世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 原田憲夫です。
今のイスラエルの北部にガリラヤ湖という湖があります。 そこにカペナウムという小さな町がありました。 キリストはこのカペナウムのシモンとアンデレの家を拠点として活動されました。
ある日、そのシモンの家へ行きますと、シモンの姑(しゅうとめ)が熱病で床についていました。 誰から世話してもらわなければ動くこともできない状態でした。
こういうことは誰でも経験することではないでしょうか。 ただ、ふっと思うんです。 私たちって、この時の熱病のように、何かに縛られて身動きできないことはあるのではないでしょうか。 思いがけない病気、金銭のトラブル、そんな時途方に暮れてしまいますよね。
この姑はどうなったでしょう。 周りにいた人達がすぐにキリストに知らせました。 そこにキリストは来てくださいました。
マルコの福音書1章31節
「イエスは、彼女に近寄り、その手を取って起こされた。」
キリストは困った人を目の当たりにすると、憐れみの心を動かされるのです。 私たちのように途方に暮れたり逃げ出したりはしません。 いつでも近寄り、困っている人の手を取って助けられるのです。 困った人がいると御自分を与えられるのです。 キリストにとって人を愛するとは、その人に仕えることであり、その人に自分を与えることでした。
この癒された姑はどうしたでしょう。 「彼女は彼らをもてなした。」(マルコの福音書1章31節)とあります。 この「もてなす」ということばは「仕える」とも訳されます。 喜びは感謝となって、今度は自分が他の人に仕える行動を取るようになるんですね。
どんなに身動きできない人生であっても、キリストによって変わることができるのです。 キリストは言われました。 「人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。」 マルコの福音書 10章45節
あなたもこのキリストのことばを聞きに、ぜひキリスト教会へ行ってみてください。
( PBA制作「世の光」2008.12.13放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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