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●じじごろう日記。・・ 「ゆく年2011年-大晦日」

ハチくん: いよいよ2011年も終わりだ。今年は大変な年だったね。まさかあんな大災害が起きようとはね。

ジャック: そうだなあ。激動の2011年というか、年末になってあの拉致問題の、北朝鮮の首領様が死んじゃうしよ。やっぱ日本国としては3月の大震災だなあ。東北の人たちが何万人て死んじゃったしなあ。こんなひどい年はなかったぜ。

ハチくん: そうだね。2011年は震災につきるね。福島の原発はもう最悪もいいとこの事態になってしまって、どうしようもないままだし。野田首相は「原発事故そのものは収束した」と国際的にも公言したけれども、収束なんて全然してない感じだよ。まだまだ予断許さぬ最悪状況は変わってないだろ。危険性大の状況は続いたままだよ。生まれ育って生活して来た故郷に住めない、福島の人たちは本当に大変だ。農業、漁業、酪農の被害も、汚染禍も風評被害も甚だしいしさ。現地の人たちは堪らないね。

ジャック: 今年は震災でひどかったが、来年も激動の年になりそうだな。2012年は主要各国リーダーの交替が重なる年なんだろ。アメリカ、ロシア、フランス、韓国の大統領選挙がある。オバマが代わるかも知れんし、中国も胡錦濤が降りて習近平になるらしいって話だし。日本国も東北の震災復興は、現地はちっとも進んでおらんしな。原発は相変わらずどうしようもないままだしな。震災復興を早く進めんと東北の人たちの生活も経済も困窮のままで、実際問題、本当に生きて行けんというレベルだよな。それから、2012年は団塊世代の大量企業退職で労働力不足問題が発生する、というのも言われていたな。

ハチくん: うわあ~、ジャック、すごいじゃん!時事問題とか世の中のこと、よく知ってるねえ。国際政治まで関心持ってるなんて、ホントすごいよ。感心したよ、ジャック。

ジャック: まあな。2011年は東北大震災もだが、いろいろと大変な年だったからなあ。国際政治といえば、この前の北の将軍様の死亡で代替わりするのもそうだが、“アラブの春”というのは国際政治としては、激動の一年という言葉に相応しい大きな国際問題だったな。だったっていっても、まあ、当事国は事後処理では今も来年も、当分は大変な訳だろうが。

ハチくん: ああ、そうだねえ。“アラブの春”は大きな国際的な動きだったねえ。どの国も独裁政権を倒したとはいえ、まだまだ新しい政治体制が確立して統治がうまく行くまでは混乱が続くだろうし。“アラブの春”っていうのはアラブの独裁体制に対する民主化革命ではあった訳だけど、独裁政権が倒されたからって、イスラム社会に西欧型民主主義がすんなり根付いて行くのかどうか。この先、どう動いていくのか、見守って行かないとまだまだ解らないね。

ジャック: あとはよう、国内政治で政権与党の民主党のていたらくさ、だな。政権取ったのは2009年の秋からだろうが、いやあ~2011年、この一年もひどかったな政治は。震災や原発事故の対応もひどい遅過ぎの感だったし、誤報も隠蔽も対応の後手後手も、全くひどいもんだった。しかし、何よりもひどいと思うのは、政権取った選挙の時の数々の公約を、何一つ実行どころか守るどころか、幾つも反故にしてしまう。あんなのは詐欺そのものだよな。

ハチくん: そうだなあ。選挙の公約に対してあんなふうに反故にして良いんなら、どーせ出来ないことでも、ハナからやる気のないことでも何でもいいから、有権者の喜びそうな公約をいくつも派手にぶち挙げとけ、ってことで、選挙ってそういう、いい加減な公約で立候補して良いことになるよね。もう、ムチャクチャ。ホント、詐欺そのものだよ、あんなの。

