草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

オバマ大統領夫人が娘と母親を連れて訪中する米中蜜月を嗤う!

2014年03月20日 | 国際問題

 私が何度も言っているように、アメリカが腰砕けであれば、中共は帝国主義的政策を前面に押し出してくる。ウクライナをめぐっては、日本にとっては他人事ではないのだ。自民党の町村信孝元外相が今日の町村派の総会において、「中国はとく米国がどう動くか一生懸命に見ている。大した動きがないとなれば、すぐに尖閣に武力で出てくる」との見解を示した。多くのマスコミがその危険性は報道しないから、国民の多くが高をくくっているが、実際はそんなものではない。アメリカはロシアとのことで手一杯である。東アジアはどうでもよくなっている。ミシェルオバマ大統領婦人は19日から一週間の日程で中共を訪問することになっており、アメリカと中共との蜜月ぶりを見せつけようとしている。しかも、二人の娘と母親を連れてである。 習近平国家主席の彭麗媛夫人から歓待を受けるのは確実で、家族の付き合いをすることで、両国の絆を強固にしたいのだろう。アメリカがそんなことをしてるからウクライナが大変な目に遭っているのであり、今度は日本がとばっちりを受ける番である。日米の同盟関係はどうなってしまったのだろう。集団手的自衛権行使容認の問題を前に進めなければ、中共はこれ幸いと攻めてくるだろう。日本は自衛隊だけでどこまで尖閣諸島を死守できるかだ。現時点では自衛隊の力が上回っているといわれるが、それだって限界がある。日本は防衛力は増強させて、中共の侵略の野望を打ち砕かなければならない。それには何が必要か議論すべきときではないだろうか。

 

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武力なくしては主権も平和も維持できないのが国際社会の現実だ!

2014年03月20日 | 国際問題

 世界は今もなお暴力が支配しているのである。ウクライナへ軍事介入したロシアは、クリミアを併合する動きを加速させている。これに対して、クリミアでのウクライナ軍は守勢に立たされている。クリミアはロシア系住民が多く住み、その支持を受けているとはいえ、欧米の反発を覚悟してプーチン大統領は決断したのだろう。日本において憲法9条にこだわったり、集団的自衛権の行使容認に反対する勢力は、どのように考えているのだろう。しかも、中共はロシアを支持する交換条件として、尖閣諸島への中共への帰属を持ちだしてきている。つまり、自国の都合で国際社会のルールを勝手に変えられるのである。カール・シュミットの『攻撃戦争論』(新田邦夫訳)によれば、「攻撃戦争」について「一国による他国の主権、領土保全もしくは政治的独立に対する、または国際連合憲章と両立しないその他の方法の武力の行使」といった定義はあったとしても、国際的に犯罪とみなすことはかなり困難なのである。勝てば官軍ということになり、東京裁判ですら、正当化されてしまった経過がある。プーチン大統領をいくらオバマ大統領が弾劾しても、それは後の祭りである。力には力で対抗するしかないからだ。日本領の竹島にしても、韓国軍が一方的に占拠したことで、既成事実化が進んでしまった。日本がそのときに武力行使が可能であったならば、そうした事態は未然に阻止できた。お花畑の観念論者は、勝手な願望が実現すると思い込んでいるのだから、手が付けられない。平和を維持するには、それなりの力が求められるのである。

 

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