草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ユダヤ人の迫害は一神教の近親憎悪から生まれた!

2014年03月02日 | 政局

 イスラエルは中共や韓国と違って冷静である。日本人が多くのユダヤ人が助けたことを知っているからだ。元駐リトアニア領事代理の故杉原千畝のことを知るイスラエル人も少なくない。アンネフランクの関係する本が大量に破られた事件は、まだ捜査途中であり、コメントをすべきではないと思う。しかし、そんなことをして誰が得をするのか、ということも考えてみるべきだ。韓国が主張する「従軍慰安婦問題」なるものを、ナチスのユダヤ人虐殺と一緒にする勢力に利用されるのは分かり切っている。日本の保守系団体がそれを行なうことは、まずあり得ない。キリスト教徒にとっては、ユダヤ人はイエスを死に至らしめた張本人なのである。日本人はそうした憎しみとはまったく無縁である。私の若い頃のベストセラーにイザヤベンダサンの『日本人とユダヤ人』があった。そこで書かれているのは、ユダヤ人に学ぼうとする日本人の謙虚さであった。日本人は排外主義的な争いを好まない。選ばれた民という考え方は、まったく理解できないのである。死ねば誰でもが仏様になるからだ。杉原千畝のような日本人が存在したのも、そうした信仰があったためで、それは日本人の多くに共通する。韓国での反日のデモ隊が、安倍首相の写真と一緒にアンネフランクの顔写真を破いていた。そんなことを日本人は絶対にしないのである。思わせぶりなパフォーマンスによって、日本を世界から孤立させようとしても、それは無駄でしかない。日本人のみがユダヤ人を保護し、できれば満州の地に国家までつくってやろうとしたのだから。

 

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幕末や明治初期のように外圧に対しては国民が心を一つにすべきだ!

2014年03月02日 | 国際問題

 日本が大変なことになっているのは、日本人自身がどうしていいか分からなくっているからだ。それがもっとも深刻なのである。世界に向かって、自らの非をあげつらえば、それで許してもらえると思っていたのに、予想に反して袋叩きに遭っている。ありもしない過去の歴史まで蒸し返され、賠償を請求されたり、肩身の狭い思いをしたりで、かえって反発をされている。世界中のどこの国であっても、国益を重視しており、簡単には妥協しない。しかし、人のよい日本人は、それでどんどん追い詰められてしまったのだ。あまりにも中共や韓国、さらにはアメリカの仕打ちが酷いので、最近になって日本人のナショナリズムにも火が付いてきた。日本人だというので、唾を吐きかけられたり、苛められたりするのは、まさしく民族差別以外の何物でもない。外圧に抗するには、イデオロギーを超えて結束するしかない。幕末期から明治の初めまで、日本の土台が揺るがなかったのは、保田與重郎が指摘するように「政権の勝敗と関係なく、國民が各自に於て、心を一つにして、國の運命を荷つてゐたからである。維新の外憂を經驗した人々の當然の考へ方で」(『日本の文學史』)あったからだ。国家の運命を荷なうというのは、外国勢力に付け込む隙を与えないということだ。自虐史観が横行したために、日本人は自分の手で自分の首を締めてしまったのである。摩擦を恐れず国家意思を表明している安倍政権は、その意味では立派である。それをバックアップするためにも、日本人は心を一つにすべきだろう。ここで膝を屈したのでは、同じことの繰り返しなのである。

 

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