ジャック: そうだよ。俺は民主党を信じて、あの選挙で投票したのに。

ハチくん: いや、ジャック。僕たちは犬なんだし、選挙権ないだろ。

ジャック: あ、そうか。

じじごろう: ワシは民主党に入れたぞ。

ハチくん: あ、じじごろうさん!居たんだ。でも、じじごろうさんも人間じゃないから選挙権なんてないでしょ。

ジャック: あれだな、「早く人間になりたーいっ」てヤツ。

ハチくん: ああ、そうか。じじごろうさんは“妖怪人間”か。

じじごろう: 馬鹿者!誰が妖怪人間じゃ。

ハチくん: でも、戸籍とか住民票とかないでしょ。じじごろうさんは筋金入りのホームレスで乞食の中の乞食だし、本籍も国籍さえもないでしょ。

じじごろう: 黙れ、馬鹿者! 誰が筋金入りのホームレスじゃ、乞食の中の乞食じゃ。犬畜生のブンザイで、ワシを愚弄する言葉なぞ吐きよってからに。

ジャック: じじごろうもすげえな。ホームレスのゴリラで乞食で、妖怪人間だなんて。この地球上何処探しても、他にはちょっと居ねえよな。 

ハチくん: あと、貴重なネアンデルタール人も入ってるし。もう、剥製にして大英博物館にでも置いて欲しいよ。地球遺産として。イエティーとかってのも、じじごろうさんがヒマラヤ歩いたんでしょ。

じじごろう: おのれえ~、おまえら、雑種野良犬のブンザイで、このワシ様をどれだけ馬鹿にすれば済むのじゃああ~! あ、それもじゃが、26日に貰って来たり拾って来たケーキはどうした?

ジャック: 土管の中にまだ何個かあるだろ。俺たち犬はあんな甘いもの、そんなに食べないし。

じじごろう: おお、そうか。ワシはこう見えて甘党でのう。

ジャック: 知らねえよ。

ハチくん: じじごろうさんは、まだまだクリスマス気分でどうぞ。僕たちは2011年にお別れを告げて、新しい年を迎えるから。

ジャック: そうだな。2012年は良い年にしたいよな。

じじごろう: ケーキが少し固くなっとるな。ケーキもうまいが、ワシも2011年に別れを告げる儀式をしたいぞ。ワシも2011年という年を語りたい。♪ それ、マルマルモリモリみんな食べるよ…。

ハチくん: ちょっとオ~、じじごろうさん、年の瀬の大晦日にフンドシ一枚で変なダンス、踊らないでよオ~。

じじごろう: 馬鹿者! ♪ 夢いっぱいギュギュギュ~‥、とかいう歌も踊りもあるぞ。レコード大賞取ったAKB48の歌もあるし。あれはイイゾオーッ、ラテンのリズムで軽快に踊れる。あ、ほれ、それ…、フンフンフン♪ ‥。ラブフラゲええ~♪ じゃっ。

ハチくん: もういいよ。とにかく来年は明るく良い年にしたい。みんなが少しでも幸福に暮らして行ける、良い年にね。

ジャック: そのとおりだな。じじごろうは遅い一人クリスマスが終わったら、早朝、新春一発目の初日の出を頼むよ。

ハチくん: ああ、そうだ。お願い、じじごろうさん。二人で拝むからさ。

じじごろう: 何じゃ、初日の出とは?

ハチくん: 元旦夜明けになったら、あの土管からじじごろうさんの剥げ頭を出すんだよ。ご来光だよ。

じじごろう: 馬鹿者!

ハチくん:ジャック: 皆さん、良いお年を。

じじごろう: 2012年もよろしく、なのじゃ。

 

※(2017-)上記記事で“アラブの春”に触れてますが、2011年頃に西アジアから北アフリカのイスラム圏で連動的に起きた、「民主化運動」である“アラブの春”は、各地域その時その時の独裁者·独裁政権を民衆に推される反政府組織が打ち倒し、各アラブ地域に民主主義が訪れて根付くかと期待されましたが、アラブ·イスラム圏の国々は宗教派閥だけでなく多民族·多部族がひしめき合う地域で、国家が安定して運営されて民主主義が根付き国民みんなが少しでも豊かに生活できるどころか、逆に統率する強権というタガが外れて混沌としてしまった。今でも民族·部族紛争の続く地域は多いですね。イスラム圏地域に西洋キリスト教圏が発明した“民主主義”が根付くのは難しいのカモ…。

