今朝のニュースです。
アメリカ戦略軍司令官、「トランプの核使用命令には従わない」
アメリカの戦略軍司令官からとても大事な発言がありましたので、まずそれをお伝えします。「トランプが核使用の命令を出しても、違法なら従わない」と明言したのです。CNNの本日の日本語版から引用します。
「米軍の核戦略やミサイル防衛を担当する戦略軍のジョン・ハイテン司令官は18日、トランプ大統領から核攻撃の命令を受けた場合、それが「違法」な命令であれば従わずに反論すると明言した。ハイテン氏はカナダ東部ノバスコシアで開催された「ハリファクス国際安全保障フォーラム」で講演し、核攻撃を命令された場合に何が起きるかを説明した。「私は大統領に助言し、大統領は私に命令する。この命令が違法だった場合は、私から大統領に違法だと伝える」と述べた。その先の展開としては、大統領が「ではどうするのが合法的か」と尋ね、一緒に選択肢を考えることになるという。「それほど複雑な話ではない」と、ハイテン氏は語った。同氏はまた、大統領には核兵器使用の権限があるものの、軍として従う義務があるのは合法的な命令だけだと強調した。」
なんとも頼もしい司令官です。彼こそが本当に核のボタンを握る人間です。
前回の記事の最後に私は、
「公約実現のできないトランプの支持率が何故落ちないのか、次回は私なりの分析をトライします。」と書きました。
するとある方から、「トランプの公約や政策に何か一貫性はあるのか。いったい彼は何をしたいのか」という質問が入りました。支持率問題とも直接関係のある質問のため、今回はまずそれに触れます。
トランプの政策には見事なまでの一貫性があります。
と書くと、例えば共和党保守層の古くからの考え方だとか、ある主義主張に基づいているという印象をもたれるかもしれませんが、そんな高尚な主義主張など彼にはありません。選挙キャンペーンでの言動や就任後実際に実行したことを並べれば、実に簡単に理解できる一貫性です。
・TPPからの離脱;オバマの遺産
・NFTAからの離脱;オバマの遺産
・パリ協定からの離脱;オバマの遺産
・オバマケアの廃止;オバマの遺産; まだできていませんが
・キューバとの国交回復への反対;オバマの遺産 キューバが一体何をしたというのか
・イランとの核合意の否定;オバマの遺産 イランが一体何をしたというのか
反オバマ、実に首尾一貫しているではありませんか(笑)、支離滅裂ですが(爆)。
子供のころから彼は負けず嫌いなので、大統領になってもオレは前任者には絶対に負けないというのが一貫とした姿勢です。
なので、もっとやりたいのはオバマのノーベル賞剥奪です(笑)。
そのためには世界を核戦争の危機に追い込み、核ミサイルの増強を世界的に煽り、「それみたことか!」と言いたいのです。
ですので逆にトランプは自分もノーベル平和賞を得るためなら、北朝鮮をさんざん煽りに煽って危機的状況を勝手に作り出し、その後金正恩と会って、彼がどの相手にも使ういつもの言葉「彼はいいやつだ、素晴らしい指導者だ」と言って握手をし、ノーベル賞を狙うにちがいない(笑)。
ついでに言うなら、地球温暖化への警鐘でノーベル平和賞を得たアル・ゴア元大統領に対しては、「でっち上げだ、剥奪すべきだ」と何度も明言しています。
かわいいトランプちゃん、あんたの心の内くらい、とっくに見透かされていますよ!
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