兎角(とかく:うさぎの角)・亀毛(きもう:亀の毛)ということわざがあります...。ウサギ
に角(つの)が、カメに毛があるものか...。から転じて、通常なら起こらないこと、起こるはず
がないことの例えとして使われます...。人間は兎角亀毛の如きもの...。
現実には無いのに有ると錯覚したり、実体が無いものを追い求めたり...これらを戒める仏教用語
のようです...。いつもの如く、何故今...、兎角亀毛...ということですが、過日知人と取引先へ参る
道中、ウサギとカメの話になりまして...。そこからの連想...。そんな程度の発想で申し訳ありません...。
ウサギとカメ...。一般的に言えば、ウサギとカメが競争する。どう考えてもウサギの方が速く、
カメは遅い...。自らの遅さを自覚しているカメさんは、ウサギ君より早く出発する。ウサギ君は
のろまのカメなど、ひと眠りした後でも追いつけるとタカを括る(因みに漢字で書くと、高を括る)
高を括るとは、相手はこの程度だろうと思って侮り(手痛いしっぺ返しを喰らう)...。要するに
ウサギ君はカメさんを侮り、最終的に大恥をかく...そんなところでしょうか。あまりに有名な話
なので解釈も様々であり、その解釈の一つに惹かれたものですから...(そのこと明日)
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