ストレスフリーの資産運用 by 林敬一(債券投資の専門家)

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「どうしたものか」、結論に対するみなさんのコメント

2016年04月17日 | ブログの概要と方針

  熊本地方を中心として継続する地震のこわさは、本当に驚くばかりです。これまでの震度やマグニチュードを見ると、阪神淡路大震災と中越地震が連日して起こったのとおなじくらいだと感じています。

  ブログの読者の方でも被災された方、あるいは大きな揺れと恐ろしさを感じている方がいらっしゃると思います。被災された方々が、一日でも早く日常生活を取り戻されることをお祈りいたします。


  私は全国規模で100人を超えるゴルフ仲間とネットでつながっているのですが、熊本に住む友人が一人いて、とても心配しました。熊本市内にいる彼とは普段メールの他、フェースブックを通じてつながっています。地震直後にまず彼はフェースブックについている「無事です」ボタンをクリックしたため、友人たちはそれだけで安心することができました。大混乱の中でもたったワンクリックだけで全国の友人に無事を伝えることができるのは、とても素晴らしいツールだと感心しました。

  その後のやりとりでは、1回目の地震で彼の家の中はガラス食器などが割れて散乱し、ひどい状態だということでしたが、2回目の地震ではなんとその3倍ものひどさだったとのこと。今回の連続地震は、我々の想像を超える様相だったようです。

   連続地震が少しでもおさまることと、早い復旧を祈りたいと思います。


  さて、14日にアップした私の結論に、AXELさん、陽子さん、おっちょこちょいのななしさん、Puffinさん、ぺぃさん、なんだかんださんなどから賛同の意を表明いただきました。ありがとうございます。ぺぃさんからの「懐の深い決断です」との言葉をはじめ、みなさんから、このブログのあり方そのものに共鳴する言葉をいただいたことをとても嬉しく思います。

  おっちょこちょいのななしさんからは、「今回のこの件を通してななし自身の資産運用のみならず、物事に対する捕らえ方について、ななし自身に反省する点がかなり多過ぎなことに気がつきました。」とのコメントをいただきました。これもブログ主催者の私にはとても嬉しいコメントです。

  私は時々ニュースの「見出し」と内容を引用してブログにコメントを書きます。そうしたときはたいてい真逆の見出しを付けます。ニュース内容は同じでも、見出しは逆になることがよくある。それほど物の見方は人によって様々だし、書き手がよって立つ場所により、強調したいところが異なるのだと思います。そうした見方をお示しすることが、みなさんのお役に立てばうれしく思いますし、今回のように様々な考え方の人が世の中にはいることを知ること自体が役に立てば、それもうれしく思います。

  またPuffinさんからはご自身の投資経験に基づき、FXから米国債投資までさまざまな投資に関して非常に参考になるコメントを書いていただきました。長いですが多くの方の参考になると思いますので、ここでそのまま引用させていただきます。

引用

林先生、ブログ読者の方々のためのお骨折り、誠に有り難うございました。

結論も出されて、スッキリしました。大変実効性のある対処方法だと思います。確かに一連の投稿は不愉快なものではありましたが、自分の場合は、仕事柄か、感情と行動を切離することに慣れているので、全く影響を受けませんでした。

理屈をこねくり回すより、先ず行動あるのみ、がモットーで、今まで色々な投資分野に手を出してきました。投資信託に始まって、国内外の株式投資・債券投資、外貨預金、挙句はFXも。
私の場合、それなりの理屈があっても結果が伴わなければ価値が無いという思想なので、全てを総合的に見て、米国債投資は長期投資対象として特に老後の備えに 対しては、最良のものである、という結論を出しております。1ドル360円の時代を知る者としては、現在の為替レートが高いのか低いのか、そして将来どう なるのか、判断することは不可能と感じておりますので、とにかく毎回一定額を積み上げ、時に応じて割増、のスタンスです。AXELさんや陽子さんの投資行 動は実に素晴らしい!このブログを通して、こうした輪が広がってくれることを心より願っております。
私の他の毎月購入の長期投資対象としては、同 じく外貨建てのNY市場上場FTF(米国株価指数とREIT指数対象の)で、個別銘柄BRK株は年末に一度だけちょっとずつ。後は、円建てですが全世界の 株式・債券対象の時価総額に応じたバランス型のインデックス投資信託を毎月定額購入しています。
日本株は、長期保有はどんどん減らしてきており、 そのうちゼロ(数日から数週間の短期投資のみ)にする予定です。外貨預金はペイオフの対象外である上に為替のスプレッドを考えると無駄が多いので辞めてい ます。FXもリーマンショックを挟んだ時期でも自前のシステムトレードで、全くチャートを見ないブラインド取引でも一定の利益が出ていましたが、投資家と FX会社の相対取引で資産保全の信頼性に欠けるうえ、ストップ狩りのような不明朗な値動きが時折あったり、雑所得で50%税金で持っていかれるので、3年 ほどで辞めています。

米国債は中小証券会社では扱ってないので、大手証券の店頭口座にて取引していますが、最近ちょっと証券会社のスタンスに変化が見られている気がします。
以前は、注文しても私の担当者たちはあまり気乗りしない感じの対応だったのが、このところ非常に喜んで注文に応じるように。H28年の税制改訂で、外国債券も特定口座扱いになって売り上げが担当者の実績として評価される仕組みに変わってきたようです。
後は、少額非課税口座NISA)でも扱えるようになってくれれば、更に一般に普及すると思います。

遙か以前から米国債に着目し続けてきたこのブログは、非常に先見性が高かった、ということでしょうか。
これからも、増々の認知度アップを願っております。

ブログの秩序と品格を高く維持し続けられるよう、心して努力致してまいります.
今後とも宜しくお願い致します。

引用終わり

  Puffinさんはかなりの投資経験をお持ちで、株式投資では相当なパフォーマンスを実現しながらも、「全てを総合的に見て、米国債投資は長期投資対象として特に老後の備えに 対しては、最良のものである、という結論を出しております。」とのこと。

  そして他のコメントをいただいた方々同様に、このブログの方針に賛同いただき、「ブログの秩序と品格を高く維持し続けられるよう、心して努力致してまいります」とまで書いていただきました。誠にありがとうございます。

   このブログは、投資のブログであるにも関わらず、心の平穏を得られるという一風変わった特徴を持つ「ストレスフリーの資産運用」ブログです。

  これからもみなさんの協力を得てこの考え方を普及させ、投資で不幸になる人が少しでも減ることを目指したいと思います。私もみなさんとともに切磋琢磨して、長く続けて行きたいと思っています。

  ありがとうございました。

以上

コメント (2)
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