世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「聖書の預言」です。
それでは聖書の中の創世記3章15節から読んでみましょう。
「わたしは、おまえと女との間に、また、おまえの子孫と女の子孫との間に、敵意を置く。彼は、おまえの頭を踏み砕き、おまえは、彼のかかとにかみつく。」
今年私は新約聖書の最初から毎朝1章づつ読んでメッセージを作り、これを自分のブログに立ち上げることをしてきました。 果たしてこんなことが続くだろうかと思いながらも、とうとう9月末には新約聖書を全部読み終わり、今は旧約聖書に入っています。
それで新約聖書というのは、やはり御自分がお造りになった世界に来られたイエス・キリストについて書いている。 イエス・キリストについてその十字架と復活のいのちの祝福について書いている。 そこが中心のメッセージであるなあと思わされました。
そして新約聖書を読み終わってから旧約聖書を読み始めてみると、何と旧約聖書の至る所にイエスについて語りかけてくる箇所がたくさん散りばめられていることに改めて気付かされる所がありました。
今日読んだ箇所もその一つであり、一般にキリスト教の世界では原始福音と呼ばれているものです。 つまり最も始めにイエスについての良き知らせが語られている箇所であるという訳です。
アダムとエバが神に背いて罪を犯した時に、神はさばきを宣告されました。 その際に神はアダムとエバを騙した蛇に対してもさばきを宣告しています。 それは女の子孫つまりイエス・キリストが蛇の頭を踏み砕き滅ぼしてしまうというものです。 そこにイエスの罪と悪に対する勝利が預言されているのです。
使徒パウロは言いました。
「しかし、神に感謝すべきです。神は、私たちの主イエス・キリストによって、私たちに勝利を与えてくださいました。」(コリント人への手紙第一 15章57節)
イエスは悪やサタンに対して、また人間の最終的な敵である死に対してもすべてのものに勝利を与えてくださるお方です。
聖書を読む中でイエスの勝利の力・救いの力について知っていただきたいと思います。
(PBA制作「世の光」2008.12.18放送でのお話しより)
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