商品の購入過程を示す言葉にアイドマ(アイドカ)の法則というものが有ります(各場面の頭文字を取ったものです)。売り場などで人はまず商品などに、A(Attention:アテンション:注意を引き)、I(interest:インタレスト:興味を持ち)、D(Desire:デザイアー:欲望を抱き)、M(memory:メモリー:記憶に残し)、A(Action:アクション:行動に移す)という過程を表しております。Mの代わりにC(conviction:確信を持つ)が使われる場合も。これ、商品購入の過程を説明するだけでなく、人間生活のあらゆる場面で応用が効くそうです。恋愛とか、だ。そうです。最近話題の経営書も恋愛問題とアイドマの法則を引っ掛けてありました。商品を販売する事と恋愛は似ているかも知れません。押すだけでは引かれてしまうし、引きっ放しだと忘れ去られる。まず注意を引くこと。注意を引いてから興味に移る過程。興味が欲求、欲望に変わる過程...、この過程に人智を超えた摩訶不思議な世界が広がっております。
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