アメリカとの同盟関係なくしては、中共や韓国と対抗することはできない。その観点からも新駐日大使にキャロライン・ケネディさんが就任したことは、心強い限りだ。アメリカの民主党政権の外交には危うさが付きまとうが、ここは日米が手を握るべきだろう。中共と韓国による日本バッシングは目に余る。敗戦国である日本が国家として身構えるのが許せない。そのために日米を分断するのに策を弄してきたのである。日本はアメリカとの同盟関係を強化するカードとして、集団的自衛権の行使を容認する方向性を打ち出した。あまりにもアメリカに依存していた安全保障上の責任を、日本も引き受けることを明確にしたのだ。これによって東アジアで覇権を狙う中共に睨みをきかせることになる。本家本元の中共は別にして、韓国までもが日本の決断を批判したことは、かえって国際社会から孤立することになった。それ以外のアジアの国々は、それを当然のこととして評価しているからだ。アメリカという国家は、日本人の武士道精神を認めている。大東亜戦争で、ジョン・F・ケネディの魚雷艇を会津人である花見弘平艦長の駆逐艦「天霧」が沈めたことは有名な話だが、そこで海に投げ出され九死に一生を得たケネディは、戦後になって下院議員や大統領となったが、サムライとして花見艦長を讃えたのだ。アメリカ人には勇者を尊敬する精神があり、昨日の敵であっても、温かく遇したのだった。ケネディ新大使には、亡き父親の日本への思いを引き継いで欲しい。駐日大使就任をきっかけに、花見艦長のことが話題になれば、日米関係の絆はもつと強まるはずだ。
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