。ここにも男の影があったし。若くして結婚し、簡単に子供を作る。すぐに離婚をする。どちらかが子供を引き取る。そしてすぐに新たな恋を始める。同棲または再婚する。同居の中で子供の虐待が始まる。だいたい今の児童虐待はみんなこのパターンだ、と思えるくらいにこのタイプの事情が目立つ。子供を母親が引き取った場合、新たなる男に嫌われたくないばかりに、子供の虐待に、目を瞑って見ている母親というものも多いらしい。どちらが子供を引き取っても新たなる同居人が、相手の血縁の無い連れ子を虐待する、というケースは多いと思う。子供は非常に大きなトラウマを抱えさせられて育つ。近頃は、運が悪ければ殺される。恋とは本当に罪なものだと思う。母性を消失させてしまう。それは確かに良い人も居ると思う。新たなる恋の相手が、弱者に対して慈しみを持つ、慈愛のある人間だったらいい。そうであれば、例え血縁の無い子供でも、愛情を持って接するだろう。だが、僕には、今の世の中、そんなに良い人は居ないように思える。悲観的過ぎるのかも知れないが‥。でも、はっきりいって、今の世の中、ワガママで自分のことばっかり考えてて、精神的に子供のまんまで、身体だけ大人になってる人達って、多いですよね。毎日毎日起きてる、事件のニュース見聞してても、そう思えるもん。毎日のニュースを見てると、モラルは無くなって来てるし、気象を中心とした環境と共に、人間は人間性が壊れて来てるように見えるし。モラルのひどい低下を示すのは、お墓の無数の金属の線香置き台が、障害者や老人の為の階段の金属の手すりが、子供の公園の金属の滑り台が、マンホールの蓋や柵の金属ポールなど、無いと危険な、安全対策のものが、火の見櫓の金属の半鐘が、全国で大量に盗まれてるし。まあ、これは一概に日本人の犯行とは言えない。外国人犯罪の可能性は充分、大きそうだけども。

 全国的な金属製品の相次ぐ盗難事件に代表される、昨今報道などでよく聞く、窃盗、強盗、盗難の事件類の増加は、ひょっとしたらワーキングプアなどの言葉が表わす、下層庶民の低所得層が増え続け、働けど働けど稼ぎが一向に上がらない、逆に年々基本給が下がり続けているという、格差社会の事実が引き起こしている犯罪、という考え方も、出来なくはないのかも知れない。10年くらい前は、ハイティーンの不良少年がゲーム代欲しさに犯罪を犯す、などという事件が目立ったけど、今や生活の為、つまり食べる為に犯す犯罪が増えているのではないか。それは勿論、犯罪は社会的にとても悪い事だが、これが食べて生きて行くためとなると‥。社会の仕組みが悪くなっている、という事もあるのだ、という気がしてしまう。長距離トラックやバスなどの、居眠り運転による交通事故も、中小企業の輸送、運送運搬会社が人件費コスト削減のため、従業員運転手に無理な長時間運転を強いている為、ということもある。無論、運転手の人たち自身も長時間働いて無理をしないと、生活が出来ず、食べていけないからだ。いつまで経っても所得の低い多数の若者達は結婚も出来ない。結婚しても生活の先行きに不安な夫婦は、子供も作れない。柳沢厚労相を代表とする政治家たちは、機械のように子供の生産性を高めよ、と言うが、先行きが不安で心配で、子供なんか作れる訳が無い。

 別に、僕自身が、幼い内から血縁の無い親に育てられ、子供の頃虐待を受けた過去を持ち、その恨みつらみから、こんな事を長々書き込んでいる、という訳ではありません。僕は子供の頃に、虐待やイジメを受けた経験は持ってません。ただ、やっぱり、虐待を受ける子供というのは不憫でなりません。後で虐待するくらいなら簡単に子供なんて作るなよ、と昨今の子供の悲しいニュースを聞くたびに、怒りと共に強く思います。昨今のこの手のニュースを聞いていると、やはり、新たな恋愛による無責任な育児放棄にしろ、育児ノイローゼにしろ、子供を育てられない母親というのは増えているのだと思えます。僕は赤ちゃんポストは必要だと思っています。子捨てを助長するなどといったって、それで命が救われるのですから。やはり子供の命を助ける方がぐんと重いですよ。ヘタに、子供を育てられない親に、幼少期に虐待を受けて育ち、取り返しのつかない心の大きな傷を背負うよりも、場合によっては殺されるよりも、子供は施設なりで育った方がどんなに良いか。僕は赤ちゃんポスト肯定派ですし、もっと孤児施設も充実させなくてはならないと思っています。だいたい僕は子育てについては、社会主義です。ハイレベルな孤児育児施設を増やして、国家が孤児の養育と教育を、ぐんと充実させる。勿論、統一された思想教育などは行いません。別に、全体主義国家を作るのが目的ではないのですから。詳しくは書き込みませんけど、まあ、これは僕の理想意見です。世間からは猛反対を受ける、理想意見ですけど。とにかく、僕は負の立場として成長する孤児達には、国家がエリート教育を用意して、逆に選良意識を持つくらいに、孤児であることが誇りになるくらいに、胸を張って生きて行けるようになったらいいな、という理想を思っています。

