世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。
えー、イエス・キリストっていう方は本当に不思議な方だと思いますねえ。 私たちがこの地上に生を受けても、私たちが生まれるずうっと前に私たちのことについて予告されていたというそんな記録ってありませんよねえ、イエス・キリスト以外に。キリストが生まれる何百年も前に、どういう生まれ方をして、それはどういう方で、どういうことをして、どういう死に方をするか、それはどういう意味を持つのかとかですね、そのことが予告されていた訳ですねえ。
その一つに、イザヤ書の9章という所にこういうことばがあります。
ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。 (9章6節)
これはイザヤという預言者を通して、キリストが生まれる700年くらい前に予告されていたことばなんですね。
「その名は」というのは、「その名」というのは、名は体を表すという言い方もありますけれども、この地上に救い主として誕生する男の子、そのイエス・キリストというお方の性格・性質、働き・役割、そうした意味を持っているんですね。
で、そこには「不思議な助言者」というふうにありますけれども、これは英語の聖書ではワンダフル・カウンセラーというふうな言い方がありますけども、今はカウンセラー流行りでありますが、イエス・キリストこそが私たちに適切な助言を与え、そして解決を与えてくださる答えを与えてくださる不思議な助言者。
「力ある神」・・・私たちの問題に対して神様が全能の力をもって私たちに答えてくださる、このイエス・キリストは力ある神でいらっしゃるということ。
「永遠の父」という言い方がありますけども、神の子でありながら父という表現。それは私たちに養いを与え、守りを与え、導きを与えてくださる所のお方というふうな、そのお方は永遠に変わらないお方だという意味がありますね。
そして「平和の君と呼ばれる」・・・私たちの心の中に本当の安らぎを与え、平和をもたらしてくださる所のその元となってくださるお方がこの救い主だということなんですね。
クリスマスに私たちはこのキリストを迎えるということは、このような不思議な助言者・力ある神・永遠の父・平和の君と言われるお方を心に迎えるということなんですねえ。 そのことを覚えたいと思います。
( PBA制作「世の光」2008.12.17放送でのお話しより )
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