草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

渡辺善美代表の8億円疑惑でみんなの党は沈没か!

2014年03月28日 | 政局

 政治家と金の問題はつきものだが、発覚すれば国会議員を辞めるしかなくなる。あれほど威勢がよかった、みんなの党の渡辺善美代表が絶対絶命のピンチに立たされている、テレビのCMでお馴染のDHCの会長とやらから、平成22年の参議院選挙前に3億円、平成24年の衆議院選挙前に5億円を借り入れたのだという。明らかに選挙で使用した疑いが持たれている。今日は東京の市民団体の代表が公職選挙法違反などで、東京地検特捜部に告発状を提出した。すでに渡辺氏は借りた事実は認めており、問題はどこにそれを使ったかである。あくまでも純粋に個人的な借り入れとしているが、選挙前で説得力に乏しいものがある。みんなの党は年間20億円の政党助成金を受けている。不明朗な会計は断じて許されないだろう。そして、渡辺代表がそれをどこに配ったのか、国民に対して説明する責任がある。急ごしらえの政党で、よくぞ戦ったという思いがあったが、やっぱり裏では金が動いていたのだ。渡辺代表は公務員制度改革などで、急先鋒であった。しかしながら、選挙では政策よりも金だというのを熟知していたのだろう。渡辺代表と関係があった国会議員は、みんなの党に残っている人間ばかりでなく、日本維新の会に移ったメンバーもいる。それらの取り調べも徹底して行われるべきだ。それによって政界が混乱しても、最後まで捜査は続けられるべきだ。政界を刷新するとか、改革することか言っても、口と実際は大きく違っていたのである。弁舌がさわやかであっただけに、裏切られた思いがするのは私だけだろうか。

 

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まだまだ目が離せない台湾の学生たちの立法院占拠!

2014年03月28日 | 国際問題

 台湾の学生たちの立法院の占拠は今も続いており、大手動画サイト「ニコニコ動画」で24時間体制で生中継されている。日本のマスコミは過去の出来事にしようとしているが、依然として緊張した状態に変わりはない。多くの日本人がマスコミの報道を介さず、その動画によって現地からの情報を共有している。そんなことがかつてあっただろうか。ネットは新しい世界を切り拓きつつあるのだ。24日未明には警官隊によって学生たちへの暴行があったが、それもまたネットで世界中に流された。また、台湾滞在中の佐藤学氏の「台湾情報」は、日本のブログ発信のアクセス数でトップになったりしている。もはや力によって抑え込むことは難しくなってきているのだ。ここまで占拠が長期にわたっているのは、台湾人の圧倒的な支持を得ているからだ。立法院内には医療スタッフが常駐し、現場には水や食糧がどんどん届けられている。ようやく馬英九総統は、学生たちとの話し合いに応じる意向を示した。しかし、学生たちは総督府前での公開討論を主張しているという。今後の展開がどうなるかは、まったく予断を許さない。立法院では与党の国民党が多数を占めている。学生たちがいなくなれば、「サービス貿易協定」は可決されてしまうのである。そこまで台湾の学生たちを駆り立てているのは、経済的に中共へ支配されることへの抵抗だけではない。人間として譲ることができない、自由と民主主義が奪われるかどうかなのである。中共帝国主義への警戒心がまずあるのだ。それを論じなくては、学生たちの気持ちを理解したことにはならないのである。

 

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