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Well done, Kamala!

2024年09月11日 | ブログの概要と方針

 先ほどはじめてのトランプとハリスの直接対決が終わりました。私の評価は、よくやったカマラ!です。

 

 彼女にとって最も大事なことは、果たして「大統領にふさわしい人物か否かを示すこと」でしたが、それには満点を上げたいと思います。細かいポイントはいくらでもありますが、何を置いてもふさわしさを証明することが最重要でした。

 

 堂々とした態度、笑みを絶やさない表情。それに対するトランプの相変わらずの悪態ぶりと、いつもの苦虫をかみつぶした表情。そしてABCキャスターからたびたび指摘された「それは事実ではない!」というウソ。

 

 ディベートが終わるとすぐに、注目されていた世界的人気歌手のテイラー・スウィフトさんがハリス支持を初めて表明しました。朝日新聞デジタルの記事を引用します。

「スウィフトさんは、10日夜に開かれたハリス氏と共和党のトランプ前大統領の討論会の終了直後、「私も今夜の討論会を見た」と投稿。ハリス氏について「着実な手腕と才能を備えたリーダー」と指摘し、「この国を混沌ではなく冷静さをもって導くことができれば、私たちはこの国でさらに多くのことを達成できる」と期待をつづった。」

引用終わり

 グラミー賞14回受賞を誇る圧倒的人気を持つ彼女の支持表明は、若い世代に対する影響力は全米一だと言われています。

 

 もう一つの評価をCNNの調査から見てみましょう。ディベートの前と後に視聴した方を集めて行った面白い調査がありました。それによるとディベート前に行った調査では、二人の出来栄え予想は50対50と全く同じでしたが、直後に行った調査ではハリス63%、トランプ37%と、圧倒的にハリスの勝となりました。

 

 今後時間が経てば様々な論評を受けて、さらに詳しい評価が出てくると思われますが、私はこの5分5分が6対4となった結果は、将来を見る上でとても大事な予想を示唆していると思います。

 

 きっと今後ディベートをさらに重ねるか否かについて、ハリス陣営は「いくらでも」、トランプ陣営は「やるもんか」となるに違いない。

 

 

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