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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

老マルキスト菅孝行に反天皇論を書かせた朝日新聞を嗤う!

2019年10月26日 | 思想家

朝日新聞も落ちたものである。朝日新聞の言論サイトである10月22日付の「論座」に、老マルキストの菅孝行が書いているからである。80歳を過ぎた菅に書く場所を与えたのは、天皇陛下の存在を快く思っていないからだろう。老体となった菅に登場願うのは、自分たちの意見を代弁してくれる者たちがいなくなったからだろう▼菅の文章の題名は「天皇制と闘うとはどういくことか 融通無碍な鈍感さを許さない政治的・歴史的想像力を奪還する」であった。天皇論で飯を食ってきただけに、そのテーマから離れられないのだろう。かいつまんで整理すると、近代国家の支配の形式は、菅によれば市場原理、法の正当性を根拠とする統治、支配の正当性の内面化の3つがある。菅が問題視するのはその最後であり、現在でも我が国が「君主制国家」であるのは、アメリカの占領政策があったからだと結論付ける。東西冷戦を予測して日本国民の疑問を抑え込んだというのだ▼この程度の議論で「天皇制」をなくすことなどできるわけがない。菅自身が網野義彦との「民の生活と天皇の関係を問う」(『モグラ叩き時代のマルキシズム』)をテーマにした対談で、天皇の存在が民衆のなかに息づいているのを認めたではないか。それを打破するには吉本隆明ではないが、並大抵のことではないのである。オールドメディアの朝日新聞は、菅が過去の人であることをどうして理解できないのだろう。老マルキストの繰り言に付き合うのは、一握りの極左だけなのである。

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安倍首相の側近人事は野党に攻撃の材料を与えるだけだ!

2019年10月26日 | 政局

安倍首相は昨日、菅原一秀経産相を更迭した。憲法改正を実現するためには「泣いて馬謖を斬る」のは当然であり、おたおたすべきではないのである。疑惑を持たれるような人物を大臣にするのは、事前の身体検査がいい加減だからである。ここにきて長期政権の緩みが出てきたのではないだろうか▼今回の場合は、菅官房長官が入閣を働きかけたといわれるが、お友達の身内で固めようとするからとんでもない人事になるのである。秘書が香典を配っていたというのが発覚したわけで、明らかに公職選挙法違反の疑いがある。そうでなくても、日本維新の会以外の野党は、国会での審議を妨害したいのである。まともな政策論争ではかなわないから、スチャンダルで安倍内閣を追い詰めようとしているのだ。未だにモリカケにこだわっているのは、それ位しか攻撃の材料がないからである▼当選回数に応じて順送りで大臣にするというのは、今のような危機的状況下では許されることではない。そうでなくても、安倍首相に対しての批判は保守派でも強まっている。消費増税や移民政策の推進、来春に習近平を国賓として日本に招待することに関しては、保守派が猛反発している。さらに輪をかけて首にせざるを得ないような政治家を大臣にするのでは、人心は離れてしまう。なぜ多くの国民に支持されてきたのか、その点を安倍首相は肝に銘じて日本丸の舵取りをすべきなのである。

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