世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。
今年は、私も私の家内も地上での親との別れを経験しました。 一月には家内の父が、そして九月には私の母が、それぞれ天に帰りました。 二人ともクリスチャンでした。 キリストにある救いを与えられ、平安の中、神様のみもとに召されて行きました。 地上での別れの寂しさは確かにありますが、天国が近く感じる喜びもあるのです。 神様にある人との繋がり・交わりというのは本当に不思議ですねえ。 年代や国籍・時間をも越えた豊かな広がりがあり、永遠の交わりがあることが聖書に約束されています。
母の葬儀の時、牧師がこう語りました。 「キリスト教の葬儀は礼拝だ、と言われます。 夫は妻を与えてくださった神様を礼拝し、子どもたちは優しい母を与えてくださった神様を礼拝するのです。 そして本人もまた神様の前に出て永遠の礼拝に参加しているのです。」と。 その時、地上にいる私たちと、天の御国にいる母が一緒に神様を礼拝している姿が私の心に浮かびました。 神様にある家族の繋がり・人との交わり、それは本当に素晴らしい経験でした。
神様からの救いを受けて天の御国に戻った人たちのことについて聖書はこう語っています。
「彼らはもはや、飢えることもなく、渇くこともなく、太陽もどんな炎熱も彼らを打つことはありません。なぜなら、御座の正面におられる小羊が、彼らの牧者となり、いのちの水の泉に導いてくださるからです。また、神は彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださるのです。」(黙示録 7章16、17節)と。
この小羊とはイエス・キリストのことです。 この方が、イエス・キリストを信じ天に戻った人々の悲しみも涙もすべてを拭い取り、苦しみや痛みから解き放ち、いのちの水の泉に導いてくださるのです。 その道はあなたにも用意されています。 あなたがこの地上の生涯を終える時、そこにはいのちの水の泉が用意されているのです。 あなたもこの約束を信じ、祝福の交わりの中へと御一緒しませんか? 死を恐れる必要のない永遠のいのちがあなたを待っているのです。
それではまた聴いてください。
(PBA制作「世の光」2008.12.05放送でのお話しより)
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。