団塊世代の定年ラッシュ、集落にも定年さんがちらほら。待ってました、大歓迎します。
農業生産組織や機械共同利用組織等々・・・担い手、オペレーターとして 公職も沢山待ってます。決して退屈させません。安心して帰農ください。
この冬、、お参りした永平寺で美しい写真と共に掲げられていた言葉
道元禅師からのメッセージ 「慕古心（もこしん）」から
Life Has No Age Limit
人生に定年はない
人生に定年はありません
老後も余生もないのです
死を迎えるその一瞬までは人生の現役です
人生の現役とは自らの人生を
悔いなく生き切る人のことです
そこには「老い」や「死」への恐れはなく
「尊く美しい老い」と「安らかな死」があるばかりです
※ 我が家の周囲、伽羅木の生垣は凡そ100㍍。春の雪は重いので姿勢が崩れる。雪に負けないように雪落しに精を出す。
3/11夜から降り始めた雪は今朝までに20㌢、日中も吹雪きが続いて夕方までに30㌢を越すこの冬一番の大雪、山沿いでは80㌢を越えたとか。
いわて花巻空港や高速道は閉鎖、一般道へ出た車で渋滞が続く。新幹線はどうやら動いてはいるが・・・夕方、出張先の東京から新幹線に乗った倅、列車が遅れなければ良いが。
この冬は記録的な暖かさが続きこのまま穏やかな春が来るはずはないとおもっていたが・・・・・「やっぱり」。
それにしてもこの冬の暖かさは異常だった。大凶作の平成5年の冬と良く似てると思うが。
春近しとは言えまだ冬、どんどん降り積もればよい。積もった雪はゆっくり溶けてやがてはダムに注ぎ、いずれは大地を潤し、田畑を潤して豊かな稔りとなる。
※ 写真 新花巻駅近くの「熊谷家住宅」もすっかり冬景色
「よそ様とお話をするときは孫と体の痛い話はだめよ」と言われているが・・・
6年前の春、北海道の有珠山の噴火が話題になっていた頃にうまれた孫は九州に住んでいる。
産休中に資格を得たいと決意したお母さんは毎年夏に行われる資格試験に3年がかりで取り組み、試験の1～2ヶ月前頃には帰省して勉強に励んだ。
勉強の邪魔にならないようにと、ばあさんと交代で孫の子守をした。それが又大きな楽しみでもある。
3年後無事に合格、その間には次男も生まれた。そんなこんなで、この孫は母さんの実家「岩手の頑固親父」のもとで多くを過ごすことになった。
我が家の「年表」を使って調べた。満6才だから6才×365日＝2190日のうち「岩手の頑固親父」の家で537日過ごしている。満６年の内ざっと２５％、４分の１は岩手で育った。
岩手と九州 何回も何回も互いに行き来しているうちに、一向に遠くないと思っていたがこの秋、少し遠くなる。岩手と九州を結ぶ福岡便が廃止と決まった。
※ 誕生記念樹「紅枝垂梅」 蕾は大きい、開花も早まりそうだ。6年の間に幹回り36㌢にもなりもう支柱も要らなくなり、大木の様相も・・・・
九州の「大木」候補少年もこの春、「ぴかぴかの一年生」
※写真 異常に暖かった分、３月に入ってから荒れた天候が続く。
隣の田んぼまで道路拡張工事が進んだ。いよいよ我が家の田んぼの買収が始まる。
道路沿いの田んぼは凡そ２００メートル、５メートルの幅で拡張、買収されたら200m×5m＝1000㎡、坪数にして300坪 坪2万で買収されたら×300坪＝600万、もしその半分 坪1万でも300万
たっぷり旅行でもしようか。そう言えば海外旅行もご無沙汰、パスポートが泣いている。
いやいやこの機会に少し上等な車に乗り換えて妻と桜見に遠出しようか・・・・・・
いよいよ拡張説明、測量に立ち会った。
※写真 ユキヤナギに積もった雪が花が咲いたよう
なんと拡張される道路は大きくカーブして道路の反対側に拡張されることになり我が家の田んぼの買収は僅かだけ。
説明終わって家路に着いた「岩手の頑固親父」の後姿はさびしい。
宮沢賢治記念館の近くイーハトーブ・アート・ステーション・ブドリ舎の「ひなまつり」を見せようと２才半の孫を連れて行った。
花巻人形が沢山展示されていたが何分にも年代もの。 おひな様と孫を並べて写真を撮ろうとしたら「おひな様の顔が汚れているから嫌っ・・」と生意気言ってる。
土蔵から古いおひな様を出してと思ったがお顔も大分汚れているし色も大分はがれているので今年のひな祭りの出番はご遠慮願った。
一人娘で可愛がられて育ったお母さんが小さい頃に買った貰った、おひな様、もう３０年も前のおひな様を飾ってばあさんが饅頭やお寿司を供え、孫には着物を着せてお化粧もしてやり、おひな様と一緒の記念写真と思ったがちょっとも黙っていない。
孫は時々自分自身のことを「がんこちゃん」と言う。
あれっ・・・・・
「がんこちゃん」×「岩手の頑固親父」 大事な大事な孫である。