 だいたい最近の事件の報道を見聞していると、男女の愛なんて、行き着く先は、去年の暮れの、渋谷の高級マンション住まいの夫婦の、妻が夫を撲殺して解体して、あちこちに肉片をかためて捨てた事件、あれに集約されるような気がしている。男女の愛なんてしょせん、行き着く結果はあんなものなんだと、何か絶望的なものしか、此の頃の僕には抱けませんね。男女の色事の欲望のくっつき合いに、愛なんて崇高な言葉を使うのはやめろ。ふん、どーせ、子供をいじめて殺すしかしないくせに。何か、男女の愛にはそんな屈折した見方しか出来ない、今日此の頃ですね。無論、当然のように、ごく普通のカップルも多いのだと思います。そりゃそうだよね。人間性を持ち、常識的な慈愛を持ち、子供を愛情を持って育てられる夫婦、恋人同士。正常な母性・父性を持った人間。何だかんだといっても、そういう普通な人間が大多数なんだという、希望と期待感を持ちたい。しかし赤ちゃんポストは賛成です。子捨ての助長と言う前に、幼い命を救う方が先ですから。無知無思考的に単にお互いの欲望の捌け口ではなくて、また、恋愛ゴトが何か美しいようなおめでたい嬉しいことだと、手放しで祝福できる時代が戻ればいい。ああ、また今日も、男女の別れ話から、待ち伏せしていた男が女をナイフでめった刺し、というニュースを聞いた‥。

 紀里谷和明さんは熊本出身で、実家はやはり熊本の大金持ちらしい。地元の中学を卒業してすぐに渡米、アメリカで大学までデザイン芸術方面の勉強をしている。写真や映像表現の仕事には評価のある、とことん細かに仕事に取り組む、仕事には真面目な人らしい。僕はど~も、大金を稼いでいる、若くして大物アーティストアイドルシンガー、宇多田ヒカルと、逆タマみたいに結婚した、坊ちゃん出のカメラマンというので、胡散臭いいい加減な享楽的な男、という印象を勝手に抱いていたのだが、そうではなく、ちゃんとした技量・才能を持った、けっこうきちんとした人らしい。失礼しました。宇多田ヒカルさんは2002年に卵巣摘出手術をしているんですねえ。その後の結婚。4年半の結婚生活は、国際的に仕事をする二人の、活動の拠点が片や日本とニューヨーク、片や日本とロスで、一緒に生活する時間の少ない、すれ違い夫婦だったらしい。まあ、男には別に女が居たろうかな?とか勘ぐりはしたくなるね。宇多田ヒカルにべったりくっついたきりの親父との確執もあったかなあ?横峰サクラも、将来一緒になる男には、サクラパパという存在は難敵だろうなあ。宇多田ヒカルさんはコロンビア大学は、一年でもう退学していたんだね。なあんだ、ガッカリだよ。最も、日本の芸能界であれだけ活躍していたら、アメリカの大学には行けないよね。日本の大学だったら可能だったんだろうけど。

※(2011-01/16) ― 最近、ここの記事を読み返すことがありました。随分、ひどいこと書いてるな、と思い、反省しました。宇多田ヒカルさん、ごめんなさい。昨年暮れに大々的に音楽活動休止記念となる、現活動ラストコンサートを行い、この間、一時期芸能生活引退したばかりですが、まあ、宇多田さんの場合、アーチスト活動というのか、とにかくここで一度、プロポピュラー音楽家を休止というか一時引退する、そして、宇多田さんいわくの人間活動に入る訳ですけど、スターティングングオーバー、新たな出発を頑張ってくださいね。次の人生、頑張ってください。今、よくカーラジオで割り合いポップな感じの新曲を耳にしますが、あれも良い曲ですね、今タイトル思い出さないけど(Goodbye Happinessでした良い曲。)、宇多田さんの曲にしては僕はポップに感じる。宇多田ヒカル第一期プロ音楽活動ラストシングル、なんだろうな。宇多田ヒカルがワシのこのBlogのここの記事や文面を読んでいるとは思わないが、ここを目にしようがしてまいが、とにかく一度謝っておきます。ひどいこと書いてゴメンナサイ。と。離婚の件も紀里谷さんのことも病気のことも宇多田さんの生活・人生さえも、本当は何一つ解らず知らないのに、いい加減な憶測・想像で勝手なコトばかり書き連ねて、ヒトの気持ちも全く考えずに、本当にゴメンなさい。と。・・・・

