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●スポーツ・・ SHINJO選手の勇退。

Photo_7  今年のプロ野球日本シリーズで日本一を制したのは、パ・リーグの北海道日本ハムファイターズでした。日本ハム、北海道の皆さん、おめでとうございます。いやあー、今年の日本シリーズは新庄選手に尽きる、と言っても過言ではないほどでしたね。全く新しいタイプのスポーツヒーローでした。如何に野球がチームスポーツかということを思わせられました。日本シリーズまで登りつめた北海道日本ハムファイターズは、超一流クラスでもない新庄外野手がそのキャラクターで牽引して来たチームでした。選手としての登録名は新庄剛志でなく、SHINJOでしたね。プロ野球OB達や、プロ野球関係者からは眉を顰められるパフォーマンスを積極的に行って、パ・リーグの人気向上、ファン増大に一役買って、本拠地移転して来てわずか3、4年のチームを北海道の地に根付かせた功労は大きいでしょう。ファンあってのプロ野球、チームとして如何に人気を維持していくか、今までのプロ野球団が実力を付けるということのみにしか心を砕かなかった、このテーマに選手自身がエンターテェナーとなって人気を盛り上げる、という方法論を取って見せ、成功しました。これはSHINJO自身の持った生来のキャラクターに拠るところが大きく、誰がやっても成功する方法ではないとは思いますが、今までの大多数の選手達のように、個人的に実力を黙々と付けるだけではなく、チームとしての内面的な一体感や盛り上げにも一生懸命であった。チームとしてファン人気を呼び寄せる明るい雰囲気作り、というサイドの仕事にも心を砕いて懸命であり大きく功労した。全く新しい意味ですごい選手です。

Photo_8  いつもニコニコして愛嬌を見せ、派手なパフォーマンスで観客を沸かせ、親しみやすいキャラで人気者であった、ちょっとチャラチャラして見える陰では、実は厳しいプロ野球のチーム一軍選手として出場し続けるだけの実力を維持する、過酷な基礎練習をしっかり行っていて、自分の力をマックスまで持ち上げ維持し続けて見せていた、という事実。これは新庄選手の本当にすごい面だと思います。いつもニコニコしながら華麗な守備やシャープな打撃で観客を魅せる、その陰では、表に決して見せはしない、絶対に欠かさず行っていたに違いない厳しいトレーニングという地味で汚れた部分。それを如実に物語っていたのが、阪神にプロ入団以来17年間、大リーグに居た時代も、ずっと使い続けていたというボロボロの一つのグローブ。カッコイイですよねー。痺れます。一流選手の領域には居たでしょうが、決して超一流ではなく、違う部分でも華麗に活躍して見せ、プロ野球人気の盛り上げとチーム牽引に功労して来たスター新庄剛志。これで引退は惜しい限りですが、日本ハムも北海道も残念でたまらないでしょうが、身体的にも内面的にも本人しか解らない事情もあるのでしょう。涙涙で飾った最後の試合ですが、日本プロ野球史をまたある面から飾って見せた、素晴らしい選手の一人でしたね。野球引退後も栄光あれ。

Photo_6  今回の日本シリーズのTV高視聴率や、高校野球のスポーツアイドル、ハンカチ王子こと斉藤祐ちゃんの超人気現象と、今年は野球に陽があたり、しばらく人気落ち目といわれていた野球というスポーツに、周囲の活況が出て来ているのはとても良い事だと思います。とはいっても巨人の凋落ぶりは落ちる一方ですが。ということでこの私のブログのメインテーマ、漫画作品に行きましょう。今回は、カテゴリ分け「スポーツ」にして、お題も漫画作品ではなく、新庄剛志選手のプロ野球選手登録名を挙げていますが、やっぱり「漫画読み日記。」だから一つくらいは漫画を挙げておきましょうかね。


 「俺とカネやん」という古い野球漫画です。梶原一騎原作のもう一つの「巨人の星」。史上唯一の不世出の400勝投手の金田正一投手に憧れ、師と仰ぐ野球少年の成長ドラマ。主人公は、最終的には金田監督率いる、当時のロッテ球団に入団して活躍します。僕の子供時代、野球漫画はいっぱいありましたが、全部、もれなく舞台は巨人軍でした。主人公が所属するチームは巨人と決まっていました。これは数少ない珍しい、主人公が巨人軍以外のチームで活躍する野球漫画です。他の作品でも、主人公が巨人軍以外の球団に所属するのは、佐々木守・水島新司による「男どアホウ甲子園」くらいしか、はっきりとは憶えていません。

 

 「俺とカネやん」は少年画報社の「週刊少年キング」に73年から連載。マンガショップさんから全8巻の完全版にまとめられて出版されています。復刻愛蔵版は一冊380Pくらいありますから、全8巻もあるとは、けっこう長い間連載が続いていたんですね。僕はこの頃の「少年キング」は読んだり読まなかったりでしたから、「俺とカネやん」は当時知っていましたけど、通読した作品ではありませんでした。この時代の僕はサンデー・マガジンはよく読んでいたけど、他にもチャンピオンやジャンプという漫画雑誌もあったし、キングはあまり読んでませんでしたね。というか73年というとそろそろ少年漫画を読まなくなり始めた頃かも。74年後半くらいになると、僕は完全に近いくらい少年漫画を読まなくなっていますね。作画は古城武司先生でした。古城先生は今年の2月にお亡くなりになられたんですね。ご冥福をお祈りいたします。合掌。

※06/11/01.・・・・ 新庄剛志元プロ野球外野手は、今年06年1月からもう、周囲の知人等には今シーズン限りで引退すると話していたらしいですね。芸能関係の知り合いなどには、「俺、みのもんたになりたい」とか「やっぱマジシャンになる」だとか言っていて、司会業等のテレビに出るタレントの仕事がしたい旨をほのめかせていた、とか。副業に洋服やアクセサリーのデザインもやるとかも言っているらしいです。やはり目立ちそうな派手な仕事がしたいみたいですね。どういうジャンルかはまだはっきりとは解らないけれど、今後、多分、タレント活動はやって行きそうですよね。プロ野球引退したらすぐ離婚、説もあるらしいですね。現夫人の志保さんは昔、スポーツ番組のアシスタントをしていて、その時に二人は知り合い、長く恋人関係が続き、新庄選手が01年、大リーグ入りした時に一緒に渡米、その年のオフに結婚したみたいですね。その志保夫人とは、新庄自身がプロ野球関係者に、時期的にいつになるかは難しいけど必ず離婚します、と話していたとか。今も、新庄さんには東京在住で長い付き合いのモデル風の女性が居るんだとか。というようなゴシップでした。週刊誌で読みました。新庄さんもお金はたくさん持ってるだろうし、自民党から参院選出馬してみないかの話も来てるようだし、CM出演依頼もいっぱいありそうだし、TV番組も放っとかないでしょうねえ。とにかく人気者だから、来年のタレント業はひっぱりだこになりそうな予感です。まあ、僕は別にどうでもいいんですけど。日本ハムをある意味日本一優勝に導いた選手の引退だけに、周辺の噂話の記事を拾って、書き込んでみました。はい。

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