千葉神社正面に“妙見(みょうけん)”の文字があります。この妙見とは北極星と北斗七星
を表す仏教語...。北極星は決して動かず、天空から人々を見守り、方角を指し示し、人の
運命を司る神と信じられ、北斗七星は天帝を守る剣の意から武運長久を願う...。
妙見菩薩は北極星を神格化した神であり、国土を守り、災厄を除き、福寿を増幅させる
有難い存在とモノの本に書いてありました。また妙見とは優れた視力の意もあるようで
ここで言う視力とは、物事の善悪、真理を見通す力を示す。とありました。
神社なのに、仏教? 古来インドで始まった菩薩信仰が、中国の道教にある北極星信仰
と習合し、様々な経路を経て日本に伝わり、千葉氏はこの妙見(菩薩、北極星)を深く
信仰し武運長久を願い、以って一族の団結の象徴とした(そうであります)
千葉氏の家紋は九曜紋。中心の大きな丸を、周囲の小さな8個の丸が取り囲む。その中央
に位置する大きな丸が北極星なのだそうです。神仏習合の様々な足跡あり隣には天神様まで...。
これらが合わさり不思議な魅力=パワースポットと言われる所以なのだろうと思います。
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