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●漫画・・ 「みどりの魔王」..(9)

 小学館の学習雑誌、「小学四年生」「小学三年生」が、2012年2月初頭日発売の3月号を持って休刊になることが決まったそうで、これで2010年3月号で休刊になってしまった「小学六年生」「小学五年生」に続いて、歴史ある小学館の学習雑誌は後残すは「小学二年生」と「小学一年生」のみになってしまいました。雑誌の“休刊”とはほとんどが事実上の廃刊です。 「小学三年生」は1924年に創刊し、73年に発行部数が最多の102万部を記録。「小学四年生」は23年創刊で、73年に82万部を記録した。だが、最近は両誌とも3万~5万部になっていた。発行元の小学館は、休刊の理由を「学年別で男女共通の雑誌という枠組みでは、成長と変化が著しい小学生のニーズに合わなくなってきたため」と説明している、そうです。しかし小学館の学習雑誌とはすごいですねえ。「小学四年生」は月刊誌でありながら往時には、最多102万部を記録しているんですねえ。1973年のことですか。この時代には他の学年誌も先ず、少なくとも70万部80万部以上の発行部数を誇っていたんでしょうねえ。学研の学習誌もこの時代には相当な売れ行きを上げていましたしね。70年代というのは小学生世代の、子供向け学年学習誌の黄金時代だったんですね。僕の小学生時代は60年代ですが、それでも当時もクラスメートなど同世代の子供たちは、みんなよく購読していたようです。当時の、比較的教育熱心な親御さんたちは、本を欲しがる子供たちに、同じ子供向け雑誌を買い与えるなら、他の漫画誌よりも小学館の学年誌にしよう、と考えたでしょうからね。当時の学年誌には漫画もけっこう豊富に掲載されていたし。そりゃあまあ、他の「少年画報」や「冒険王」などの子供漫画誌に比べれば、漫画量はかなり少なかったけれど。ちなみに2009年2010年相次いで休刊した学研の学習・科学には、漫画はせいぜい1本くらいしか載ってなかったけど。

Photo_2

 日本漫画史に残る、昭和の偉大な漫画家の一人、故・横山光輝先生の、巨人ロボットバトル冒険コミックの傑作、「みどりの魔王」のオリジナル連載初出は1965年~66年の小学館の学年誌「小学四年生」~「小学五年生」の本誌です。ちなみに上記画像は「むてきごうりき」という漫画作品です。横山先生のこの巨人ロボットバトルアクション漫画「むてきごうりき」は、小学館の幼年誌「幼稚園」と「小学一年生」に併載された、1969年に半年間連載された作品です。他には、小学館の学年誌での横山作品には、1964年の「小学三年生」の海洋冒険コミック「シードラゴン」、1973年「小学一年生」に連載された「ピンキリちゃんのふしぎなぼうけん」などがあります。

 上記画像は1961年の「小学四年生」です。これは表紙はまだ写真でなくて、描画みたいですね。だいたい1950年代の雑誌の表紙、特に児童誌は描画が多かったですからね。ここの記事のトップ画像は1964年の「小学四年生」。調度、東京オリンピックの年で、11月号とはだいたい10月1日発売でしたから、東京五輪記念特集号ですね。

 ええと、前回までのおさらいとなりますが、まあ、ワシの恥の幼少年時代のさらし伝記なのでありますけど、よくもまあ、こんな恥ずかしいことをしゃあしゃあと、書き込むなストーリーですが、前回までに書いて来た内容はだいたいこうでしたね。

