銚子・角巳之・三代目

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小底の出港見ながら①

2023年10月21日 | 日記・エッセイ・コラム

(銚子)小型底引き船が出港して行きました...。知人の船でしたのでしばし見送りながらふと
頭を過ることがありました。小底(銚子での別名:エビシキ、チャンキ)最盛期60隻、現在
6隻...。いわゆる銚子の“地魚”を獲っている船で、この6隻がいなければ地魚は....であります。

ふと頭を過ったのは小底そのもののことではなく、出港・後戻り出来ない・運命共同体(一蓮托生)
船長と乗組員の関係...そんなイメージがポンポン浮かんで参りました。伏線は先日お会いした
スポーツ少年団のコーチ陣との会話。コーチと選手の関係ということについてであります。

優秀な...と呼ばれるコーチは、そう呼ばれるまでにほぼ似通った道を通られるようです。まず
気負う。私がコーチとなったからには絶対に勝たせて見せます...から始まる。負けてもいいや
なんて最初から考えるコーチはいなはずですし、いたとしても就任当初は気負っているはず。

表現が適切かどうかわかりませんが...、気負う。意気込みとでも言い直しましょうか。この時、
コーチの気持ちはほぼ独りよがりです。主語は“私(コーチ)”であります。選手ではない...。
独りよがりはどんどん進み、何故私が行ったことが出来ないのか...と(続きは次回に)

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