銚子・角巳之・三代目

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竹林

2006年10月10日 | 利根川シリーズ

100_0526_1これまた利根川沿いを走っていた時に見付けた風景。竹林の間から木洩れ日。とてもすがすがしい気分でありました。竹林には幼少の頃より沢山の思い出が有ります。タケノコを堀りに行って、肥溜めがあるのに気が付かず、そこに落ちて首まで浸かって、子供心にもうだめだと思ったこと(農家のおじさんが助けてくれました。恩人です)、地鶏の放し飼いをしているところで、体高1m以上はあろうかと思われるオスに睨まれ、追い掛けられたこと...、マイナスの思い出が多いですが枚挙に暇がありません。それだけ自然に恵まれたところで幼少期を過ごしていたということでしょう。“肥溜め(こえだめ)”ですが、人間や家畜の糞尿を溜めて肥やし(肥料)を作るところ。最近は下水道の普及や家畜排泄物の処理を適切に行うように定めた法律の施行などがあり、殆ど見掛ける事はなくなりました。この言葉を知っているか否か?が世代の分かれ目なのだろうと思います。都会の子供に肥溜めの話をしたら、おっさん何言ってんの?と言われそうですが、入るものが有れば、出て行くものが有る。食べ物があったら排泄物が有って、その排泄物を自然に帰し、食べ物=命の循環を行う。当たり前の事であります。食べる=排泄する....、爽やかな竹林の風景に相応しくない話題だったかもしれません。が、大切な事だと思います。


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2 コメント

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肥溜めに落ちる話に思わず吹き出してしまいました... (カヌーイスト雪)
2006-10-10 17:51:06
肥溜めに落ちる話に思わず吹き出してしまいました。その後どうされたのか覚えていますか?
昔々、2つ違いの弟と野原で遊んでいて弟が肥溜めにどぼり。どのように引揚げたかの記憶はありませんが、その後銭湯に行って頭をいくらゴシゴシ洗っても臭いが取れず1ヶ月位臭かったことを想い出しました。
 最近の子供はアウトドア-に行っても、水洗トイレでないと用が足せないとか。肥溜めに落ちるなんて想像もつかないでしょうね。
今日は臭い話で申し訳ありませんでした。
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昔は肥しは本当に貴重品だった様ですね。肥やし泥... (中野 智文 )
2006-10-10 17:57:57
昔は肥しは本当に貴重品だった様ですね。肥やし泥棒等というのもあったとか。南九州では痩せた土地柄、肥やしを得る為に農家は庭先で家畜を飼っていた様です。それが経済成長とともに肉中心の食生活へ変化し畜産バブルが到来、今や肥やし(家畜の排泄物)は飽和状態です。戦後確かに暮らし向きは豊かになりましたが、何かとバランスの悪い世の中です。また抗菌、除菌という言葉をよく目にしますが、過度の潔癖症も真のあり姿が見え辛い社会の弊害では?以前誰かがテレビで人間は本来きれいなものではなく当然排泄もすれば臭いもする、トイレが水洗になった事でその事を忘れていると言っていました。 肥溜めから見えてくるこの国の偏り・・・ 支離滅裂になりました、ごめんなさい。
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