相変わらず、サバの水揚げが多い銚子港であります...。船籍を見ると、今までの北部太平洋だけでなく、境港、長崎、石川、愛媛...と、今まであまり見かけなかった地域からの入港船も多くなっております...。あの2ケ月はいったい何であったのか。そう思いたくなるほどの大量水揚げが続いております。これが水産業だと言われてしまえばそれまでのことですが...。さてさて、某船団の漁労長が言ってました...。あそこで網を入れるべきであった、いやあそこかな....と苦悩する...。漁船の漁労長は、網を入れる場所、タイミングを指示する最高責任者。この人の采配一つで、船の命運を左右すると言っても過言でない立場...。でもやはり人間で、時に判断を誤る...。そんな時、やってしまった後悔は日が経つにつれどんどん小さくなるが、やらなかった後悔は日の経過とともに、益々大きくなってくるものでね....と。そんな話を聞きながら、ああなるほど、何事も同じか...と思った次第であります。やらない後悔よりも、やって後悔。と良く言われますが、そこで必要な行動力、そこには窮地の気品、いわゆる勇気というやつが必要でして...。