銚子・角巳之・三代目

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本業③

2018年07月26日 | 日記
数年前に本業消失という刺激的なタイトルの本を読みました...。しかも
その会社は日本を代表するようなフィルムメーカー。デジカメ時代の
到来を予期していながら、目の前の好調な業績から対応が後手、後手に...。
さらに爆発的なヒット商品(使い捨てカメラ...)も生まれ、もはや危機意識
はなく...。業績好調時に会社の方針に異を唱えたり、将来不安を口にするなど、
一般的に言えば、異端児、変わり者扱い...。が、時代は急激に変化し、
その異端児が周囲の嘲笑を浴びながら行ってきたことが、結果として会社を
救った...。そういうお話であったかと。規模の大小に関わらず、これは非常に
示唆に富んだ内容であると、今でも時々読み返しております。銚子港の水揚げ
数量、約28万㌧(日本一)ながら、そのうち16万㌧はサバ、金額ベースで
100億円。そのサバの多くは輸出により価格は高値安定...。豊漁は喜ばしい
ことでありますが、この20年を見渡しても、サバの水揚げが壊滅的な年もちらほら。
さらに公海上にて、サンマ同様、他国の船の乱獲懸念も...。こんな現実を鑑みながら
再び本業消失を読み返しております...。

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