世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。
あなたにとってクリスマスの喜びとは何ですか? イエス・キリストの誕生は、数百年に渡って預言されていました。 当時ローマに支配されていたイスラエルの民は、かつて繁栄を誇ったダビデ王・ソロモン王の時代を取り戻し国を再興してくれる王の誕生を待ち望んでいました。 しかし神様はそんな人々の思いを遥かに超える、まことの王をお与えくださいました。 それは、私たちに真の平安と勝利を与えてくださる王です。
旧約聖書のイザヤ書では、この王の誕生について次のように預言されています。
「エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。この方は主を恐れることを喜び、その目の見るところによってさばかず、その耳の聞くところによって判決を下さず、正義をもって寄るべのない者をさばき、公正をもって国の貧しい者のために判決を下し、・・・」(イザヤ書 11章1~4節より)と。
真の知恵に満ち、神様を正しく恐れ従う、まことの王がダビデ王の家系から誕生する。 そしてこのまことの王は貧しい人々に本当の正義と慰めをもたらし、すべての国に正しい支配と平和をもたらす、というのです。
そしてその通りに、まことの王イエス・キリストが誕生しました。 このお方は、まことの王であるにも関わらず、きらびやかな王宮ではなく小さな町ベツレヘムの、それも家畜小屋で誕生されたのです。 また最初にこの王の誕生を祝ったのは、当時貧しいとされていた羊飼い ---羊を飼っている人たち--- でした。
近付きがたい王ではなく、すべての人が近付くことのできる王として生まれてくださったイエス・キリスト。 この方はあなたを愛し、あなたのために正義を行い、あなたの心に慰めと力をお与えくださいます。
クリスマスの喜びとは、このまことの王の誕生を喜ぶことです。 あなたも今年のクリスマスはぜひ教会にお出かけください。 そしてこのまことの王であるイエス・キリストの誕生を御一緒にお祝いしましょう。
それではまた聴いてください。
(PBA制作「世の光」2008.12.19放送でのお話しより)
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