ベテラン！

昨日までの老辣無双、個人的に心惹かれる言葉であり、もって私の“これから”（生き方の指針、
或いは目標に）したく思っております。誰しも歳を取ることは避け得ず、やがて時が止まる日が
来るのでしょうが、歳を重ねたからこそ見える風景も、居場所も、関与の仕方もある...と。

ベテラン...という言葉があります。和製英語かと思いましたが原典はラテン語で、殊に退役軍人を
指す言葉のようです。それが派生し、経験を積んで一定以上の能力を有したものとか、その道の
プロとか、そこにはあまり“歳を取った”という概念は含まれていないように感じております。

そもそもが退役軍人を指す言葉で、そこには“この国は自分達が守って来たんだ”という自負や、
周囲がその言葉を発する時は、その方々に対する深い敬意が込められているのです...。他方目を
身近なところに転じ、ベテランと呼ばれる方々とどう向き合っているかを問うてみれば...。

ベテラン＝歳を重ねただけの人。こう捉える方、一定数いるのですが、どうもこういう感覚は
事故のもと...。ベテランという言葉の意味を正しく理解し真摯に向き合って行きたいものです。
真のベテランとは、老辣無双の境地におられる方が多い。それに対応すること則ち修行...と。