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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

家の永続を願う日本の国柄を破壊しようとする民法改正を許すな!

2013年11月02日 | 思想家

 日本の国柄を壊そうとする動きは、絶対に阻止しなくてはならない。日本人は家を中心として御先祖様を祀ってきた民族である。それが否定されれば、日本の根本が失われたことになる。柳田國男がなぜ昭和20年の敗戦間際に『先祖の話』を世に出さなくてはならなかったかというと、それは国のために散華した者たちの魂の行き場がなくなるのを恐れたからだ。柳田には「家無くなって、よその外棚を覗き回るような状態にしておくことは、人を安らかにあの世に赴かしめる途ではなく、しかも、戦後の動揺を慰撫するの趣旨にも反すると思う」との危機感があった。あくまでも先祖はそれぞれの家で祀られるべきであり、跡取りがそれを引き受けるのである。だからこそ財産を相続する権利も手にするのだ。その大事な結びつきが失われれば、死者たちとの絆も見失われてしまう。戦後の民法の改正によって、相続にあたっては跡取りが優先されることはなくなった。それでも家を生命のように考え、その永続を願う精神が未だに日本人には脈打っている。柳田は「春毎に来る年の神を商家では福の神、農家では又御田の神だと思っている人が多い」ことに注目し、「此神をねんごろに祭れば、家が安泰に富み栄え、殊に家督や畠が十分にその生産力を発揮するものと信じられ、且つその感応を各家が実験して居たらしいことで、是ほど数多くの又利害の必ずしも一致しない家々の為に、一つ一つの庇護支援を与え得る神といえば先祖の霊を外にしてはそうたくさんはあり得なかったろうと思う」との見方を示したのだった。婚外子の遺産相続を摘出子と同等にする民法改正を行うことは、日本人の素朴な信仰心と倫理を破壊することであり、断じて認めるわけにはいかない。

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オバマの「尖閣諸島は日本の領土」の一言で中共の侵略は阻止できる!

2013年11月02日 | 安全保障

 ようやくアメリカのマスコミも深刻さに気付いたのだろう。11月1日付のウォールストリート・ジャーナルが尖閣諸島は日本の領土であることを、オバマ大統領が明確に表明するように求めた。このままでは中共による侵略の可能性があり、血が流されることになるだろう。それを防ぐにはアメリカが日本を擁護する意思を明らかにすればいいのであり、それによって決着が付くのだ。その覚悟を示さないから混乱が生じているのである。歴史的な経過からしても、アメリカが沖縄を日本に返還した時点で、尖閣諸島も同じ扱いを受けており、その事実を確認すればいいのである。国内が統治しきれなくなっている中共は、必ずや日本に対してちょっかいを出してくるに違いない。すでにその兆候は表れている。東アジアの軍事情勢からしても、アメリカの第七艦隊と一戦を交える勇気は中共にはない。しかし、いかに口で尖閣諸島を安保の適用内だとコメントしても、領土についての見解をハッキリさせなければ、中共はそこに付け込んでくるのである。覇権国家として領土的野心を隠さない中共は、東南アジアからも総スカンである。その一方で日本は、安全保障上も東南アジアとの絆を強化してきている。オバマ政権の優柔不断な対応が現在の危機を招いているのである。日本自体も防衛力を強化すべきだろうが、アメリカが断固たる決意を示すべきだろう。中共に気兼ねしてそれができないならば、同盟国は離れて行かざるを得ないし、日本サイドから安保見直し論が出てくるだろう。オバマ大統領のたった一言で、中共の侵略を思いとどまらせることができるのである。

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