この写真を掲載するに、いささかのためらいがありましたが....。ただこれも現実。家畜も魚もこういう処理をする人がいてはじめて食べられる....。かわいそう、気持ち悪いではなくて、“ありがとう”....。いつも申し上げている事であります。これ銚子でネズミと呼ばれているサメ。一般的にはモウカザメでしょうか。何故ネズミなのか良く分かりません。浜の大先輩に聞いても、わがんねえな~。ネズミだがらネズミだっぺよ....。という事でした....。因みにネズミがいればネコもいる。ネコザメ。いずれ掲載しますが、どうみてもネズミの方が強そうです....。さてこのネズミ(以降モウカ)、まき網船の水揚げを見ていたら東北出身、知人の漁師さんがいて、ホシ食うか?...と。何ですか?と聞き返すうちにナイフが入り、心臓えぐり出してました。ホシとは心臓のことです。銚子でもカツオの心臓などをホシと呼んで食べる習慣があります。モウカのホシ。これ東北の太平洋沿岸では一般的な食べ物であり、高級珍味として珍重されているそうです。ネット販売もされているそうで...。弊社の蒲鉾製品の主原料はホシザメであります。全国各地でサメが郷土料理になったりしている。ホシザメはもともと江戸前蒲鉾の主原料....。サメなんか食べなくたって....という事でありますが、何故サメを食べるか?一言で言えば美味いから。さらに栄養が豊富だから。もっと言うと、これだけ漁獲量が減って、海外で買い負けしてるのに、近海のサメを食べないなんてもったいない。もったいない....。確かにサメは強烈な臭いを発することがあります。それは銚子港前浜にいる。という事で解決が付きました。非常に単純な事でした。水揚げ後、即座に処理する。この手間を惜しまなければ、サメは全く臭わない。しかも美味い。さらに栄養豊富。網に掛かってしまった近海魚を無駄にしなくて済む....。手間を惜しまない...言うは易しでありますが、一人、また一人とこのことを理解して下さる方々が増えてきた....。それが手間を惜しまない原動力になっております。モウカのホシ。食べてみましたが、臭うとか、気持ち悪いとか、そんなのとは全く別次元。本当に美味いです。モウカのホシは東北(太平洋沿岸・気仙沼あたり)の郷土料理の一つと聞きました。郷土料理は理にかなってます。美味くて栄養豊富。食べないのはみなさんの先入観だけかと....。
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僭越ながら、サメの情報サイトとして勝手にリンクさせていただいております。
サメ食への抵抗は、食せば変わるはずだと、実際に食べてみて思いました。
ハッとなる画像ですが、間違いなく命を頂いて生かされていると思い知らされます。
ブログ読んでコメントしたくなってしまいます しつこい様で今日はこれで最後にします
殺生 ですよね
食するために殺して命を貰ってます 私たちが生きるために・・・凄い傲慢
でも 鮫 美味しいです ナニ鮫かは判らないですがスーパーで売っていました。薄いピンク色で筋肉質のような感じの切り身でした 煮て食べました パサパサかな~と思って食べたら以外にも 美味しかった^^
私たちの命を継いでくれる生き物に 感謝してます