銚子・角巳之・三代目

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展望台から...②

2021年02月11日 | 日記・エッセイ・コラム

正面に見えるのは筑波山...。鹿島臨海工業地帯から西に向かって目を向けると眼前に霊峰・筑波山。
標高は筑波山の案内を見ると877mとのことで、数千メートル級の山々を見慣れた方にとっては、
見劣りするかもしれませんが、広大な関東平野にそびえ立つ姿は神々しくもあります...。

実際、筑波山は山岳信仰の聖地であり、万葉集はじめ様々な古典にもその記述が多数見受けられ
ます。関東、特に我々が暮らしている千葉北東部、茨城南部には高い山が無く、山と言えば筑波山
であります。銚子の場合確か中学生くらいの時に筑波山への登山、郊外学習があったかと思います。

筑波山方面から手前に視線を向け、東を見ると...。今度は一転、遮るものが何もない太平洋です...。
銚子の周囲360度のうち、270度は海...。しかも鹿島灘、九十九里という砂浜に囲まれた台地。
ジオパークにも選定されているように、地質学的に見ても非常に稀有な場所なのだそうです。

遥か海の先を眺めてみると、タンカーらしき船が多数見受けられました。このタンカー群は、九十九里
を南下し、野島崎(南房総市)を廻って浦賀水道へ...。東京湾に入り、京浜・京葉工業地帯に向かう
ものと思われます。なるほど重要港湾計画とはそういうことだったのか...と。続きは次回に。


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