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●TVドラマ&漫画・・ 「怨み屋本舗」 ..(2)

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 06年夏期、連続ドラマとして好評放映され、後にDVD化されて、翌新春やその次の正月期に、2時間スペシャルドラマとして放映され、これもまたDVD化された、「怨み屋本舗」シリーズの続編、「怨み屋本舗REBOOT」がこの7月から放映されて、7月末で、4回目が放送されました。前作オリジナル「怨み屋本舗」のときは、30分放送ワクの中で、終盤の回は別にして、だいたい1回1話完結スタイルで放送されていましたが、今シリーズでは、前後編に分かれる形で、1話が2週に渡って放送されるスタイルになっていますね。特に、今期シリーズには、放送開始の一番最初に、第0回というのがあって、これは今までのダイジェストでした。ドラマのこれまでの、ざっとしたあらすじ紹介、みたいな。第1シーズン、30分ワク12回とスペシャル2話分のお話の流れを、ざっと紹介した内容になってまして、今期第2シーズンからドラマを見始めた視聴者の人たちにも、お話が解りやすいようにしていましたね。それと、これまでのお話の流れで片付いていなかった、エピソード小片の決着を、取り急ぎ着けた、という感じか。第2シーズン本エピソード第1話第1回の放送が7月10日放送でした。現在まで、第2話後編第4回まで。ドラマはとても面白いです。(※スペシャル1は08年1/6,スペシャル2は09年1/7の放送でした。)

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 土曜夜、劇場実写映画版の「ゲゲゲの鬼太郎」の2作目がやっていて、2時間の間、他局の「華麗なるスパイ」とか「エンタの神様」とか「ニュースキャスター」だとかと、チャンネルを頻繁に変えながら見てた。ネコ娘役の田中麗奈がセクシーで良かった。日テレ系のドラマ「華麗なるスパイ」に出ている、ドロシー役の深田恭子もセクシーで良い。どっちも良い女になったなあー、と感心して思った。主人公のスパイの仲間である、ドロシー役のフカキョンは、毎回毎回いろいろなコスプレで登場し、このお色気も番組のウリだ。鬼太郎の仲間のネコ娘の役は、これも言ってみればコスプレ姿で、どっちも要するにコスプレのエロチシズムなのだ。僕は美女のコスプレに目がないので、この時間の田中麗奈深田恭子を見ているのは嬉しかった。二人とも、何かこう、二十代も半ばを過ぎて30歳が見え始めた年齢になって来て、美少女の可愛さ綺麗さから完全に脱皮して、女の色気がムンムンとして来ている。全く、肥満している訳では無いのだけど、女盛りに入った美女の、何というかこう、脂のノリが、非常に、セクシーさを醸しだしているのである。という感じかな。麗奈ちゃんのネコ娘も、フカキョンの毎回のコスプレもサイコー!え~と、田中麗奈29歳で、深田恭子はまだ26歳なのか。

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 この間、7月末になるが、TVの朝のニュースショー番組で、「大ショッカー党結成」という画面が流れていた。見るからに勧善懲悪の超人ヒーロードラマの、悪党幹部の恰好をした男が何やら演説していて、端にいる何人かの黒装束の者たちは甲高く「イーッ」と叫んでいた。おおっ、昔懐かしい、ショッカーの戦闘員たちではないか。演説をしていた貫禄ある、妙な兜様のものを被り、変な恰好をしていた男は、これも昔懐かしい、ショッカーの大幹部の一人、地獄大使らしい。僕は、地獄大使をよく知らなかった。演説を引き継いだ、これまた貫禄ある怪人は、白髭白髪の、マント姿の妙なコスプレで、見るからにこれも勧善懲悪SFヒーロードラマに出てくる、マッドサイエンティストの爺ィ。こっちは死神博士というらしい。大ショッカーの二人の大幹部は、子供たちには恐さを知らしめる凄みを見せつつも、それ以上の世代には笑いを誘うユーモアを交えつつ、子供向けの新作、劇場実写版特撮SF映画のキャンペーンを行っていた。09年8月8日公開の「劇場版仮面ライダーディケイド-オールライダー対大ショッカー」の映画宣伝の一環のイベントなのである。

