赤いハンカチ

夏草やつわものどもが夢のあと

▼忘れえぬ人<女優 高峰秀子>

2012年05月07日 | ■芸能的なあまりに芸能的な弁証法

 つい先ほど、TVで映画「浮雲」(1955年 成瀬巳喜男監督)が放映されていて、今は見終わったばかりである。主演している高峰秀子さんについては、昨日まで個人的にはあまり好きなタイプの女優とは思えなかったのだが、「浮雲」を観て、その思いが改められた。それまでは、私が観た範囲で言えば、どの映画でも高峰さんは、暗い表情しかしないのだし滅多に笑顔を見せない女優であった。いつも、みけんにしわを寄せて、いやな顔ばかりしている印象が強かった。「浮雲」でも、それはそうなのである。だが、なんといっても、この映画での高峰さんは美しかった。成瀬監督の手腕の賜物といえるだろうし、「浮雲」こそ、女優高峰秀子の最高傑作ではないかと思った。

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▼ものみなかがやく五月の風に Ⅱ

2012年05月07日 | ■日常的なあまりに日常的な弁証法

2012.05.07 川崎市

 

 

 

 

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