 人見知りが強くて、なかなか人慣れしなくて集団の嫌いな僕は、保育園や幼稚園に行ってないのも手伝って、6歳になって絶対に行かなければならなくなった学校が大嫌いで、小学一年の一学期時は登校拒否児童でしたが、義務教育でもあり母親が毎日強制的に学校へ連れて行き、授業が全部終わるまで一日廊下で待って、母親と一緒に下校してました。これは一学期間だけで、というか多分、一学期も後半は母親は午前中だけとか途中で帰っていたと思います。二学期は母親が学校の門まで送るだけで帰ったり、代わりに家によく遊びに来てた親戚のお姉さんや、母の知り合いの娘さんなどが学校まで送ってくれてました。下校は多分、一学期も終わり頃にはもう、一人で帰っていたんだと思います。三学期になるとやっと一人で行って、教室から逃げ出さずに最後まで授業受けて帰ってた。まあ、それが当たり前なんですが。 ところで小学一年の多分、三学期のある日に、みんなでじゃれ合う中で僕が最初軽く腕を噛んで、その仕返しに、右腕を後ろまで振りかぶり、勢いを着け渾身のワンパンチを僕の顔面に入れて、僕をビエエエェェェ~ッと泣き叫ばせたM君、まあ、幼い僕は小心臆病、怖がり大袈裟で派手に泣き喚いたんですが、その顔面パンチを僕に喰らわせたM君。ウブな僕にエッチな下ネタいろいろ吹き込んで教えたくせに、それをやればみんなが喜ぶからと僕が、友達のいっぱい居る前で、廊下にチョークで大きくエッチな便所の落書きマークを描いて、それに訳も解らずに上に乗っかってうつ伏せで、フンフンフンッって腰を蠕動運動していた、小学三年生の僕を、たまたまやって来た担任の男の先生に大声で報告して、先生に僕を売ったM君。あの時はお蔭で有無を言わさず僕は男の先生に頭を殴られ、職員室まで連れて行かれ、まだまだ幼児域ともいえないこともない小学三年生の僕は、まあ、脳味噌は中学くらいまで幼児域でしたけど、職員室でみっちり搾られました。あの頃は、僕は訳も解らずに、友達みんなが笑ってウケるので、シモネタを吹聴して回ってました。そして、担任の男先生は「他にもあるだろう」と僕に、これまでに教室や廊下で友達のウケ狙いでくっちゃべってた、それはそれはハレンチな、エロな言葉の数々を一枚の紙に列記させて行ったのでした。ま、●ンポとか●メコとか、出来の悪い子供がよく言う、卑猥語ですね。そして、その僕の書き込んだエロ語列記の紙を他の先生にも見せて、再び怒るのでした。僕をそういう憂き目に合わせたのがM君ですね。だいたい、ウブで引き籠もり気味の僕は、元々、卑猥な言葉など知らず、こういうエッチなのを教えてくれてたのはM君だったんですよ。低脳馬鹿な僕は、このエッチな言葉を喋ったり真似したりしたら、友達ウケして人気者になれると、みんなの前でやってたんです。それが、小学校時代の六年間、ほとんど同じクラスだったM君。

 そして、小学四年のときに、学校に小学館の学年誌「小学四年生」を持って来て、自分のフェバリット漫画、「みどりの魔王」を自分の気に入っている2、3人の友達には見せて、僕やコエクミ君のような悪ガキ連には決して見せようとはしなかったM君。で、僕は多分、小学五年生のときに、このM君に対して陰湿な仕返しをやったのでした。って、本人は陰湿とか、そういう意識は全然なかったんだけど。子供だし。 ・・・・・ (さて、その続きは…)。

 ということで、前回までの僕の幼少年時恥伝記の、書き込み記事文のおさらいでした。これは、まあ、タイトルの「みどりの魔王」とはほとんど関係ないんですけど、ここまで書いたんだからこの先の続きまで書くつもりで、次回へと続きます。でもまあ、タイトルの「みどりの魔王」に関してはもう僕には書くことはないんですよね。でも続きます。「みどりの魔王」..(10)へと続く。

(関連記事)「小学六年生」「小学五年生」休刊・・・みどりの魔王Ⅴ2010-2/26

◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(1)-2009-10/30
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(2)-2009-10/31
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(3)-2009-11/01
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(4)-2009-11/01
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(5)-2010-02/26
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(6)-2010-05/13
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(7)-2011-01/10
◆漫画・・  「みどりの魔王」..(8)-2011-10/22
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(9)-2011-12/20
◆漫画・・ 「みどりの魔王」..(10)-2013-07/01

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