草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今こそ会津藩の子孫たちのように父祖の汚名をそそぐべきだ!

2014年03月15日 | 祖国日本を救う運動

 会津藩の子孫の願いは、自分たちの先祖の汚名をそそぐことであった。それなくして、死者を弔うことはできないからだ。それは苦難の歴史でもあったが、それを成し遂げたのである。その一途さは、会津人だけのものであろうか。大東亜戦争を戦い抜いた者たちの子や孫もまた、父祖たちの悔しい思いを忘れるべきではないだろう。戦争には負けたとしても、アメリカなどに一方的に断罪されるものではなかった。広島や長崎の原爆や、東京空襲などのように、無差別に無辜な民衆を殺戮するのを正当化するものではなかった。会津藩の子孫たちは、孝明天皇の死と「倒幕の密勅」に疑問を抱き、それを公然と口にした。どこで歴史の歯車が狂ったかを検証するなかで、それも問題視したのである。会津の郷土史家宮崎十三八は『会津人の書く戊辰戦争』において、あえて「私の曽祖父は戊辰戦争の敗戦で生涯苦しみ、その実弟二人は賊軍として非業の最期を遂げた。少なくともこの二つが確証された今、会津藩と私たちの祖先の名誉は何らかの形で回復されねばならない」と書いたのである。それと同じ気持ちに、平成の日本人はなってきているのではないだろうか。真珠湾攻撃が日本の奇襲ではなく、事前にアメリカが知っていたのは有名な話である。さらに、アメリカが戦争前から中国に肩入れしていたことも事実である。かつての会津人がそうであったように、平成の世の日本人は、父祖の汚名をそそぐべきなのである。

 

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一歩後退二歩前進の決意で安倍首相は外圧に抗すべきだ!

2014年03月15日 | 国際問題

 敗者としての日本を二度と立ち上がれないようにするために、戦後の一時期、アメリカは手段を選ばなかった。日本バッシングを強める中共や韓国は、それを熟知しているから、アメリカと組むことで、日本を孤立させようと必死である。オバマ政権の優柔不断さもあって、それは功を奏しつつある。その流れのなかで、安倍晋三首相もやむなく政策的な軌道修正を強いられている。昨日の参議院予算委員会で、「従軍慰安婦問題」の根拠ともなった河野談話についての有村治子自民党参議院議員の質問に対して、安倍首相は「安倍内閣で見直すことは考えていない」と答弁した。4月のオバマ大統領の訪日の前に、韓国との関係をこれ以上悪化させたくないので、あえて言葉を選んだのだろう。しかし、ここで忘れてはならないのは、ようやく日本は占領軍によって奪われた歴史を取り戻そうとしており、逆戻りはできないということだ。安倍首相は日本丸の舵取りをしており、短期長期の見通しで外交を行なっているのだろう。戦略的にみれば、ここで韓国と激しくやり合えば、相手の思う壺である。それよりは韓国の国内事情で、日韓首脳会談が実現できなかったことを、世界に知ってもらった方がいいからだ。日本国民は中共や韓国、さらにそこに擦り寄るアメリカに対して、かつてない不信感を抱いている。アメリカとの従属的な関係から、独立国家へと一歩踏み出すことを望んでいる。日本国民の生存と安全をアメリカに委ねてきた過去と決別せずして、日本の未来はないのである。外交的な配慮は欠かせないにしても、安倍首相はそのための捨て石となるべきだ。一歩後退二歩前進しかできないとしても。

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