 もともとのオリジナルの地獄大使と死神博士は、往年の脇役大名優、潮健児、天本英世の、映画史に(特に悪役として)残る怪優たちだったけど、両雄とも物故されているので、30年以上を経て、今回は新たに大杉漣さん、石橋蓮司さんという現代の名優たちが、ショッカー大幹部に扮した。今回は、「大ショッカー」ですね。この、平成仮面ライダー10th記念企画、という劇場版映画のキャンペーンイベントの映像を、早朝のニュース番組で見て面白くて、後でYou Tubeで見直して笑った。平成に入ってからの「仮面ライダー」の新作シリーズは、TV特撮でずうっと続いていて、劇場版映画も、もう12作目なんだそうだ。特撮としてはライバルの「ウルトラマン」シリーズに比べて、何十年もの長い間に掛けて子供人気に激しい落差もなく、永遠の感じで続いているよなあ、と本当に驚いてしまう。石ノ森章太郎先生も、天国で、自分が創出したものながら、相当びっくりされているのではないか。偉大な、天に輝く漫画の星となった石ノ森章太郎先生の、昭和の新しい児童文化の功績は多大だし、特撮ドラマ「仮面ライダー」の制作(初期の企画・立案・プロデュース)よりも、重要な成果は他にあると思っているけど、何十年にもわたり、21世紀に入ってなおも延々とシリーズを続かせる、子供人気を維持し続けている企画、というのが本当に、石ノ森章太郎先生はグレイトですよね。永遠不滅の「仮面ライダー」だ。最近は、巨人ヒーロー対巨大怪獣ものがサエないね。というかまるで下火で、やってない。

 僕が「仮面ライダー」を見ていたのはライダー2号、一文字隼人が活躍していたエピソードまでです。もう随分古いんですけど。あの時代の、大人気ヒーロー特撮、「仮面ライダー」が放映されていた時分は、もう僕も少年の範疇にいても後半に入っていて、もうけっこう大きくなっていたから、脳味噌の出来の悪い劣等生の子供だとはいえ、年頃から、TVの「仮面ライダー」に熱中して毎週見る、ということはなかったと思います。でも、放送時間的に夕食を食べながら何となく見てはいたのかなあ。小学生の頃の「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」のように、毎週欠かさず見る、とかいうことはなかったろうけど。僕が週刊少年マガジンを毎週愛読していたのも、この頃までですね。この頃のマガジンに石ノ森章太郎先生オリジナル作画の「仮面ライダー」が連載されていまして、まだ、石森章太郎名義だったのかな、超人ヒーロー、ライダーのバイクアクションの場面なんかが、斬新にも、2P見開き一面の、迫力ある大画面で描かれていました。しかし、ま、最近の21世紀のライダーシリーズは、昔のシンプルな勧善懲悪ものと違って、設定やドラマが複雑で、ワシらもう年配に入って来た爺ィ予備軍には、よおく見ないと少々解りづらいですね。昔々に比べると難解に思う。今の子供はアタマ良いよなあ、そーいう意味じゃ。

 仮面ライダーのこととか、タイトルとは他のコトばかり書いたので、この章は続く。タイトル、「怨み屋本舗」..(2)は、このまま、「怨み屋本舗」..(3)へと続きます。

◆(2009-07/31)TVドラマ&漫画・・ 「怨み屋本舗」 ..(1)
◆(2009-08/04)TVドラマ&漫画・・ 「怨み屋本舗」 ..(2)
◆(2009-09/20)TVドラマ&漫画・・ 「怨み屋本舗」 ..(3)

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