草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

プーチン大統領の嘘を批判するだけのアメリカ国務省を嗤う!

2014年03月06日 | 国際問題

 アメリカの国務省が考えられない声明を出した。ロシアのプーチン大統領が嘘を吐いていると、必死になって批判をしているのである。力でやってくる相手には、力で対抗すべきである。そんなことでは、同盟国がそっぽを向くのもあたりまだ。ロシアはウクライナとかつて一体であったわけで、地域によってはロシアに近い国民もいる。その保護を名目にして、軍事介入をするのは予想されたことだ。何の手も打たなかったくせに、そんな声明一つで、ロシアの行動を思いとどまらせることはできるわけがない。オバマ政権になってから、アメリカのやっていることは、場当たり的である。同盟国である日本に対して、安倍首相の靖国神社参拝の問題でクレームを付けたり、中共に擦り寄ってみたりで、理解に苦しむことばかりだ。ウクライナについても、それと一緒である。もうアメリカは信用できないので、ドイツは直接ロシアとの交渉に乗り出している。一国の大統領、しかも、超大国アメリカの指導者が、あまりにもオタオタし過ぎである。それと比べると、プーチンは腰が据わっている。彼のやっていることを正当化するつもりはないが、ここぞというときには、大胆に勝負に出る。修羅場を何度もくぐりぬけてきた人間らしい。日本はアメリカに引きずられるのではなく、独自の歩みをすべきだろう。頼りにならない国に依存していては、国際社会では生きてはいけないからだ。これまでの歴史を振り返っても、正義はそれぞれの国々によってバラバラであった。それを承知でアメリカがプーチン大統領の嘘を言いたてるのは、自分たちの不甲斐なさを正当化したいからだろう。情けないことこの上ない。

 

 

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「右傾化」にいら立つ田原総一朗の戯言を嗤う!

2014年03月06日 | 思想家

 サヨクの田原総一朗が自分を「リベラル」と言っているのにはビックリした。所詮は売文業者で、時流に棹をさしてきただけではないか。にもかかわらず、偉そうなことを口にすべきではないのである。70年代は極左に加担し、それが色あせたらば、テレビのキャスターとして政治改革を煽り、さらには新自由主義の構造改革にも賛同し、一貫して改革を叫んできたのではなかったか。進歩的文化人の後塵を拝し、その遺産で食いつないできたのではなかったか。未だかつて保守に与したことはない。その田原が、今度は「日本の右傾化の流れを止めたい」のだそうだ。週刊朝日の3月14日号に「右傾化は断固阻止。ジャーナリズムは独立せよ」の一文を投稿したもので、まるでアジビラのレベルである。その自己弁護が酷すぎる。若いときは左からの揺さぶりを行なって失敗したから、今度は若い世代の右からの揺さぶりを警戒するのだという。国家権力と対決するために、言論・表現の自由を駆使するのだそうだ。吠えまくっているわりには、それに対抗する策があるわけでもなく、最後の結論は「しかし、いくら私がこのように叫び立てても、若い世代は聞く耳も持ってくれないのではないか」と敗北を認めている。月刊誌「潮」あたりに執筆して、創価学会の意向に反したことが書けない人間が、大口をたたくべきではない。言論人ほどいかがわしい種族はない。金さえもらえれば何でもありなのである。正論を堂々と述べられるのは、それを飯の種にしていない人間だけだ。ネットの方がまともなのはそのせいなのである。

 

 

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