※2015-07/03(宇多田ヒカルさんがご自分のBlogに、第一子長男の出産を公表されました。浅はかな僕は、宇多田さんが卵巣摘出手術を受けられたと聞いて、卵巣全体を取り除いてしまったのかと思い込んでいました。そうではありません。宇多田さんのご病気は、卵巣内に良性の腫瘍ができたことでした。宇多田ヒカルさんの手術とは、卵巣にできた良性腫瘍を切除する手術でした。女性の卵巣に良性腫瘍ができてしまうことはけっこうよくあることらしく、小さいものは放って置いても大丈夫らしいのですが、大きなものになると摘出した方が良いそうです。僕はこの手術で宇多田さんはてっきり卵巣全部を取り除かれて、もう子供を作れない身体になってしまったんじゃないかと思っていました。宇多田ヒカルさん、どうも失礼しました。そして第一子のご誕生、おめでとうございます。健康にすくすくとご成長されることをお祈りします。)

Photo_69  ○リンダ・ロンシュタット
 えと、世界の車窓から‥、だっけか、テレ朝系でやってる、短いの、あれのオーストラリア海岸リゾートビーチで遊ぶ水着姿の人たちをバックに、懐かしい、リンダ・ロンシュタット初期のヒット曲「Different Drum」が流れていて、久々聞いて感激しました。昔のレコードでは、輸入盤でリンダ・ロンシュタット初期のベスト盤を持っていて(あれは海賊版だったのかなあ?ジャケットイラストが素敵だった)、もう一つ、東芝EMIのレコードでベスト盤を持ってて、両方に入っていた聴いているだけで幸福な気分になれるような、ビートを利かせた明るい曲。僕は、十年くらい前に近くのCDショップで、リンダ・ロンシュタットGreatist Hits Vol.2のCD版が安価で売っていて、手に入れたのですが、これには初期の名曲である、「Differnt Drum」は入っていませんでした。レコード盤だと、確か日本公開にならなかったアメリカ映画『FM』のサントラ盤(これも輸入盤)で、いろんなアーティストのヒット曲挿入歌が納められている中に、リンダ・ロンシュタットの中期のヒット曲、「Tumbling Dice」と「Poor Poor Pitiful Me」のライブバージョンというレアものが入っていたんだけど、あれも今一度聴きたい曲だなあ。「Different Drum」は確か邦題、「悲しきロックビート」という曲じゃなかったかなあ。70年代後半から80年代初め、僕は、ウエストコーストの歌姫、リンダ・ロンシュタットが大好きで、アルバムを何枚もいっぱい持っていて(新譜が出る度に買って、古いのは輸入レコードで買ってた)、部屋にはレコード屋さんで貰った、熱唱するリンダの美しい顔アップの、大きなポスターを貼っていた。アルバム「Living In The USA」を出した後、来日して、僕は当時の武道館に日本公演を聴きに行ったものでした。真冬で12月だったように憶えているけど‥。

Photo_73  「Different Drum」はリンダ・ロンシュタットのデビュー時、カントリーバンド、ストーンポニーズのボーカルをしていた当時のヒット曲みたいだね。多分、そうじゃないかと思う。カントリーバンドって、この歌はカントリーではなく、フォークロックという感じの曲だけど。バンドデビューの2年後にソロ歌手となる。ソロになってからは持ち前の声量と美しい歌声で、実力を発揮、一躍、当時隆盛のウエストコーストサウンドの中心的ボーカリストとして活躍、ヒット曲を量産する。といってもリンダは曲を作る訳ではなく、あくまでスーパー女性ボーカリストとして、ロックやバラードを歌い上げ、カバー曲のヒットが多い。「It’s So Eagy」や「Heat Wave」等の、声量を効かせて歌い上げるハードロック調の曲や、「Blue Bayou」「Long Long Time」等のしっとりと美しく歌うバラード曲。もう、たまりませんでしたねえ。良かったなあ、リンダのロックとバラードの魅力的なボーカル。僕がリンダ・ロンシュタットを聴いていたのは80年代前半までで、それ以降のことは全く知りませんでした。武道館ライブっていつだったんだろう?調度、80年くらいだったのかなあ?武道館の表玄関の上に横垂れ幕で、Welcome, Miss.Americaって書いていたのを、今でも憶えてます。調度、アルバム「Living In The USA」が全米No.1になった後の来日だったからね。90年代以降はジャズボーカルにも転向したらしい。今でもアメリカの国民的大歌手なんだって。ディスコグラフィー見ると、80年代90年代2000年代とずうっと、だいたい1年に1枚の割合で、新作アルバムを出している。これはすごい事だよね。70年代後半から80年代前半、オリビア・ニュートンジョン、スティービーニックス、リンダ・ロンシュタットは3大美女シンガーと扱われていたらしい。僕はこの3人とも好きでした。シビレルなあ、リンダ。リンダのロックがまた聴きたくなって来たなあ‥。

 

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