経済学用語に“合成の誤謬(ごびゅう:間違い、誤り)という言葉があります。部分最適の総和は全体最適ではない。と言うものであります。例えば、安価で美味しい外国産の商品(例えば魚など)があったとします。安くて美味しい商品ですから、多くの方は家計が助かるとそれらを支持します。個人、個人のレベルで考えればこれは賢明な選択と見ることが出来ます。ただし、すべての人がこう考え行動すると、国内商品は廃れ、国内産業に携わる人の職が奪われ、経済成長が鈍化し、自給率が下がる。個人のレベルでは最適であっても(安くて美味しいものを買って何が悪いんだと言う事です)、その個人、個人の最適を重ねても全体の最適にはならない。そういうことであります。何故こんな話を持ち出したかと言いますと、先日、畜産業の後継者とジックリ話す機会があったからで、彼と話していて突然、合成の誤謬と言う言葉を思い出した次第です。この詳細、続きは明日にします。写真は数日前の銚子港。こんなところにまでアオサギがきてました。
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