世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
えー、この時期になるとよく言われることばですけども、本当に今年も残り少なくなりました。 その残り少ない日をですね、有効に意味ある時として過ごしたいなあというふうに思います。
私たち少なくとも三つのことがそこには必要なことかなあというふうに思わされます。 一つはやっぱり一年間を振り返っていろんなことがありました。 個人的にも、または社会的にもいや世界的にもというようなことではありますけども、しかし聖歌の中に「数えてみよ主の恵み、ひとつずつ」(聖歌 604番 / 新聖歌 172番 「望みも消え行くまでに」)ということばがありますけれども、やはり神様が私たち一人ひとりになしてくださったその恵みはやっぱり数えてみれば幾つも幾つもあるはずで、そのことをですね、なにげなしに終わってしまうというふうなことは申し訳ないことだと思いますね。 数えてみたら数え切れないほどの神様からの恵みがあった。
すべての恵みを忘れるなかれ(詩篇 103篇2節参照 )、ということばがありますけれども、その恵みというのは必ずしも自分にとっていいことばっかりというのではなくって、英語の聖書でベネフィットということばが使われていますけれども、ベネフィットというのはあなたにとって益であったこと。 私たちは自分の思う通りでなかったとしても神様はいつでも私たちにとって最善のことをしてくださった、その一つひとつのことを思い出して感謝をしたい。
二つめのことは、やっぱり反省すべきことが幾つもあるのではないかな、ということですよね。 考えてみましたら、年の始めに自分が決心したり今年はこうでありたいと願ったことをもしチェックしてみますならば、あれもこれも不十分であったことがたくさんあったに違いない。二度と繰り返してはならないようなことをついしてしまったということもあったかもしれない。 そうしたことがらをそのままにして新しい年を迎えるということは、また同じことの繰り返しを重ねることになるかもしれないことを思います時に、きちんと反省すべきものは反省する。
そして「あなたの神と会う備えをしなさい」(アモス書 4章12節参照) 備えをするということが大切だと思います。 新しい年を迎えるにふさわしく、私たちは新しい年を迎えてからあれやこれや考えるのではなくって、その前に備えをする。 私たちは何よりも本当に身辺を整理し、神様の前に心を整理して、神様とちゃんとお会いすることができる、そして神様の導きに従って歩み出すことができる。 そういう意味で神と会う備えをする、それがこの時、大事なことだなというふうに思わされます。
( PBA制作「世の光」2008.12.29放送でのお話しより)
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